生活費をなるべくクレジットカードで支払う。
ポイントやマイルを貯めたり、特典で割引を適用させたりと、手軽な節約術として有名ですよね。お会計もスマートです。
でも、クレジットカードは種類がありすぎて…どのカードなら生活費がどのくらいお得になるかな?と思いますよね。
毎月の生活費を節約したい方や、少しでも賢くお得にクレジットカードライフを過ごしたい方は是非参考にしてみてください!
目次
生活費の支払いに おすすめのカード |
代表的なお得になるシーン |
---|---|
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・楽天市場で3.0%以上 ・楽天ペイとの併用で常時1.5% |
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・Amazonやセブンイレブン等で2.0%以上 ・Apple Payとの相性も◎ |
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・ローソン、ファミマ、セブンイレブン等で2.5% ・Amazonや楽天市場等で1.0%以上 |
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・毎月第1、第3土曜日は西友、LIVINで5%OFF ・ポイントの有効期限なし |
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・イオン銀行の預金金利やATM手数料が優遇 ・毎月20日、30日にイオン系店舗で5%OFF |
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・年会費無料で海外旅行保険が自動付帯 ・全国10,000店舗以上で割引や優待あり |
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・リクルート系サービスで最大4.2% ・nanacoとの二重取りで公共料金の支払いでも1.7% |
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・Suicaオートチャージでポイント1.5% ・ビックカメラで最大11.5%の還元 |
生活費をほぼ全てカード払い VS 現金の比較シミュレーション

実際に生活費のほぼ全てをクレジットカードで支払った場合、現金と比べてどのくらいの節約になるのでしょうか?
数字を出すことでよりリアリティが増すと思いますので、比較のためのシミュレーションをしてみましょう。
比較シミュレーション条件
比較シミュレーションの前提として、利用者については以下のように仮定します。
- 夫婦の二人家族
- 家賃はカード払いができない賃貸マンション在住
- 複数の年会費無料クレジットカードを所持
- 生活に合うお得なカードを使いこなしている
この夫婦はクレジットカードを利用してお得に生活費を支払おうとしています。今回のシミュレーションはこの夫婦と現金で全てを支払っている方の比較ということになります。
毎月の生活費
夫婦の毎月の生活費は以下のように仮定します。(家賃はカード払いできないケースも多いので除きます)
光熱費 | 30,000円 |
---|---|
携帯・ネット料金 | 20,000円 |
食費(イオン) | 60,000円 |
コンビニ雑貨(ローソン) | 20,000円 |
衣服や飲み代、その他 | 70,000円 |
合計金額 | 200,000円 |
生活費の支払いに使うクレジットカード
夫婦が生活費の支払いに利用するクレジットカードは以下のように仮定します。
楽天カード
- 光熱費・衣服や呑み代+その他に利用(メインカード)
イオンカードセレクト
- イオンでの食材などの購入に利用
dカード
- ローソンでの支払いに利用
毎月3万円の光熱費をカードで引き落とし vs 現金
毎月3万円の光熱費をメインの「楽天カード」(還元率1.0%)で支払った場合は以下のようにポイントが付きます。現金の場合は支払い額そのまま(もしくは納付書などの場合は手数料がかかる場合も)ですね。
期間 | 支払い額 | 現金よりお得になる金額 |
---|---|---|
1ヵ月 | 30,000円 | 300ポイント |
1年間 | 300,000円 | 3,600ポイント |
5年間 | 1,800,000円 | 18,000ポイント |
ケータイ料金をクレジットカード決済 vs 現金
毎月2万円のケータイ+ネット料金もメインの「楽天カード」(還元率1.0%)で支払うと、下記のようにポイントが貯まります。
期間 | 支払い額 | 現金よりお得になる金額 |
---|---|---|
1ヵ月 | 20,000円 | 200ポイント |
