JCB CARD Rのメリット・デメリットを解説!審査難易度は?

JCB CARD Rは2018年9月3日に誕生したリボ払い専用のJCBプロパーカードです。

一般的なクレジットカードと毛色が異なるカードですが、どうしてもキャッシュフローがまわらない時には便利なカードです。

かんたんに特徴をまとめてみました。

JCB CARD Rのメリットのデメリット

JCB CARD Rはリボ払い専用だがポイント4倍で高還元率

JCB CARD Rはリボ手数料が取られる分、ポイントをたくさんもらえるカードです。

ポイントでリボ手数料をまかなえるのか、などを解説していきます。

「リボ払い専用カード」=無条件で全てリボ払いになる

JCB CARD Rは「リボ払い専用クレジットカード」です。

いわゆる“リボ専”と呼称されるカードで、支払いが自動的に全てリボ払いになり、一括払いや分割払いなどはできません。

リボ払いとは?
そもそもリボ払いとは毎月一定の金額を支払うシステムで、超過分には手数料がつく仕組みになっています。

毎月一定の金額を支払えばよいので家計の管理はしやすいですが、気づいたら毎月手数料を支払うのに手いっぱいの状況になるケースもあります。

そのため、利用額すべてがリボ払いになるJCB CARD Rを利用する際は、よく考えて利用しましょう。

ゆとりコースと標準コースの2種類

JCB CARD Rのリボ払いは、ゆとりコースと標準コースの2種類から選べます。

締め日の利用残高 〜10万円 10〜50万円 50〜100万円 100万円〜
ゆとりコース 5千円 1万円 1万5千円 2万円
標準コース 1万円 10万円超10万円ごとに1万円加算

どちらも残高によって毎月の返済額が自動で変わっていく仕組み(残高スライド方式)で、返済がすすめば進むほど支払額も減っていきます。

ゆっくり負担をかけずに返済したい人は「ゆとりコース」、手数料を抑えたい人は標準コースを選ぶとよいでしょう。

標準コースの方が利息を抑えれられる
利息を抑えるには、月々の返済額を増やすのが有効なので、やはり標準コースを選ぶのが賢明です。

完済するまでの利息の合計値を表にまとめましたので、参考にしてください。

リボ残高 ゆとりコース
利息合計
標準コース
利息合計
10,000円 167円 107円
20,000円 573円 316円
50,000円 3,296円 1,727円
100,000円 12,855円 6,598円
500,000円 164,295円 48,405円
1,000,000円 476,555円 105,184円

ただし入会時にはゆとりコースが自動選択されているので、標準コースにしたい人は、JCBへ切り替えの依頼をしましょう。

他のJCBカードの4倍のポイントが貯まる(手数料が発生した時のみ)

JCB CARD Rはリボ払い手数料がデメリット。その代わりにと言ってはなんですが、ポイントはかなり貯まりやすいカードです。

通常時のポイント還元率は、他のJCBカードと比較するとなんと4倍

JCB CARD Rで他のJCBカードの4倍ポイントが貯まる仕組み

1,000円につき4ポイント=約20円分もらえるので、還元率にして2.0%と驚異的な高さです。

ポイント4倍になるのは手数料発生時のみ
JCB CARD Rでは“繰上げ返済”することで手数料を無料にできますが、その場合ポイントは2倍(還元率1.0%)に半減。

1.0%でもあの楽天カードと同じ還元率なので十分に高いと言えますが、これだと同じJCBならJCB CARD Wでいいような気がしてきます。(わざわざリボ専じゃなくていい)

JCB CARD W

JCB CARD W

  • JCB
年会費無料×高いポイント還元率を実現した、WEB申し込み&39歳以下限定JCBプロパーカード。
  • 節約◎
  • 買い物◎
  • 初めて

ただ、リボ払い専用クレジットカードは審査基準が低いと予測できるので、審査に不安がある人はJCB CARD Rのほうがいいと思います。

Amazonではさらに高還元率に

JCB CARD RはJCB発行のカードの中でも「JCB ORIGINAL SERIES」というカードに分類されます。(JCB一般カードやJCBゴールドなども該当)

そのため「JCB original seriesパートナー」加盟店での利用でポイント特約があるので、Amazonやセブンイレブンなどの対象店舗ではさらにポイントが貯まります。

  • Amazon:3.0%
  • セブンイレブン:3.0%
  • スターバックス:6.5%

ポイントでリボ手数料をまかなえるの?

