日本を代表するクレジットカード会社、三井住友カード。
その中でもポピュラーなプロパーカード(直発行カード)は次の11種類。
- 三井住友カード
(一般カード ) - 三井住友アミティエカード
(女性向けカード ※新規募集を終了いたしました) - 三井住友カード ゴールド
(一般カードの上位) - 三井住友プラチナカード
(ザ・プレミアの上位) - 三井住友カードデビュープラス
(18〜25歳限定) - 三井住友カード プライムゴールド
(20代限定のゴールドカード) - 三井住友エグゼクティブカード
(一般カード+α※新規募集を終了いたしました) - 三井住友カードエブリプラス
(リボ払い専用カード) - 三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシックカード
(一般カード+法人・個人事業主用カード) - 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード
(ゴールドカード+法人・個人事業主用カード) - 三井住友ビジネスカードfor Ownersプラチナカード
(プラチナカード+法人・個人事業主用カード)
このページでは三井住友カード11種類(個人向け8枚+法人向け3枚)それぞれの特徴を解説して比較しました。
あなたにぴったりな三井住友カードがきっと見つかりますよ!
三井住友VISAカード8種類
まずは法人カードを除く8種類の三井住友プロパーカードを一枚ずつチェックしていきましょう。
1.三井住友カード(標準的なカード)
- メリット
- デメリット
- 信頼度が高く一般カードの中では高いステータス性
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- 学生は在学中はずっと年会費無料
- ポイントUPモール経由の買い物で最大20倍のポイント
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Payなどキャッシュレス決済にも強い
- 裏面に顔写真を入れられたり、ネットショッピングの認証など強固なセキュリティ
- 基本ポイント還元率は0.5%と低め
- よく理解せずにリボ払いの罠に陥りやすい
- 国内の旅行保険は付帯していない
- ETCカードや家族カードは、二年目以降は年に一度も使わないと年会費がかかる(初年度は無料)
三井住友カードの中で最もスタンダードなカード、それが「三井住友カード(旧クラシックカード)」です。
実は「VISAカード=三井住友カード」と思ってしまっている人も多く、それほど強烈なマインドシェアを獲得して確固たるブランド地位を持つ一枚ですね。
カードの機能は必要最低限ですが、クラシック→ゴールド→プラチナと三井住友の上位カードを目指すなら、まずはこのカードからです。
ランキング9位の人気カード
クレマイが独自に行ったアンケート調査では三井住友クラシックは「人気ランキング(総合)」で9位にランクイン。

信頼感のある印象どおり、40代・50代に所有者が多い傾向がありました。
一般カードの中でも審査は比較的厳しめで異彩を放つカードですが、それだけに「一人前の社会人なら三井住友VISAカードでしょ!」と考える人も多いということでしょうね。
クラシックカードAもある
「三井住友クラシックAカード」という、通常のクラシックカードの兄貴分的なカードもあります。
両者の違いは、年会費と旅行保険のみ。その他のサービスは全く同じです。(申し込み画面も同じ)
三井住友VISA クラシックカード |
三井住友VISA クラシックカードA |
|
---|---|---|
年会費 | 1,375円 | 1,650円 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,500万円 |
国内旅行保険 | なし | 最高2,500万円 |
年会費も250円しか変わらないので、海外旅行・出張が多い場合は旅行保険が充実しているクラシックカードAを発行するのがおすすめです。
2.三井住友アミティエカード(女性向け)
※新規募集を終了いたしました
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
1,250円 | 1,250円 | 0.50~2.50% |
- ゴールド、プラチナと育てていきたい
- セキュリティーの高いカードが欲しい
- iDを使いたい
- 三井住友カードの発行を検討している女性
- メリット
- デメリット
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- 学生は在学中はずっと年会費無料
- 携帯料金の支払いでポイント2倍(1.0%になる)
- ポイントUPモール経由の買い物で最大20倍のポイント
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Payなどキャッシュレス決済にも強い
- 海外、国内旅行保険が自動付帯(三井住友クラシックよりも充実)
- 基本ポイント還元率は0.5%と低め
- よく理解せずにリボ払いの罠に陥りやすい
- ETCカードは、二年目以降は年に一度も使わないと年会費がかかる(初年度は無料)
- 券面デザインも女性向けなので男性には向かない
女性向けの三井住友VISAアミティエカード。
年会費はクラシックカードと同じながら、旅行保険はクラシックカードAと同じく国内外最高2,500万。
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|