1年間 | 240,000円 | 2,400ポイント |
5年間 | 1,200,000円 | 12,000ポイント |
ケータイやネット回線がドコモの場合、dカードを使うとお得なのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし実は、dカード&dカードGOLD共に、ケータイ料金等はポイント付与対象外となります。(dカードGOLDの場合は持っているだけでドコモの携帯料金などが10%還元されます)
楽天カード公式サイトイオンでの毎日の食材費をカード決済 vs 現金
以下は毎月6万円の食費は、近所のイオンで決済には買い物用カードとして「イオンカードセレクト」を支払った場合です。(還元率は1.0%)
期間 | 支払い額 | 現金よりお得になる金額 |
---|---|---|
1ヵ月 | 60,000円 | 600ポイント |
1年間 | 720,000円 | 7,200ポイント |
5年間 | 3,600,000円 | 36,000ポイント |
コンビニ(ローソン)の雑費をdカード決済 vs 現金
毎月2万円は、自宅や職場の近くのコンビ二(ローソン)での雑費。支払いには「dカード」を利用します。(ローソンでdカードを利用した場合、ポイント還元率は2%)
期間 | 支払い額 | 現金よりお得になる金額 |
---|---|---|
1ヵ月 | 20,000円 | 400ポイント |
1年間 | 240,000円 | 4,800ポイント |
5年間 | 1,200,000円 | 24,000ポイント |
衣服代や飲み代をクレジットカード決済 vs 現金
毎月7万円の衣服代や飲み代、消耗品代は実店舗と楽天市場を利用して「楽天カード」で支払います。
基本還元率は1%で、楽天市場を利用した場合は3%になります。(今回は半々の割合で実店舗と楽天市場を利用した計算にしました)
期間 | 支払い額 | 現金よりお得になる金額 |
---|---|---|
1ヵ月 | 70,000円 | 1,400ポイント |
1年間 | 840,000円 | 16,800ポイント |
5年間 | 4,200,000円 | 84,000ポイント |
楽天市場をよく利用する方は、間違いなく楽天カードを持つのがお得です。一般カードでも3%、ゴールド以上なら5%~という超高還元率になります。
面白いほどザクザクと楽天ポイントが貯まりますよ!
一方、Amazonをよく利用する場合は還元率が2.0%以上になるオリコカードザポイントやAmazon公式クレジットカードがオススメです。
生活費ほぼすべてをクレジットカード決済 vs 現金の結果は…?
ここまで、それぞれの生活費をクレジットカードで支払った場合の現金と比較してお得になる金額を計算してきました。
全てを合計すると、実質支払い額の差は以下のようになります。
現金よりお得な金額 | |||
---|---|---|---|
支出 | 一カ月 | 一年 | 五年 |
光熱費 (30,000円) |
300円 | 3,600円 | 18,000円 |
ケータイ料金 (20,000円) |
200円 | 2,400円 | 12,000円 |
食費 (60,000円) |
600円 | 7,200円 | 36,000円 |
コンビニ雑費 (20,000円) |
400円 | 4,800円 | 24,000円 |
衣服代その他 (70,000円) |
1,400円 | 16,800円 | 84,000円 |
生活費合計 | 2,900円 | 34,800円 | 174,000円 |
一カ月という短期間では約2,900円となりますが、一年や五年で計算すると大きく変わってきますね。(毎月2,900円でも高級なお肉を買うなどできる金額ではありますが)
生活費は生きている以上ずっと続いていくものなので、可能な限りクレジットカードで支払う習慣にするだけで時が経てば経つほど大きくオトクになることが分かるかと思います。
生活費を節約するならコレ!おすすめのクレジットカード7選
生活費の節約、日常のメインの決済におすすめのクレジットカード7選をご紹介します。
紹介するのは、基本還元率が高く年会費無料5枚。
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基本還元率:1.0% |
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基本還元率:1.0% |
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基本還元率:1.2% |
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基本還元率:1.0% |
