クレジットカードでANAマイルを貯めたい!でも、どれを選ぶのがお得かサッパリですよね。
しかし実は、ANAマイルが貯まる仕組みを理解すれば意外とカンタンです。
ANAマイルを貯める方法は大きく分けて2つ。
- ANAのフライトで貯める
- ポイントをANAマイルに交換する
このうち1、2をクレジットカード一枚でできるのがANAカード。
2でおすすめなのが、アメックス発行の提携カードと年会費無料の高還元率クレジットカードです。
このページではANAマイルが貯まりやすいクレジットカードを、ANAカード・アメックス・年会費無料の3つに分類してランキング形式で紹介します。
マイルが貯まる!ANAカードおすすめランキング
ひとくちにANAカードといっても、種類が多すぎて全てを紹介するのはなかなか難しいです。
そこで、特にANAマイルが貯まりやすいカードに絞って、おすすめ順に紹介します。
順位はあくまでクレマイ編集部の独自の基準です。
1位:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 2,000円 | 0.50~1.00% |
- 通勤・通学で東京メトロをよく利用する
- ポイ活をしてANAマイルを貯めたい
- PASMOにオートチャージしたい
- メリット
- デメリット
- ANAマイルを含め3種のポイントが貯まる
- メトロポイント→ANAマイルに高レートで交換可
- 各種ポイントサイトからANAマイルに高レートで交換可
- 継続ボーナスマイルで年会費2,000円分は実質相殺
- PASMO定期券一体型で通勤、通学に◎
- PASMOオートチャージ可
- ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる
- 「ソラチカルート」閉鎖で交換レートに改悪
- 積算率が低くフライトではマイルが貯まりにくい
- 東京メトロユーザー以外はメリットが半減
- 旅行保険が自動付帯するが補償内容は△
- 家族カードの年会費は有料
陸マイラーなら必携!とも言われるのがANA To Me CARD PASMO JCB。(通称ソラチカカード)
年会費も2,200円(税込)と安めなので、日々の生活でコツコツマイルを貯めたい人はこれで決まりです。
クレジットカードやポイントサイトなどを利用して、効率的にマイルを貯めています。
ANAマイル初心者におすすめ
ただふつうに使っても、国内の特典航空券にはわりと早く漕ぎ着けます。
ANAカード入門としては最適なカードで、無理せずコツコツマイルを貯めたい人におすすめです。

飛行機に乗らずに大量のマイルを貯める「陸マイラー」御用達のクレジットカード。日頃からポイントサイトで貯めたポイントをマイルに移行したい人に定評がある一枚です。PASMO一体型でオートチャージができるので、通勤や通学でPASMOを使う人はソラチカカードがあれば利便性が格段に向上するでしょう。ANAカードとしての機能も持つので、旅好きにも◎。
2位:ANAワイドゴールドカード(VISA・Master)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
15,400円 | 15,400円 | 1.00~2.00% |
- ANA便をよく利用する
- ANA上級会員(SFC会員)を目指したい
- iDを使いたい
- VISAカードでマイルを貯めたい
- メリット
- デメリット
- ANAゴールドの中で最高のマイル還元率(基本1.0~1.6%)
- リボ登録で年会費を抑えられる
- フライトボーナスマイルが25%と高め
- カード継続で毎年2,000マイルもらえる
- SFC修行すればANA上級会員資格をゲットできる
- 電子マネーiDが一体化
- フライトマイルに強みがあり陸マイラーには△
- 海外旅行保険付帯だが補償額は少なめ
- 審査はそれなりに難しいと言われる
- 家族カードとETCカードの年会費は有料
- 空港ラウンジサービス付帯なし
ANAマイルを貯められるクレジットカードの中でも、最強と名高いのがANAワイドゴールドカード。