---|---|---|
年会費 | 1,375円 | 1,375円 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,500万円 |
国内旅行保険 | なし | 最高2,500万円 |
その他のサービスはほとんどクラシックカードと同じ(むしろそれ以上)なので、女性なら絶対にアミティエカードが得です。
3.三井住友カード ゴールド(人気カード)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 11,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- キャッシュレス決済もよく使う
- 大手の信頼あるステータスカードを持ちたい
- なるべく早くゴールドカードを発行したい
- メリット
- デメリット
- ゴールドカードの中でも社会的信用、ステータスが高い
- 国内の主要空港ラウンジを利用可(同伴者も1名まで無料)
- 海外、国内の旅行保険が自動付帯
- Reluxでのホテル予約が初回 7%OFF、2回目以降 5%OFF
- 医師にいつでも無料で健康相談ができる
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Pay、VISA タッチ決済などキャッシュレス決済も充実
- 30歳以上限定で申し込める(20代はプライムゴールド)
- 審査はそれなりに厳しめと言われている
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- ETCカード、家族カードは年会費がかかる(初年度は無料)
クラシックカードのワンランク上に位置するのが、根強い人気を誇る定番ゴールドカード・三井住友カード ゴールド。
- 総合人気ランキング:11位
- ゴールドカード部門:3位
年会費は11,000円(税込)とゴールドカードの中では標準的で、保険やサービスも充実しています。
三井住友プラチナへのステップアップを狙って持つ人も多いカードですね。
ただし審査難易度はそれなりに難しく、申し込み対象者は30歳以上なのでご注意を。(20代は三井住友カード プライムゴールドがおすすめ)
4.三井住友プラチナカード(最上位カード)
- プライオリティパスに無料入会できる
- 一流ホテルへの宿泊優待を始めとする、プラチナ級のトラベルサービスが付帯
- 最大限度額1億円の旅行傷害保険が付帯
- 手荷物宅配や空港クローク優待サービスなど多彩な旅行のサポートあり
- ダイニングBy招待日和など高級レストランでの優待サービスが多数
- 航空券やレストランなどの予約も
- コンシェルジュサービスが24時間対応
格式高い三井住友カードの最上位カード、それが三井住友プラチナカード。
2010年頃まではインビテーション限定で、取得難易度がかなり高いカードとしても有名でしたが、現在は突撃申し込みOKとなり多少敷居は下がりました。
専用コンシェルジュはもちろん、日常の細かなことに関しても利用できるため、生活のパートナーになり得るポテンシャルがあります。
年会費は55,000円(税込)とかなり高めですがサービス・ステータスを考慮すると妥当、むしろ使いこなせれば割安でしょう。
クレカで最高峰はアメックスのセンチュリオンと言っていいんだけどさ。あれは庶民には無理。
一般的にポピュラーに自慢できるのは
ダイナースプラチナ、三井住友プラチナ、JCBクラスでしょう。今時、ゴールドカードなんかどこのカードも庶民向け。
ちなみに、俺は三井住友ゴールド愛用。
— 慶次 (@Jboy_Keiji_4) April 21, 2019
5.三井住友カードデビュープラス(18〜25歳限定)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 1,375円 | 0.50~2.50% |
- 初めてクレジットカードを作る25歳以下
- お得にポイントを貯めたい
- 急ぎでカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- 18~25歳限定なので属性が弱くても作れる見込みは十分
- ポイント還元率が通常カードの2倍と高い(1.00%~)
- 主要コンビニやマクドナルドで常に2.5%/選んだ3店舗でいつでも2倍
- 年一回以上使えば翌年度無料(実質年会費無料)
- 最短翌営業日のスピード発行
- 満26歳で三井住友VISAプライムゴールド、満30歳で三井住友ゴールドとステータスアップの道筋が明確
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- 旅行保険が付帯されない
- ETCカードや家族カードは年に一度も使わないと年会費あり(二年目以降)
- 26歳からは別カードに変わってしまう
18歳~25歳限定の若者向けの「三井住友カードデビュープラス」。
年齢制限を設けることで、三井住友カードで唯一「年会費無料×高還元率」を実現しているカードです。
- 還元率1.0%(クラシックの2倍)
- 年会費実質無料(年1回以上の利用で1,375円→無料)
25歳以下なら間違いなくクラシックよりもおすすめ。(学生部門の人気ランキング3位)
三井住友ゴールドへのランクアップの道筋が明確なので、若いうちにデビュープラスを発行するのはクレバーな選択です。
6.三井住友カード プライムゴールド(20代限定で年会費格安)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 5,500円 | 0.50~2.50% |