JCB CARD Rは残高スライド方式で毎月の支払額を設定できないので、規約通りに返済をしていたら、もらえるポイント数よりも利息の方が多くなってしまいます。

一括返済を駆使すれば手数料を抑えられますが、ポイント還元率は2.0%に半減してしまうのです。

“お金に余裕がなくて、クレジットカードを発行してもリボ払いしかどうせ使わない!”

などカードローン的な役割として使うなら、少しでもポイントが多く貯まるJCB CARD Rはおすすめといえるでしょう。

JCB CARD Rの5つのメリット

JCB CARD Rのメリットは主に以下の5つです。

  1. 繰上げ返済(一括返済)をすれば金利を安く抑えられる
  2. JCB EITが募集終了し、JCB唯一のリボ専カード
  3. 海外旅行保険が付帯する(ただし補償額は少なめ)
  4. ETCカードや家族カードも無料
  5. 貯まるOki Dokiポイントは万能なポイントプログラム

リボ払いの手数料を抑える方法などにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

1.繰上げ返済(一括返済)をすれば金利を安く抑えられる

JCB CARD Rのデメリットはやはり、リボ払いの手数料です。

そこで利用したいのが繰上げ返済です。

一気に残高を返済することができ、余計な金利をかけずに済みます

繰上げ返済のやり方

繰上げ返済の方法は以下の3つです。

  1. 口座振替:支払日に残高全額or一部を一括返済できる(電話orMyJCB)
  2. ATM:金融機関・コンビニ等から振り込む
  3. 振込:JCBの口座に振り込む(問い合わせが必要)

できるだけ手数料を抑えるなら、支払日前に返済できるATMか振込でするのがよいでしょう。

「まとめ払い」の申し込みは20日まで
翌月支払い分を繰上げ返済できるのは当月の20日までです。

21日以降は繰上げ返済できず、翌月10日の支払日まで待たなくてはいけないため、手数料がかさんでしまいます。

2.JCB EITが募集終了し、JCB唯一のリボ専カード

JCBプロパーカードにはJCB CARD Rの他にも、リボ払い専用のJCB EITというカードがありました。

JCB EIT JCB CARD R
ポイント還元率 1.0% 2.0%
海外旅行保険 自動付帯 利用付帯
JCB ORIGINAL SERIES × なし
JCB STAR MEMBERS ×

リボ払いの手数料や海外旅行保険に若干の違いがあり、よく比較されていましたが、JCB EITは2019年4月15日をもって新規募集が終了しました。

JCB EIT新規募集終了のお知らせ

現在、JTBのリボ払い専用カードはJCB CARD Rのみとなっています。

3.海外旅行保険が付帯する

JCB CARD Rには最高2,000万円の海外旅行保険が付帯しています。

補償額 保険の対象
死亡後遺障害 最高2,000万円 死亡・後遺症が残った時
傷害治療 100万円限度 ケガをした時
疾病治療 100万円限度 病気をした時
携行品損害 20万円限度 ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき
賠償責任 2,000万円限度 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時
救援者費用 100万円限度 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用

年会費が実質無料で海外旅行保険が付帯しているのは、JCB CARD Rの大きな魅力ですね。

利用付帯にも注意が必要
旅行保険の適用条件が「利用付帯」には注意が必要です。

クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

事前に旅費の一部をJCB CARD Rで決済しないと、保険が適用されません。

とはいえ、空港までのバス代やタクシー代の支払いでもOKなので、そこまでハードルが高くはないです。

「とにかくなんらかの旅費はJCB CARD Rで払う!」と覚えておけば大丈夫でしょう。

補償額は少なめで1枚だと不十分かも....

海外旅行保険の保証内容で重要(使う可能性が高い)な項目はケガや病気の治療費「傷害・疾病治療費用」です。

ただ、JCB CARD Rの「傷害・疾病治療費用」は100万円とやや少なめといえます。

例えば楽天カードの場合、200万円の海外旅行保険が付帯しています。

楽天カード楽天カード JCB CARD RJCB CARD R
死亡後遺障害 2,000万円 2,000万円
傷害治療 200万円 100万円
疾病治療 200万円 100万円
携行品損害 20万円 20万円
賠償責任 2,000万円 2,000万円
救援者費用 200万円 100万円