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基本還元率:1.0% |
それに加えて「普段利用している店舗でポイントが貯まりやすいクレジットカード」2枚です。
各カードの細かな特徴は省いているため、気になるカードがあったら詳細ページか公式サイトでチェックしてみてください。
楽天カード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
楽天カードは生活費を支払うメインカードとして考えた場合、かなり優秀なクレジットカードと言えます。
通常の還元率も高く、生活に密着している楽天系サービスでさらにお得にポイントが貯まり、節約にも向いている一枚ですね。

圧倒的人気の楽天カード。一体化されたEdy、あるいはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済でキャッシュレスデビューも◎。ざくざく貯まったポイントで買う商品を楽天市場で探すのはなんとも優雅な体験です。ステータス性はないものの実用性抜群なので、一枚持っておいて損はないカードと言えるでしょう。
JCB CARD W
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~5.50% |
- お得カードを持ちたい39歳以下の人
- Amazonをよく利用する
- QUICPayやApple Payも使いたい
- セブンイレブンによく行く
- メリット
- デメリット
- プロパーながら通常ポイント還元率1.0%
- Amazonやセブンイレブンなど多くのシーンで2.0%以上の超高還元率
- 年会費無料なのに海外旅行保険が付帯
- ETCカードや家族カードも無料
- 男女ともに定評のあるデザイン
- 女性向けの特典や保険を追加できる「JCBカードW PLUS L」も
- QUICPayと相性抜群、Apple Payなども利用可
- 申し込みは39歳以下&WEB限定
- 利用明細はWEBやアプリのみ
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは少し低め
- VISAやMasterCardと比べると海外では使えない地域も
- 敷居は低めなのでステータスは高くない
JCB CARD Wは18歳~39歳以下の方限定、年会費無料の高還元率クレジットカードです。
女性特有の疾病などのサポートが充実した女性向けバージョンの「JCB CARD WplusL」もあります。
バランスが良く使いやすいので、こちらも生活費用のメインカードとしても十分に検討する価値がある一枚ですね。

比較的新しいカードなので知名度は高くありません。しかし、いざ使ってみたらあまりにオトクで「このカードは誰にも教えたくない」と思うかもしれません。39歳以下の全ての方、特にAmazonを使う人には絶対的な自信を持ってオススメしたい一枚です。実益を求めるクレバーなあなたの頼もしいパートナーとなるでしょう。
リクルートカード
- メリット
- デメリット
- 基本ポイント還元率が1.2%と年会費無料カードではトップクラス
- リクルート関連サービスでの利用は最大4.2%
- Edy、nanaco、Suicaチャージでポイント付与の優秀なチャージクレカ
- 年会費無料ながら海外、国内の旅行保険が利用付帯
- 家族カード、ETCカードも年会費無料で発行可
- 審査基準が易しく、学生やアルバイトでも申し込みできる
- 敷居は低めなのでステータスは高くない
- 楽天カード等のようにランクアップ先がない
- ポイントの使い勝手が賛否両論あり(Pontaポイントに等価交換でき、さらにdポイント等へも交換できるが少し手間)
- Amazonや楽天での利用では他の年会費無料×高還元率カードに軍配が上がる
- ETCカードの発行手数料が1,100円(税込)かかる(JCBは無料)
リクルートカードは基本還元率が1.2%という高水準で、年会費無料なのに海外旅行保険も付帯しているクレジットカードです。
「じゃらんnet」や「ホットペッパーグルメ」など、生活の中で役立つシーンも多いリクルート系サービスでの利用はよりお得に。
リクルートポイントは共通ポイントであるPontaポイントへ等価交換可能なので使いやすく、電子マネーチャージにも強い一枚です。

VISAかMasterCardを選べば楽天Edy、Suicaへのチャージでもポイントがザクザク貯まるので、複数の電子マネーを使い分ける人にはマストな一枚。さらに、ホットペッパーなどのサービスをよく利用する人は絶対に持っておいて損はないでしょう。年会費無料なのに旅行保険が付くのも◎。
オリコカードザポイント
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~2.00% |