- 年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい
- 旅行や出張の機会が多い
- Amazonや楽天市場をよく利用する
- メリット
- デメリット
- 年会費が5,000円と格安
- ステータス性抜群
- 審査基準も優しめ
- 国内の主要空港のラウンジが無料
- 海外旅行保険が充実し、家族も対象
- 家族カードやETCカードは無料
- Amazonや楽天など大手ECサイトで高還元率に
- 電子マネーiD相性が良くキャッシュレス◎
- 学生は収入がないと審査に落ちるかも…
- ポイント還元率は0.5%と低め
- マイルを貯めるのには向かない
20代限定のゴールドカード、それが三井住友カード プライムゴールド。
年会費5,500円(税込)と格安ながら、海外旅行保険や空港ラウンジのサービスは三井住友ゴールド(年会費1万円)と全く一緒。
満30歳で三井住友カード ゴールドに自動ランクアップと道筋が明確なので、将来を見据えてカードを持ちたい20代におすすめですよ。
7.三井住友エグゼクティブカード(一般カード+α)
※新規募集を終了いたしました
三井住友エグゼクティブカードは、一般カードの高級志向のラインナップ。
年会費3,300円(税込)と少し高めの代わりに、家族向けの付帯サービスや保険が充実します。
「クラシックじゃちょっと物足りないけど、ゴールドは年会費が高いしなー...」という人にはぴったりですよ。
8.三井住友カードエブリプラス(リボ払い専用カード)
エブリプラスは「リボ払い専用クレジットカード」。
いわゆる“リボ専”と呼称されるカードで、支払いが自動的に全てリボ払いになるカードです。(一括払いや分割払い不可)
ポイント還元率は他の三井住友カードのなんと3倍(還元率1.5%)ですが、それ以上に利息がかかるので、決してお得なカードとは言えません。
審査に不安がある人は申し込む価値アリ
リボ払い専用カードは手数料が発生しやすく、カード会社からすれば収益性が高いカードです。
あくまで勝手な推測ですが、一枚発行あたりの収益率が高くなれば温情発行のハードルも低くなるのではないかと考えられますね。
実際に申し込み条件で学生や主婦に言及していることからも敷居が低めと言えそうです。
法人向けの三井住友ビジネスカード3種類
三井住友カードには法人向けのビジネスカードもあります。
- 三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシック(一般)カード
- 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード
- 三井住友ビジネスカードfor Ownersプラチナカード
申込み時に登記簿謄本・決算書が不要なので、起業・開業したての人でも気軽に申し込みできますよ。
1.三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシック(一般)カード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 1,375円 | 0.50~0.55% | - |
- 起業したのでビジネスカードを持ちたい
- 経費の精算を楽にしたい
- 事業キャッシュフローを上手に管理したい
- メリット
- デメリット
- 法人カードでは珍しく、リボ払いなども可
- 事業キャッシュフローに合うよう、締め日と支払い日を2種類から選べる
- 海外でも使えるキャッシング枠も設定可
- 新幹線や飛行機の予約&チケットレスサービス利用可
- さまざまなビジネスサポートサービスも付帯
- 会社謄本や決算書が必要なく、設立間もない代表者や個人事業主でも申し込み可
- 社員(パートナー会員)カードも複数枚発行できる
- ポイント還元率は0.5%と高くない
- ETCカードは年会費550円(初年度無料、年一回以上の利用で翌年度無料)
- 最大利用限度額が100万円なので小規模事業向き
- ANAマイルへ交換できるがレートはあまり高くない
- 海外旅行保険の補償額は小さめ
三井住友の法人向けカードの中で、最もスタンダードなのが「三井住友ビジネスカードfor Ownersクラシック(一般)カード」。

骨が折れる経費管理も楽になり、バックオフィス業務の負担が減るので個人事業主や法人経営者は持っておきたいですね。
2.三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード
三井住友ゴールドの特典に法人向けサービスが追加されたのが三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード。
業績が伸びてきて、出張や接待が多くなってきた人におすすめしたい一枚ですね。
3.三井住友ビジネスカードfor Ownersプラチナカード
三井住友プラチナの特典い法人向けサービスが追加されたのが三井住友ビジネスカードfor Ownersプラチナカード。
会食や接待、出張の予約など面倒な業務は、専用のコンシェルジュサービスに丸投げすればかなり楽になりますよ。
三井住友カードを持つ6つのメリット
三井住友カードを所有するメリットは大別すると以下の6つ。
- ステータス性抜群で信用力◎
- VISAブランドは世界中で使いやすい
- 年会費を減額できる
- ポイントの使い勝手◎
- 電子マネーiDと相性がよくキャッシュレス◎
- 最短翌営業日発行で急ぎでもOK
それぞれ見ていきましょう。
1.ステータス性抜群で信用力◎