“年会費とマイルの貯めやすさのバランス”がとにかく最強なんです。(1位でもいいが、年会費が高いので2位に)
とにかくマイルが貯まる
ANAワイドゴールドカードは、ショッピングでもANAのフライトでも、とにかくマイルが貯まります。
- ANAマイル還元率最大1.6%(口コミの情報なので怪しい。サイトによっては2.0%が最大となっているところも)
- カード継続で毎年2000マイル
- フライトマイルが25%アップ
- マイ・ペイすリボに登録
- ソラチカカードを保有
- 年間300万円以上使う
通常でもANAマイル還元率1.0%とお得なことには変わりないですが。
マイ・ペイすリボに登録でさらにお得
「マイ・ペイすリボ」と「Web明細」に登録すれば年会費を15,400円(税込)→10,450円(税込)に値下げが可能。
ただでさえANAゴールドカードの中で最も年会費が安いのに、これはお得です。
しかし「毎月の支払い額>利用額」になるように設定すれば、手数料を無料に。
うまく使いこなせるようになれば意外と怖くないです。少しの手間で大幅に年会費を削減できますよ。
スーパーフライヤーズカードを目指せる
ANAワイドゴールドで利用実績を積むと、「スーパーフライヤーズカード(SFC)」に切り替わります。
ビジネスクラスやファーストクラスのサービスを受けられるようになるんです。
裏を返せば、そこまでやる価値があるほどSFC会員はお得なんですね。

三井住友とANAの提携でマイルがとにかく貯まるゴールドカード、ANA VISA ワイドゴールドカード。他のゴールドカードと比較するとマイル還元率はダントツで、フライト・継続ボーナスでも大量のマイルが貯まります。リボ登録で年会費を抑えられ、維持費がかからないのも人気の要因。さらにANAの上級会員サービスを受けられるSFCカード(スーパーフライヤーズカード)へのパワーアップを目指せるのも大きな魅力的ですよ。
3位:ANAダイナース
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
29,700円 | 29,700円 | 1.00~1.20% |
- ANAマイルを貯めたい
- 旅行や出張の機会が多い
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- 限度額を柔軟に設定してほしい
- メリット
- デメリット
- 100円=1ポイント=1マイルと高還元率
- 一定の社会的信用がないと持てない由緒あるカード
- グルメ関連や宿泊施設、ツアーの優待が充実
- 海外、国内共に上限額の大きい旅行保険が自動付帯
- 国内、海外850以上の空港ラウンジを無料で利用可
- ポイントの有効期限がなく長期的にマイルを貯められる
- 限度額は一人ひとりに合わせて柔軟に設定される
- ETCカードを無料で発行できる
- 27歳以上限定、審査の敷居も高め
- 年会費も一般的なゴールドカード以上かかる
- 分割払い不可(一括、ボーナス一括、リボのみ)
- 家族カードの年会費はやや高めの設定
年会費こそ高いものの、それ以上のベネフィットがあるので3位に。
由緒ただしきダイナースのブランド力、“選ばれた人しか持てない感”が人気の一枚です。
高額出費でもマイルを貯められる
ANAダイナースカードは一人ひとりの経済力に合わせて限度額を設定。
人によっては、海外旅行や結婚式、自動車などの高額出費もカード払いでき、マイルを貯められます。
細かいことを気にせずにガンガンマイルを貯めたい、そんなリッチな思考の人におすすめです。

日本でも最も長い歴史を持つ格式高いダイナースクラブとANAの提携カード、通称ANAダイナース。ラグジュアリーなダイナース特典を使える上に、無期限でマイルを貯められ、空港ラウンジサービスも充実。年会費やマイル還元率を考慮すると、ANAワイドゴールドカードも候補に挙がりますが、限度額が柔軟に設定されるのはダイナースならではのメリットですよ。
ANAマイルへの交換がお得!アメックスカードランキング
ANAマイルが貯まりやすいアメックスカードをおすすめ順にランキング形式で紹介します。
「ANA×アメックス」のタイアップカード(ANAアメックスカード)も紹介しているので注目です。