- Amazonをよく利用する
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- QUICPayやiDを使いたい
- ポイントの使い道が多い方がいい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%の高いポイント還元率
- Amazon等の大手ECサイトで2.0%以上も
- 数多くの共通ポイント、JALやANAマイル、Amazonギフト券など交換先が多種多様
- iDとQUICPayを両方搭載する稀有な一枚
- Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイも利用可
- ETCカードや家族カードを無料で発行可
- 審査基準が比較的やさしい(学生や主婦も可)
- 券面がブラックで高級感がある
- 還元率アップ対象の実店舗はない
- ポイント有効期限が1年と短い
- 旅行保険は付帯されない
- ポイントアップの通販はオリコモール経由が必要(面倒な場合はJCBカードWが◎)
- Amazonより楽天派は楽天カードの方がお得
オリコカードザポイントは基本1.0%、入会後の半年間は驚異の2.0%、そしてオリコモールの利用では最大15%と、ポイント還元率の高さがうれしいクレジットカードです。
後払い方式の電子マネー「iD」と「QUICPay」をダブル搭載しているため、日々の決済もキャッシュレスでスムーズに…という使い方もおすすめです。

ネット通販用クレジットカードとしても定評のあるオリコカードザポイント。ポイント還元の高さやポイントの使いやすさに大きな強みがあるので、日々の買い物がオトクになる所有コストゼロのサブカードとして最適です。ポイントはANAとJAL両方のマイルに交換可能なのも◎。iDとQUICPayのダブル搭載もこのカードだけ。
PayPayカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- メリット
- デメリット
- 100円につき1円相当のPayPayポイントがもらえる
- PayPay残高のチャージが可能
- Yahoo!ショッピングでのお買い物でポイント還元率が3%にアップ
- 海外旅行などの各種保険の付帯無し
- PayPayを使わない場合は恩恵が少ない
- 家族カードやETCカードが無い
PayPayカードも1.0%の高い通常還元率にとどまらず、Yahoo!ショッピングやLOHACOでは3倍、PayPayの決済をPayPayカードにする事でポイントの二重取りも可能です。
PayPayはQR決済の中でもかなりのシェアを占めており、利用できる店舗数もどんどん増えています。
決済をPayPayに集中する事でかなりの恩恵を受ける事ができますよ。

PayPayを利用している人、ヤフオクやYahoo!ショッピングを利用する人は必携と言えるクレジットカード。日々の生活でザクザクPayPayポイントが貯まり、使い道もさすがに豊富。公共料金の支払いに充てることもできます。旅行保険は付帯しないものの、年会費無料なので買い物&節約用のサブカードとしてもかなり重宝するでしょう。
イオンカードセレクト
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 0.50~2.50% |
- イオンをよく利用する
- WAONを使いたい
- イオン銀行を使いたい
- カードデザインを選びたい
- メリット
- デメリット
- イオン銀行キャッシュカード、電子マネーWAONが一体化
- イオン系列店舗でポイント2倍や5%OFFなど非常にオトク
- WAONへのオートチャージができポイントも貯まる
- 年会費無料ゴールド「イオンゴールドカード」の招待あり
- イオン銀行の預金金利やATM手数料が優遇される
- 券面デザインが豊富
- Apple Payや楽天ペイも利用可
- 家族カード、ETCカードを年会費無料で発行可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 敷居は低めなのでステータス性はない
- 旅行保険は付帯されない
- 届くまで少し時間がかかる(仮カードは即日発行可)
- イオン銀行の開設が必要(同時申し込みは簡単)
イオンセレクトカードは、イオングループでの利用がよりお得になるクレジットカードです。イオン銀行キャッシュカードの側面もあり、イオン銀行や提携ATMでの手数料が0円に。
電子マネー「WAON」へのチャージでもポイント還元があり、オートチャージも便利な一枚ですね。買い物用サブカードとしても非常に重宝するカードです。