海外の治療費は高額で、100万円以上かかることもあり、万が一のことを考えると少し心細いです。

自動付帯のクレカをもう1枚持っておきたい
アメリカのように医療費が高い地域に行く場合は、万が一に備えて海外旅行保険つきのカードを複数枚持っておきたいところです。

そこでおすすめなのが、エポスカードです。

エポスカード

エポスカード

  • VISA
年会費無料で海外旅行保険が自動付帯、全国10,000以上の店舗で割引やポイントアップも。
  • 節約◎
  • 海外◎
  • スピード発行
  • 買い物◎
  • 初めて
  • 年会費無料
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 補償額が充実(傷害治療:200万円、疾病治療270万円)

年会費無料のカードでは“最強”と呼ばれており、ツーリスト・バックパッカーから熱烈な支持があるカードです。

4.ETCカードや家族カードも無料

JCB CARD Rでは「My JCB」(JCBの会員専用Webサービス)からETCカードや家族カードを追加で申し込めます。

家族カード ETCカード
年会費 無料 無料
発行手数料 無料 無料

どちらも年会費・発行手数料ともに無料なので、気軽に申し込みできます。

ETCカードはかなり優良

ETCカードの利用で1.0%のポイントが付与されます。

クレジットカード自体の還元率も2.0%と優秀ながら、さらに以下のガソリンスタンドでポイントが3倍になります。

  • 昭和シェル石油
  • ENEOS
  • エッソ
  • モービル
  • ゼネラル

高速道路利用時・給油時の双方でポイントがザクザク貯まっていきます。

5.貯まるOki Dokiポイントは万能なポイントプログラム

JCB CARD WはJCBプロパーカードなので、JCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。

必要な最小ポイント 交換先の単位
楽天ポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
Tポイントへの交換 500ポイント 2,000ポイント
Pontaポイントへの交換
dポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
WAONポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
Walletポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
nanacoポイントへの交換 200ポイント 1,000ポイント
ANAマイルへの交換 500ポイント 1,500マイル
JALマイルへの交換 500ポイント 1,500マイル

交換先が豊富なのは嬉しいポイントです。

上記表はOki Dokiポイント→他社ポイントへの交換レートですが、これはごく一部となっています。

交換先はiTunesやGoogle Playのギフトコード、ディズニー系のオリジナルグッズなどなど多岐に渡ります。

ぜひJCB公式サイトでも確認してみてください。

JCB CARD Rの3つのデメリット

JCB CARD Rのデメリットは主に以下の3つです。

  1. 「毎月のリボ払い返済額>利用額」で手数料無料にする裏技が使えない
  2. 海外キャッシングは一括返済のみ
  3. JCBブランドは加盟店数が少なく使い勝手△

次の項目から。それぞれ詳しく解説していきます。

1.「毎月のリボ払い返済額>利用額」で手数料無料にする裏技が使えない

リボ払いでは、「毎月のリボ払い返済額>利用額」になるように設定すれば、手数料が一切かからないという裏ワザがあります。

他のリボ専用クレジットカードや三井住友カードではこの方法が使えるので、手数料ゼロでポイントがゲットできます。

以前JCBにも“支払い名人”という名の類似サービスがありましたが、廃止されたためJCB CARD Rでは裏技を使えません

ただ、繰上げ返済すれば手数料無料にでき、ポイント2倍ももらえるのでデメリットと感じていない人もいるようです。

2. 海外キャッシングは一括返済のみ

JCB CARD Rでは海外キャッシングもできますが、支払いは一括返済のみとなっています。

一括返済といってもキャッシングなので、カードローンと同様に引き出し日翌日から返済日まで利息がかかることには注意が必要です。

帰国後すぐに繰上げ返済をすれば利息を抑えられますが、申請が電話のみなので、電話代と振込み手数料がかかってしまいます。

セディナカードJiyudaがおすすめ
海外キャッシング用のクレジットカードなら、セディナカードJiyu!da!がおすすめ。

セディナカードJiyu!da!

セディナカードJiyu!da!