1位:Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
49,500円 | 49,500円 | 1.00~3.00% |
- マリオット系列のホテルをよく使う
- マイル還元率の高いカードがほしい
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- 持つだけでMarriott Bonvoyゴールドエリート会員を資格可能
- 年間400万円以上の利用でプラチナエリート資格の取得も可能
- Marriott Bonvoy系列ホテルでの利用で100円=6ポイント獲得
- 年間150万円の利用で無料宿泊特典
- 年会費が49,500円と旧SPGアメックスより高額
- 年間150万円の利用がないと無料宿泊特典が得られない
- プライオリティ・パスは付いてこない
アメックスカードの中で一番のおすすめがMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムです。(正直なところANAアメックスゴールドと迷いましたが)
理由としては単純。ANAマイルを貯める上で重要な条件を全て満たしているからです。
ANAマイル還元率 | 常時1%(60,000ポイントまとめて移行すると1.25%) |
---|---|
ANAマイル移行手数料 | 無料 |
ANAマイル移行上限 | なし |
ポイント有効期限 | 無期限 |
ここで唯一ネックになりそうなのが、49,500円(税込)の年会費ですね。
今まで無料のカードや、一般的なゴールドカード(1万円)を使っていたなら、相当高く感じますよね。
ただ、意外と元を取るのは簡単なんです。
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムは年会費をペイしやすい
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムは高級ホテルグループ(マリオット)との提携カード。
そのため、毎年カードを継続するたびに無料宿泊特典がもらえます。
しかも2名分なので、これだけで年会費をペイできちゃいます。
2位:ANAアメックスゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
34,100円 | 34,100円 | 0.33~1.50% |
- ANA便をよく利用する
- 旅行や出張の機会が多い
- 有効期限なくポイントを貯めたい
- 年間かなりの金額をカード決済する
- メリット
- デメリット
- 入会、継続で大量のマイルがもらえる
- 常時1.0%の高いANAマイル還元率
- フライトボーナスマイルが25%と高い
- 手厚い海外旅行保険が自動付帯
- ポイント有効期限、ANAマイル移行上限、移行手数料なし
- 国内主要空港ラウンジが無料
- 年会費が高め(元を取るのは難しくない)
- プライオリティパスは付帯されない
- アメックスブランドは海外では使い勝手△
- 審査難易度はそれなりに高い
- アメックスのゴールドにしては特典が少なめ
- 家族カード年会費が高い
SPGアメックスと同様、適正条件を満たしているのがANAアメックスゴールドカード。
ANAマイル還元率 | 常時1% |
---|---|
ANAマイル移行手数料 | 無料 |
ANAマイル移行上限 | なし |
ポイント有効期限 | 無期限 |
万人受けするか?と言われると微妙なので惜しくも2位に。(名前通りANA便のヘビーユーザーにメリットのあるカードなので...)
ANA便フライトでとにかくマイルが貯まる
ANAアメックスゴールドカードの1番の魅力は、フライトボーナスマイル積算率の高さ(40%)です。
例えば、以下の条件でフライトしたとします。
- 東京→ニューヨーク間(区間基本マイル6,700)
- エコノミークラス(積算率100%)
これだけで9,380マイル貯まります。具体的に言うと、東京・大阪を往復できちゃうくらいのマイル数です。(言語化すると、恐ろしいくらいですね...)