一枚でクレジットカード&イオン銀行キャッシュカード&電子マネーWAONの三役なので、買い物用としてクレジットカードと口座を使えば家計管理も簡単でオトク。一定以上利用すれば年会費無料でイオンラウンジも使える「イオンゴールドカード」のインビテーションも。家族でのお出掛けも優雅になりますね。
dカード
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、最大5.0%の高還元率
- ポイント特約店はローソンや三越伊勢丹など多数
- 貯まるdポイントは汎用性が高い
- 最短5分のスピード審査
- ドコモユーザーなら携帯補償や割引も
- dカードポイントアップモール経由の通販で還元率アップ
- 海外での日本語サポート「VJデスク」などあり
- 後払い電子マネー「iD」を一体型で搭載
- 旅行保険が付帯されない
- ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
- ドコモユーザーしか使えない特典がある
- ステータス性はない
- 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
dカードは基本還元率1.0%と高水準の上に、ローソンでの利用においては3%OFF+2%ポイント還元と、実質5%もオトクになるクレジットカードです。
ケータイやネット回線がドコモの場合は毎月ポイント還元も得られるため、ドコモユーザーにはさらにおすすめの一枚ですね。

ドコモユーザーならケータイ補償が付き、毎月の料金も割引されるポイントが還元される年会費無料のお得なクレジットカード(月に10,000円以上のケータイ料金を払うなら、10%還元のdカードGOLDがオトク)。ドコモユーザーでなくてもローソンで合計5%の驚異的な還元率、電子マネーiDが一体化と、スペックも高いので買い物用のカードとしてもかなり優秀です。
生活費の支払いに◎!節約できるクレジットカードの3大条件
生活費の支払いに最適なクレジットカードは、下記の3つの軸を基本的な条件として検討するのがおすすめです。
- ポイント還元率が高いカード
- 年会費がお得なカード
- ポイントの凡庸性が高いカード
上記のような条件を満たすクレジットカードは、無駄に出費がかさむこともなく効率的に生活費を節約できるカードと言えます。
このようなカードはよく一般カードに見られますが、
- 空港ラウンジの利用
- 空港での多様な特典
- 高級ショップでの優待
- 海外旅行でのサポート
といった特典はあまり充実していないものが多いです。
あくまでも「生活費を支払うことで効率的に節約できるクレジットカード」なので、上記のような特典が付帯したカードが欲しい場合はある程度グレードの高いカードを発行する必要があります。
その場合は「節約できるであろう金額」と「カードの保有コスト」を天秤にかけてしっかりと検討する必要があるでしょう。
1.ポイント還元率の高いクレジットカード
生活費を節約するのに最適なクレジットカードの最も大きな条件は、「ポイント還元率が高いクレジットカード」であること。
ポイント還元率はそのまま「節約できる金額」に直結するので、生活費を節約するためにカードを選ぶ場合は最優先にするべきポイントと言えます。
楽天カードやリクルートカードのように、基本の還元率が高く設定されているクレジットカードを選ぶのもいいのですが、
- 〇〇店で還元率〇倍!
- 〇〇の利用で還元率〇倍!
- 〇〇の条件を満たせばボーナスポイントプレゼント!
といった、一定の条件を満たすことで多くのポイントを還元できるクレジットカードも魅力的です。
自分の良く行く買い物先を考える!
たとえばネットショップを利用することが多い場合は、楽天カードやヤフーカードのようなネット通販での利用に強みがあるクレジットカード。
あるいは近所にイオンがあり頻繁に行く場合はイオンカードを選ぶことで効率的にポイントを貯めることができます。
ポイント還元率を重視する場合には、「自分はどこで買い物をすることが多いか」ということに目を向けて検討してみると、自分の生活に合うクレジットカードを見つけることができるでしょう。
2.年会費無料の(または安い)クレジットカード
年会費が大きいクレジットカードを使ってしまうと、当然ですが生活費をクレジットカード払いによって節約した分を相殺してしまいます。
年会費が高いカードには、充実した海外旅行保険や特典が付帯していて非常に便利ではありますが、節約に重きを置くのか、特典に重きを置くのかをしっかりと決めなければ中途半端になってしまうかもしれません。
複数枚の利用でも保有コストがない
クレジットカードで生活費を支払う場合は、「複数枚のカードをそれぞれのシーン別に使い分ける」のが賢い使い方です。
しかし年会費がかかってしまうと、例えそれが少額であったとしても複数枚になると保有コストが嵩んでしまいます。
前述のシミュレーションに登場した「楽天カード」「イオンカードセレクト」「dカード」といった年会費無料のカードならば、複数枚を所有しても保有コストはゼロのまま。