三井住友は日本で初めてVISAと提携した歴史があり、日本のクレジットカード文化を牽引してきた会社です。
“VISAなら三井住友!”というパブリックイメージまで形成し、もはや国内での認知度は随一。
その信用力は周知の通りで、一般カードであってもステータス性が高いと認識されています。
優れたデザインが後押し
高ステータスの要因としては、秀逸な券面デザインも挙げられます。
カード券面にはパルテノン神殿がシックに描かれており、どこか荘厳な雰囲気さえ感じますね。
特に三井住友カード ゴールドは、クレマイが独自に行ったアンケート調査でも高く評価されていました。
- 券面デザインがかっこいいクレカランキング(ゴールドカード編):第2位
- 女性ウケのいいクレジットカードランキング:第5位
2.VISAブランドは世界中で使いやすい
三井住友VISAカードの国際ブランドは、その名の通りVISA。(VISAカード→三井住友カードと思い込んでいる人も多いほど)
VISAやMastercardと比較しても決済額のシェアや利用者数はVISAがダントツ。
加盟店数もMastercardに並び1位で、世界中どこでも使えるので、便利な国際ブランドです。
Mastercardブランドも選べる
カードによってはMastercardブランドで発行することもできます。
VISA | Mastercard | |
---|---|---|
![]() |
○ | ○ |
![]() |
○ | ○ |
![]() |
○ | ○ |
VISAと同じく世界各地で利用でき、会員ランクに応じた豊富な特典が魅力的なのでおすすめですよ。
1枚目 | 2枚目 | |
---|---|---|
![]() |
1,375円 (税込) |
275円 (税込) |
![]() |
1,375円 (税込) |
275円 (税込) |
![]() |
11,000円 (税込) |
2,200円 (税込) |
同じクレジットカードを2枚もつメリットは薄いですが、利用可能な店舗の幅が広がるのは嬉しいポイント。
海外で片方のカードを紛失しても2枚あれば安心です。
3.年会費を減額できる
年会費有料のカードが多い三井住友カードですが、以下のように一定の条件を満たせば年会費を減額できます。
- マイ・ペイすリボの登録&利用:無料or半額
- 年間利用金額に応じて:無料〜25%引き
- WEB明細書サービス利用:500or1,000円割引
※1,2はプラチナカード対象外
1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|
![]() |
無料 | 500円引 | 100万以上:半額 300万以上:無料 |
![]() |
半額 | 1,000円引き | 100万以上:20%引 300万以上:半額 |
![]() |
半額 | 1,000円引き | 100万以上:20%引 300万以上:半額 |
例えば三井住友VISAゴールドの場合、上記の特典を利用すると年会費10,000円→5,000円に。

ネット申し込みで初年度年会費無料
ネット申し込みで初年度は年会費無料。(プラチナカードを除く)
1年間のお試し期間が設けられているわけです。
「やっぱりこのカード合わないな…」と感じたら、1年以内に解約すれば完全に無料で利用できるので、とりあえず発行してみるのもアリですね。
4.ポイントは交換先が豊富で使い勝手◎
三井住友カードで貯まるポイントは「ワールドプレゼント」。
必要な最小ポイント | 交換先の単位 | |
---|---|---|
楽天ポイントへの交換 | 200ポイント | 1,000ポイント |
Tポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
Pontaポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
dポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
WAONポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
Walletポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
nanacoポイントへの交換 | 200ポイント | 800ポイント |
ANAマイルへの交換 | 100ポイント | 300マイル |
JALマイルへの交換 | - | - |
交換レートに多少揺らぎはあるものの、交換先の豊富さは光るものがあります。
上記表はワールドプレゼント→他社ポイントへの交換レートですが、もちろんこれはごく一部。
交換先はiTunesやGoogle Playのギフトコード、Amazonギフト券などなど多岐に渡るので使いやすいポイントプログラムです。
5.電子マネーiDと相性がよくキャッシュレス◎
三井住友カードでは電子マネーiDと一体型にできるカードがあります。(デビュープラス、エブリプラス、法人カードは不可)
ポストペイ型(後払い式)の電子マネーであるiDでは、事前にチャージも必要なくサインレスで決済できるので便利ですよ。
Apple Payにも登録でき、iDの加盟店ならiPhone一つで決済できるようになります。
6.最短翌営業日発行で急ぎでもOK
以前は最短でも3営業日発行だった三井住友カード。
しかし2019年9月より「最短翌営業発行」と、大幅に時間が短縮されました。(一部カードを除く)

手元に届くまでは1週間ほどかかるみたいですが、Twitter上では3日で届いたという口コミも。
もう三井住友カード届いたわ〜
水曜頼んだばかりなのに!!