ボーナスマイル=6,700マイル×100%×40%=2,680マイル
6,700+2,680=9,380マイル
ANAカード部門1位のANA ワイドゴールドカード(25%)よりも高い積算率ので、出張族などとにかく飛行機に乗る回数が多い人は(月1国際便くらいのペース)ANAアメックスゴールドがオススメです。

ANAとアメリカン・エキスプレス提携のとにかくANAマイルが貯まるステータスカード、通常ANAアメックスゴールド。フライトボーナスマイルが40%と人気のANAワイドゴールド(25%)よりも高い積算率。出張族や海外旅行好きなど、月1くらいのペースでANA国際便に乗る人は持っておきたいカードです。
3位:アメックススカイトラベラーカード(※既存の所有者向け)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
11,000円 | 11,000円 | 0.33~3.00% |
- 旅行や出張の機会が多い
- 有効期限なくポイント・マイルを貯めたい
- 航空会社の上級会員資格を目指したい
- メリット
- デメリット
- 27社の航空券購入時利用でポイント3倍
- ANAを含む15社のマイルに交換できる(JALは不可)
- ポイントの有効期限がなく、マイルを無期限で貯められる
- 入会、継続で大量のポイント(マイル)がもらえる
- 空港ラウンジ同伴者1名無料
- 航空便遅延保険(ロストバゲージ/遅延/欠航)が付帯
- ETCカードを年会費無料で発行できる
- 国内旅行保険も最高2,000万円で付帯
- 年会費が1万1千円(税込)とゴールドカード相当
- ANAマイルへの移行が手数料有料で、年間移行上限に改悪アリ
- フライトでマイルが貯まらない
- JALマイルに交換できない(ハイレートで交換する裏技アリ)
- 海外旅行保険が付帯しているが補償額は少なめ
- 家族カードの年会費が5,500円(税込)と高め
- アメックスブランドは加盟店数が少なく使い勝手△
移行手数料が5,500円(税込)、移行上限もあるので、評価は少し低めの3位に。
ANAマイル還元率 | 常時1% |
---|---|
ANAマイル移行手数料 | 無料 |
ANAマイル移行上限 | なし |
ポイント有効期限 | 無期限 |
ただ、人によってはSPGアメックスやANAアメックスゴールドよりもマイルを貯めやすいカードです。
しかし、当カードは2021年9月30日をもって、新規申し込みが終了しました。(プレミアムも含め)
カード自体は継続しているため、すでに利用されている人のみが参考にしてください。
28の航空会社でポイント3倍
というのもアメックススカイトラベラーではANAを含め、28の航空会社のチケット購入でポイントが3倍に。
「航空会社にこだわりはない!(ANAの飛行機じゃなくてもいい)」
そんな人には、好都合ですね。
また、貯めたポイントも15の航空会社のマイルに交換できるので、どのマイルを貯めるか決め兼ねている人にもおすすめです。
上位ランク:スカイトラベラープレミアム
毎年50万円ほど航空券を購入するなら、ワンランク上のプレミアムカードがおすすめ。
スカイトラベラー | スカイトラベラープレミアム | |
---|---|---|
年会費(税別) | 11,000円 | 38,500円 |
航空券購入時のマイル還元率 | 3.0% | 5.0% |
国内旅行保険 | 2,000万円 | 5,000万円 |
海外旅行保険 | 3,000万円 | 5,000万円 |
手荷物宅配サービス | 成田・中部・関西 | 羽田・成田・中部・関西 |
ショッピングプロテクション | 最高200万 | 最高500万 |
リターン・キャンセル・オーバーシーズ | × | ○ |
継続ボーナス | 1,000マイル相当 | 5,000マイル相当 |
海外旅行保険も充実しているので、これ1枚で安心です。
4位:ANAアメックスカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
7,700円 | 7,700円 | 0.33~1.50% |
- ANAマイルを貯めたい
- 旅行や出張の機会が多い
- 他カードで審査に落ちた
- メリット
- デメリット
- 年会費が安く、ANAマイラー入門におすすめ
- 通常のショッピングでもANAマイル還元率が1.0%の高還元率
- フライトボーナスマイル25%
- ANA航空券購入時にマイル還元率2.5%
- 空港ラウンジは同伴者1名無料
- 通常ポイント還元率は0.33~0.75%と低め
- ANAマイルへの交換に税別6,000円の年会費がかかる
- アメックスブランドは加盟店数が少なく使い勝手△
- ETCカードは有料(年会費は無料)
- 家族カードは年会費あり