クレジットカードを選ぶ時には、
- 特典で選ぶ
- 節約で選ぶ
- 学生などの地位的なもので選ぶ
など、どのように利用していくかという軸をしっかりと決めておくのが基本ですね。
3.貯まったポイントの交換先が便利なクレジットカード
せっかくポイントを貯めても、使い道がなく活用できなければ意味がありません。クレジットカードによる節約はポイントを貯めて終わりではく、「貯めたポイントをうまく日常に還元して初めて節約」になります。
例えば、クレジットカードのポイントの使い道には以下のようなものがあります。
- マイルへと交換する
- 電子マネーへチャージする
- 商品券と交換する
- 商品と交換する
- 他のポイントと交換する
たとえばポイントをマイルに交換しても、特典航空券への交換には足りないまま有効期限が切れてしまった…というケースも考えられます。
生活費の決済用のクレジットカードを選ぶ際は、ポイント還元率や年会費だけではなく「貯まったポイントをどう利用するか」とイメージしておくことも大切します。
楽天カードが絶大な人気を誇る理由は「ポイント交換の充実」にもあります。楽天市場で買えないモノを探す方が大変と言えるくらい、交換先は充実していますね。
楽天ポイントはANAマイルへの交換もできるので、ポイント派にもマイル派にも人気です。
- ポイント還元率が高い(よく行く店など)
- 年会費無料(または安いカード)
- ポイントの交換先をイメージできる
生活費をクレジットカード払いするメリット&デメリット
生活費をクレジットカードでまとめて支払うって…と、雑然とした不安を覚えている方もいるかもしれません。
そこで最後に、生活費をカードでまとめて払うことのメリットやデメリットを見ていきましょう。
家庭によっては独自の節約法や支払い方法がある場合もありますが、どちらの方が大きなメリットがあるのかを比較検討してみましょう。
メリット1.クレジットカードのポイント分が節約になる
ご存知のとおり、ほとんどのクレジットカードにはポイントプログラムが付帯しており、利用額に応じてポイントが貯まる仕組みになっています。
支払い手数料のかかるリボ払いや分割払いを除けば、普通にクレジットカード決済をするだけでポイント分が節約になるんです。
利用額に対して貯まるポイントの割合を「ポイント還元率」と呼び、これが0.5%である場合は200円で1ポイントが貯まることになります。(ざっくり言うと、ですが)
ポイント還元率が高いほど節約効果は上がる
例えば、ポイント還元率が1%のクレジットカードがあったとします。
利用額の1%がポイントで返ってくるということは、つまりカード決済をする度に1%分を節約できることになりますよね。
楽天カードが「楽天市場での利用で還元率3倍」といったように、一定の条件を満たすことで数%に上がるクレジットカードも多く見られます。
ただ「1%や2%の差なんてあまり関係ないのでは…」と考える方もちらほらいます。
毎月貯まるのが数百ポイントであっても、数カ月、数年と長い目で見るほど大きな金額になります。たかが数%の差でも塵も積もれば山となります。生活費をカード払いすることで節約するなら、できるだけポイント還元率の高いカードを選ぶのがおすすめです。
メリット2.家計を管理しやすくなる
生活費の多くをクレジットカード決済すると、「家計を管理しやすくなる」というメリットもあります。
本来、家計の管理は「レシート」や「家計簿」を利用しなければならず、まとめる作業にも手間暇がかかっていましたよね。
クレジットカード決済にすれば「利用明細」に履歴がすべて残ります。しかも最近はWEB明細が主流になりつつあり、カード会社の公式アプリなどスマホで確認できるケースがほとんどです。
明細は月ごとにまとめられ、どこでいくら利用したかも一目瞭然なので、家計簿をつける必要もありません。計算ミスもないので家計簿を付けるよりも正確に把握できるでしょう。
家計簿アプリも便利!
クレジットカードや電子マネー、銀行口座などの利用状況を一括確認することができる「家計管理アプリ」。
人気の家計簿アプリは以下の3種類。
- Money Tree
- Zaim
- マネーフォワード
これらの3つのアプリでは以下のような機能が備わっています。
- クレジットカードの利用履歴確認
- 銀行口座の残高確認
- 利用履歴の可視化(グラフ表示)
- レシート撮影機能
お使いのクレジットカードや銀行口座と連携することで「家計簿アプリ内」で財産の把握がしやすく、節約や家計をデザインするのにも非常に役立ちます。
2017年度にMoneytreeが行ったアンケート調査では、月額平均19,090円の節約ができたとのデータがとれているので、生活の中で節約をしたい人はとりあえずインストールしてみて使って見ましょう!