早いわ〜!!使い倒したいと思います🤩
— いち@ポイント投資家 (@ichimasa5) September 7, 2019
最短即日発行のJCB一般カード等よりは若干遅めですが、スピーディに発行してくれるのは嬉しいですね。
三井住友カードの3つのデメリット
三井住友カードのデメリットは大きく分けて3つ。
- 基本ポイント還元率がイマイチ
- 審査は簡単ではない
- マイペイすリボには気をつけたい
発行前に確認しておきましょう。
1.基本ポイント還元率がイマイチ
三井住友カードの還元率は0.5%。楽天カード(還元率1.0%)などいわゆる“高還元率カード”と比較すると低めです。
しかし、基本還元率こそ低いもののポイントアップのチャンスが結構あります。
うまく活用できれば、意外とポイントが貯まりやすいカードと言えますね。
ポイントUPモール
たとえば、ポイントUPモール経由でネットショッピングをするとポイントが最大20倍貯まります。
Amazonや楽天など有名なサイトが結構多いので使い所はありそうですね。
Amazon | 2倍 |
---|---|
楽天市場 | 2倍 |
Yahoo!ショッピング | 2倍 |
LOHACO | 3倍 |
ベルメゾンネット | 2倍 |
ディノスオンラインショップ | 2倍 |
FELISSIMO | 7倍 |
イトーヨーカドーネットスーパー | 3倍 |
セブンネットショッピング | 3倍 |
東急ハンズ ネットストア | 3倍 |
ユニクロオンラインストア | 2倍 |
「ネットショッピングの時はポイントUPモールから!」という癖さえつけれれば、こっちのもんですよ。
例えばAmazonではポイントUPモール経由でもせいぜい1.0%。JCBカードWやオリコカードザポイントはその倍の2.0%。といった感じです。
正直なところ、“そこまでお得じゃない”ので、あくまで“おまけ程度”と捉えておくと良いでしょう。
ココイコ特典
2016年に新たに始まった話題のサービス「ココイコ!」。
行く予定の店に事前にエントリーすると、ポイント還元率がアップする仕組みです。(キャッシュバックも選択可)
店舗によってポイントアップ倍率は異なりますが、中には最大18倍(9%)と驚異的な高還元率になるお店も。
少々手間のようにも感じますが、検索ページもわりと使いやすいので、お出かけ前のルーティーンにさえできれば“超”がつくほどポイントが貯まりますよ。(飲み会の幹事などの機会があればなおさらですね。)
コンビニ3社+マクドナルドでポイント最大5倍
2019年3月1日から新たに始まったのが、次の4店舗でポイントが最大5倍になるサービス。
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
マクドナルドはともかく、コンビニ3社が網羅されているのはとても嬉しいですね。
たとえば三井住友カードであれば上記店舗で還元率2%。今のところコンビニ最強カードと言えるでしょう。
事前にエントリーも必要なく、クラシックカードで決済するだけでOKなので、ストレスなくポイントを貯められます。
2.審査は簡単ではない
一般的にクレジットカードの審査難易度は、以下のような傾向があると言われています。
- 消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
- 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード
三井住友カードはその名のとおり「三井住友銀行」系列が発行するので銀行系カード。
他社の同ランクカードと比較すると審査の敷居は少し高いと考えられるかもしれません。
会員数から推測すると...