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
自由度が高めのリボ払い専用クレジットカード。セブンイレブンやイオン、ダイエーでポイント3倍。
  • 独自審査

海外ATM手数料で100~200円程度かかるものが多いですが、セディナカードJiyu!da!の場合は無料。

JCB CARD Rと同様リボ専カードですが、年会費無料なのでJCB EITと二枚持ちすると海外で便利です。

3.JCBブランドは加盟店数が少なく使い勝手△

JCB CARD Rで選択できる国際ブランドはJCBのみとなっています。

JCBはやはりVISAやMasterCardと比較すると、加盟店が圧倒的に少なく、海外だと決済できない地域も多いです。

海外旅行へいくなら、VISAやMasterCardのクレジットカードをもう一枚持っていくことをおすすめします。

国内での使い勝手は抜群

JCBは、国内での利便性は抜群です。

日本発の国際ブランドということもあり、ほとんどのカード決済可能店舗でJCBカードを利用できます。

最近ではVISA・MasterCardしか使えない店も増えてきているみたいですが、国内での利用ならほとんど不自由はしないでしょう。

アメックスやディスカバーカード加盟店でも使える
JCBはアメックス・ディスカバーカードの2つの国際ブランドと加盟店を相互開放しています。

つまり、アメックス・ディスカバーカードを使えるところなら、JCBでも決済できるのです。

ディスカバーカードはアメリカで主要な国際ブランドなので、JCBカードでもアメリカなら使いやすそうですね。

ハワイ・グアム・台湾などは加盟店が多く使いやすい

世界全地域で考えるとJCB加盟店は少ないですが、日本人がよく観光にいく、ハワイやグアム・台湾・韓国はJCB加盟店はかなり多いです。

“海外ならこのあたりしか行く予定ないなー”という感じならJCBカードでも不自由を感じることは少ないでしょう。

海外出張が多い、旅行大好き、という人はやはりVISAかMasterCardブランドのカードを持っておきたいところです。

JCB CARD Rの審査基準

この項目では、申し込み条件や審査基準を解説します。

  • 申し込み条件:18歳以上で収入があれば主婦やアルバイトでも発行可能(学生は収入なしでOK)
  • 審査基準:リボ専なので優しめの傾向アリ?
  • 申し込み方法:Webからのみ(店舗や郵送申し込みなし)

審査に通りそうか見極めた上で申し込みをしましょう。

申し込み条件:18歳以上で一定の収入があるor学生

JCB CARD Rの申し込み条件は以下のとおりです。

18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。

安定継続収入といっても、求められるハードルはそこまで高くないので、18歳以上であれば主婦、アルバイトの方でも問題なく発行できるでしょう。

公務員
経営者・会社役員
会社員
個人事業主
自由業
専業主婦
学生
パート・アルバイト
無職

審査基準:リボ専なので優しめの傾向アリ?

リボ専用カードはカード会社からすれば、客単価が高く儲けの出しやすいカードです。

多少支払いに焦げ付きがあっても、リボ手数料の利益で十分に相殺できるため、できるだけユーザーに使って欲しいものといえます。

その点を慮ると、JCB CARD Rは他のカードよりも審査基準が優しめに設定されていると推測でき、審査に不安がある人も申し込んでみる価値があるでしょう。

申し込み方法はWebのみ

JCB CARD Rの申し込みはWeb上からのみとなっています。

郵送申し込みや店頭申し込みには対応していません。(今時Web申し込みが主流)

ただ書類の用意や郵送手続きなど面倒なことが一切ないので、とくに不便はないでしょう。

申し込みはかんたん

JCB CARD Rの申し込みは、公式サイトの申し込みページから以下の2ステップでかんたんにできます。

  1. 名前や生年月日などの基本情報を入力
  2. 利用代金を引き落とす口座の情報を入力

パソコンが苦手な人でもすんなり申し込みが終わるでしょう。

総評:審査に不安があり、リボ払いを使いたい人は少しトクするカード

今回はJCB CARD Rのメリット&デメリット、審査についてくわしく解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • JCB CARD Rは「リボ払い専用カード」=無条件で全てリボ払いになる
  • 他のJCBカードの4倍のポイントが貯まる(手数料が発生した時のみ)
  • 繰上げ返済(一括返済)をすれば金利を安く抑えられる
  • JCB EITが募集終了し、JCB唯一のリボ専カード
  • 海外旅行保険が付帯する(ただし補償額は少なめ)
  • ETCカードや家族カードも無料
  • 貯まるOki Dokiポイントは万能なポイントプログ
  • 「利用限度額>毎月のリボ払い返済額」で手数料無料にする裏技が使えない
  • 海外キャッシングは一括返済のみ
  • JCBブランドは加盟店数が少なく使い勝手△

JCB CARD Rのリボ払いは残高スライド方式で毎月の支払額を設定できないので、元金が多いと手数料がかなり嵩みます。

リボ払いを使いたい!という人にはおすすめできますが、それ以外の人はJCB CARD Wといったクレジットカードもおすすめです。

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