連携サービス数 | 強み | |
---|---|---|
Money Tree | 2,600以上 | ・自動ジャンル分け ・見やすいグラフ ・資産を一生管理 |
家計簿Zaim | 1,500以上 | ・ネットショップとも連携 ・統計データとの比較 ・家計のバランス診断 ・スーパーの特売情報なども取得 |
家計簿マネーフォワード | 2,660以上 | ・証券口座やFX口座など幅広く連携 ・カテゴリ分けなど細かく管理 ・お金に関するコラムも読める ・デバイスを選ばない |
夫婦間、用途等でカードを使い分けるのも◎
生活費をできる限りクレジットカードで払い、家計管理をする場合のおすすめの使い方として、夫婦間や用途ごとにカードを使い分ける方法もあります。
たとえば食材を奥さんスーパー(仮にイオン)に買いに行くならイオンカードセレクト、家の消耗品は楽天市場×楽天カード、旦那さんはまた別のカード…と使い分けることによって、
- 特定の場所で高い還元率を実現できる
- ○○費=○○カードなので出費を把握しやすい
といったメリットを得ることができます。
また、多くのクレジットカードは本カードの他に家族用の「家族カード」も追加発行できます。家族カードでは
- 1つ(本会員)の銀行口座から引き落としされる
- 利用明細書がまとめて見られる
といったように夫婦間で共同の出費を支払う際に家計の管理が楽になりとても便利なカードですよ!
利用計画はしっかりとすること
クレジットカードを複数枚持つことで上記のようなメリットを得られますが、「クレヒスが傷つく可能性も高まる」ことには注意が必要です。
支払い忘れなど、いずれかのカードで延滞を起こしてしまうと今後の発行審査などに影響してしまいます。
クレジットカードで生活費を支払う時は長期的な計画が大切なので、利用は計画的にしましょう。
明細をチェックすると「無駄遣い」が明確になる
クレジットカードの利用明細を小まめにチェックする癖をつけることで、生活費の出費の内訳が明確になります。無駄遣いも浮き彫りになるので、今後の対策も考えやすいです。
結果的に節約意識も高まるので、効率的な節約を目指すのであれば「小まめに明細をチェックする」習慣を心がけるのがベターです。
あまり節約にのめりこみ過ぎるとお互いのプライバシーを害してしまったり、窮屈な生活だと感じるなどのトラブルには注意が必要です。
家族間でカードを使う場合はルールを決めて、落ち着いて話し合いましょう。
デメリット.つい使いすぎてしまう可能性もある
生活費をクレジットカードでできる限り全て支払う場合のデメリットとしては、「金銭感覚が鈍るリスク」があります。
現金なら実際に物が無くなるので金銭感覚も正常に保たれますが、例えばショッピングなどをカードで支払う場合、
- 来月にお金が引き落とされる
- 目の前で現金が無くなるわけではない
と、お金を使っている意識が薄れてしまう可能性もあります。
リボ払いは「毎月一定額を支払えばいい」と家計に優しそうに感じる一方、返済期間が延びれば延びるほど手数料も膨れていきます。
返済できる期間や実際にかかる手数料などをしっかりと計算し、計画的に利用しましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、生活費を全てクレジットカードで払った場合 VS 現金の比較シミュレーションや、おすすめクレジットカード7選をご紹介しました。
生活費は多種多様ですが、大半は生きていく上で支払い続ける必要がある費用です。
切り詰めて節約する方法もありますが、支払いをクレジットカードにまとめるだけで、
- ポイントが貯まる
- 利用明細で支払いの内訳が明確になる
- 節約意識が高まり、実際にオトクに!
これだけのメリットを享受することも可能です。いきなり生活費すべては難しくても、少しずつ実践してみてはいかがでしょうか?
また今回紹介した「生活費の節約におすすめのクレジットカード」にも様々な店舗での利用がお得になるクレジットカードをまとめているので興味がある記事を読んで見てください。