ただし、三井住友カードの会員数はなんと4,420万人。(出典:三井住友カードの業績)
ここまで広く普及し、高い知名度を誇るのは、幅広い層に発行している何よりの証拠なはず。
クレヒスに問題がなく、一定の継続収入があればそれほど神経質になる必要はないはずです。
3.マイペイすリボには気をつけたい
三井住友のカードはマイペイすリボへの勧誘がやや多いです。
どのカード会社でも同じことですが、リボ払いは収益性が高い決済方法。カード会社としてはウェルカムな支払い方法ですね。
三井住友カードの場合は次のような「リボ払いを始めるメリット」が多いため安易に始めがちですが、くれぐれも計画的に利用しましょう。
- リボ払い分はポイント2倍
- マイペイすリボ登録で年会費無料
- マイペイすリボ登録で2,000ポイントプレゼント
リボ払いの仕組みをきちんと理解していないと、逆に損をしてしまいます。
気づいたらリボ地獄に...
そもそもリボ払いとは毎月一定の金額を支払うシステムで、超過分には手数料がつく仕組みになっています。
気がついたらリボ残高が数100万円になって、毎月手数料を支払うのに手いっぱいの状況になることも。いわゆる「リボ地獄」です。
え?リボの返済は毎月16円ずつしか返せてなかったの?? pic.twitter.com/RtfnWRzpmE
— 吉田 雄大 (@yoshida_yudai) 2018年11月6日
Twitterにはこんな人までいました。恐ろしいですね。
リボ払いの恐怖は裏技で克服!
しかし「毎月の支払い額>利用額」になるように設定すれば、手数料は一切かかりません。
4万円を使ってもその月のうちに返済できるので、リボ残高に回る分がなくなり、金利が一切かからないんですね。
うまく付き合えば意外と怖くないです。正しい知識があるかないかだけの話です。
結論:おすすめの三井住友カードはどれ?
当然ですが人によってどの三井住友カードがおすすめかは違ってきます。
大まかにまとめると、次のような基準で選ぶのがいいでしょう。
- グレードアップを目指す
→三井住友カード - 25歳以下
→三井住友カードデビュープラス - ゴールドカードが欲しい20代
→三井住友カード プライムゴールド - ステータス重視
→三井住友カード ゴールド
グレードアップを目指していくなら「三井住友カード」
維持費を最低限に抑えて、スタンダードなカードが欲しい人は三井住友カードがおすすめ。
三井住友ゴールドの審査に今はまだ自身がない人も、まずは三井住友カードで利用実績を積むのが近道でしょう。

歴史ある三井住友ブランドの中でも由緒あるクレジットカード。ポイント還元率では他カードに劣るものの、時代が育んだ信頼感は一般カードでは随一。一体化されたiDやスマホ決済でのキャッシュレスにも強みがあります。良識ある一人前の大人にピッタリな一枚と言えるでしょう。将来ゴールドやプラチナを目指す道も。
25歳以下なら「三井住友カードデビュープラス」
25歳以下なら若者限定の三井住友デビュープラスがおすすめ。
基本還元率も上がり、メリットの大きな一枚です。ランクアップの道筋も明確なので、育てていくにも適しているカードですね。
20代でゴールドカードが欲しいなら「三井住友カード プライムゴールド」
20代でゴールドカードが欲しい人は、三井住友カード プライムゴールドがおすすめ。
三井住友ゴールドは30歳以上にしか申し込み資格がないので、そもそも他に選択肢はないですが...。
半分の年会費で三井住友ゴールドに似たさまざまなサービスを受けられ、審査も多少は寛容なはずなのでおすすめです。
ステータス重視なら「三井住友カード ゴールド」
30歳以上の人は、やはり三井住友カード ゴールドがおすすめ。
正直なところ“お得さ重視”の人には、楽天プレミアムカードなど他におすすめできるカードがあります。
しかし三井住友ブランドの高い信頼性・ステータス性を求める人、また将来的にプラチナカードを取得したい人にはピッタリでしょう。

日本のクレジットカードの歴史を紡いできた三井住友ブランドのゴールドカード。大木のように力強い根を張って生きていきたい方にオススメです。質実剛健、剛毅木訥。誠実さ。30代以上の信用ある人だけが持てるステータス性は、海外でも十分に通用します。家族カードであっても持てたら鼻が高いですね。