ANAマイルを貯められるアメックスカードの中で、ダントツ年会費が安いのがANAアメックスカード。(2位のANAアメックスゴールドの下位カードです。)
以降手数料が6,600円(税込)かかるため、4位と少し低めにランク付けしました。
ANAマイル還元率 | 常時1% |
---|---|
ANAマイル移行手数料 | 6,600円(税込) |
ANAマイル移行上限 | 年間4万マイル |
ポイント有効期限 | 実質なし |
その他の点では結構優秀で、“年会費を抑えて国際線の特典航空券を獲得したい”人には1番おすすめです。

アメックスブランドの中でダントツで年会費が安いのがANAアメックスカード。“年会費を抑えて国際線の特典航空券を獲得したい”人にイチオシなカードです。外資系なので審査に独自のスキームがあり、金融事故情報が消えた直後でも発行できた事例が多いのも特徴的。クレヒス面で審査に自信がない人で申し込んでみる価値アリ のカードですよ。
5位:アメックスゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
31,900円 | 31,900円 | 0.33~1.00% |
- ステータスが高いカードが欲しい
- anaマイルを貯めたい
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- 高級レストランをお得に使いたい
- メリット
- デメリット
- 格式高いステータスカード
- メンバーシップリワードプラス加入でANAマイル還元率が1.0%の高還元率に
- プライオリティパス付帯(制限あり)
- 海外でも24時間日本語サポート
- 最大1億円の旅行保険(国内5,000万)
- 高級レストランでの優待(1名分が無料になる等も)
- 家族カードが一枚目無料で超お得
- Apple Payも利用可
- 年会費が高め(使いこなせば安い)
- 届くまでそれなりに時間がかかる
- 通常ポイント還元率は0.33~0.50%と高くない
- 有名なので良くも悪くも目立つ
- 番号が15桁なので慣れないと通販等で少し使いにくい
正直“ANAマイルを貯める”ことに関しては、あまり優れていないです。
ANAマイル還元率 | プラス3,300円(税込)の年会費で1% |
---|---|
ANAマイル移行手数料 | 5,500円(税込) |
ANAマイル移行上限 | 年間4万マイル |
ポイント有効期限 | 実質なし |
ただアメックスゴールドの魅力は、ANAマイルがどうこうじゃないです。
とにかくステータスが高い
クラシカルなステータス性は今も健在。(バブル期はお金持ちの象徴とも)
実際、クレマイが独自に行ったアンケート調査では「かっこいいゴールドカードランキング」で第1位に。
「ANAマイルはついでくらいでいいや!」という人には、イチオシしたいカードです。

ポイントよりもステータスや手厚い付帯サービスに重きを置いている一枚。“ハイステータス”のパブリックイメージが強烈なので、モテるカードの代表格とも。一味違う「デキる大人」のオーラを演出したいあなたにオススメです。最高クラスの旅行保険、プライオリティ・パス、サポートを財布に入れ、旅に出かけたいですね。
年会費無料カードのANAマイル還元率ランキング
年会費無料のクレジットカードでも、高レートでポイントをANAマイルに交換できるものは何枚かあります。
ANAマイル還元率をもとにランキング形式で紹介します。
1位:オリコカードザポイント(ANAマイル還元率:0.6%)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~2.00% |
- Amazonをよく利用する
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- QUICPayやiDを使いたい
- ポイントの使い道が多い方がいい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%の高いポイント還元率
- Amazon等の大手ECサイトで2.0%以上も
- 数多くの共通ポイント、JALやANAマイル、Amazonギフト券など交換先が多種多様
- iDとQUICPayを両方搭載する稀有な一枚
- Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイも利用可
- ETCカードや家族カードを無料で発行可
- 審査基準が比較的やさしい(学生や主婦も可)
- 券面がブラックで高級感がある
- 還元率アップ対象の実店舗はない
- ポイント有効期限が1年と短い
- 旅行保険は付帯されない
- ポイントアップの通販はオリコモール経由が必要(面倒な場合はJCBカードWが◎)
- Amazonより楽天派は楽天カードの方がお得
オリコカードザポイントのANAマイル還元率は0.6%。
年会費無料クレジットカードの中では、JCBカードWと同率1位です。
オリコモール経由でAmazonなどで還元率がアップするので、ネットショッピングが多い人はさらにANAマイルが貯まりやすいですよ。

ネット通販用クレジットカードとしても定評のあるオリコカードザポイント。ポイント還元の高さやポイントの使いやすさに大きな強みがあるので、日々の買い物がオトクになる所有コストゼロのサブカードとして最適です。ポイントはANAとJAL両方のマイルに交換可能なのも◎。iDとQUICPayのダブル搭載もこのカードだけ。
2位:JCBカードW(ANAマイル還元率:0.6%)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~5.50% |
- お得カードを持ちたい39歳以下の人
- Amazonをよく利用する
- QUICPayやApple Payも使いたい
- セブンイレブンによく行く
- メリット
- デメリット
- プロパーながら通常ポイント還元率1.0%
- Amazonやセブンイレブンなど多くのシーンで2.0%以上の超高還元率
- 年会費無料なのに海外旅行保険が付帯
- ETCカードや家族カードも無料
- 男女ともに定評のあるデザイン
- 女性向けの特典や保険を追加できる「JCBカードW PLUS L」も
- QUICPayと相性抜群、Apple Payなども利用可
- 申し込みは39歳以下&WEB限定
- 利用明細はWEBやアプリのみ
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは少し低め
- VISAやMasterCardと比べると海外では使えない地域も
- 敷居は低めなのでステータスは高くない
オリコカードザポイントと同じANAマイル還元率(0.6%)を誇るのがJCBカードW。
スターバックスやセブンイレブンなど、街中にある身近な店舗で還元率がアップするので、気づいたら大量のポイントが貯まっていますよ。

比較的新しいカードなので知名度は高くありません。しかし、いざ使ってみたらあまりにオトクで「このカードは誰にも教えたくない」と思うかもしれません。39歳以下の全ての方、特にAmazonを使う人には絶対的な自信を持ってオススメしたい一枚です。実益を求めるクレバーなあなたの頼もしいパートナーとなるでしょう。
3位:楽天カード(ANAマイル還元率:0.5%)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
ANAマイル還元率に限った話をすると先述の2枚よりも劣りますが、マイル利用時を想定すると一番のおすすめは楽天カードです。
これは「ANAマイル交換に必要な最低ポイント数」が、たったの50ポイントだからです。
ANAマイル交換に必要な最低マイル数 | |
---|---|
楽天カード | 50ポイント~ |
JCBカードW | 500ポイント〜 |
ヤフーカード | 500ポイント~ |
オリコカード | 1,000ポイント~ |
「特典航空券の交換まであと数マイル足りない...」
そんな時でも、楽天カードがあれば細かくマイル数を調整できちゃうんですね。
楽天ANAマイレージクラブカードもあるが...
楽天カードには、「楽天ANAマイレージクラブカード」というカードもあります。
楽天ANAマイレージクラブカード
- 通常の楽天カードの機能に、ANAマイレージクラブの機能が加わったカード。提携カードなのでフライトマイルは貯まらないが、買い物でマイルを貯められる。
いかにも「ANAマイルが貯まりやすそう...!」と思ってしまうカード名ですが、実際はそんなことはありません。
ANAマイル還元率は通常の楽天カードと同じ0.5%です。
とくに“マイルが貯まりやすい”わけではないので、通常の楽天カードでいいと思いますよ!

圧倒的人気の楽天カード。一体化されたEdy、あるいはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済でキャッシュレスデビューも◎。ざくざく貯まったポイントで買う商品を楽天市場で探すのはなんとも優雅な体験です。ステータス性はないものの実用性抜群なので、一枚持っておいて損はないカードと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はANAマイルが貯まりやすいクレジットカードを、ANAカード・アメックス・年会費無料の3つに分類してランキング形式で紹介しました。
出張や海外旅行が多い人は、ANAワイドゴールド、SPGアメックス、ANAアメックスあたりを使えばどんどんマイルが貯まるはずです。
年会費が高いからちょっとな...という人は、まずはソラチカカードや楽天カードあたりの維持コストが低いカードから、マイラー生活を初めてみてはいかがでしょうか?