アメックス発行のトラベラー向けカード、それがアメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード。(通称:スカイトラベラー)
マイルが貯まりやすいことはもちろん、ラウンジや旅行保険など“トラベラー向け”の特典が充実したカードです。
マイルをノホホンと貯めて行くなら、楽天カードのような年会費無料のカードでもアリでが、がっつり貯めて行くには、スカイトラベラーのように年会費有料のカードでレバレッジを効かせるのが効率的。
かんたんに特徴をまとめてみました。

目次
スカイトラベラーがマイルを貯めるのにおすすめな4つの理由
アメックススカイトラベラーが、マイルを貯めたい人におすすめできる理由は4つあります。
- 航空券購入の利用でポイント3倍(日本旅行・アップルワールドも対象)
- ANAを含む15社のマイルに交換できる(JALは不可)
- ポイントの有効期限がなく、マイルを無期限で貯められる
- 入会・継続でポイント(マイル)がもらえる
もちろん他にもメリットはありますが、発行するかどうかはマイル関連の特典で判断するのがいいでしょう。
1.航空券購入の利用でポイント3倍(日本旅行・アップルワールドも対象)
スカイトラベラーの1番の魅力、それは27社もの航空会社の航空券でポイントが3倍貯まることです。
ゴールドカードではないけど、AMEXのスカイトラベラーってやつがマイル3倍貯まるので持ってる。
— らくからちゃ (@lacucaracha) June 9, 2019
スターアライアンス | ・ANA(全日空) ・アシアナ航空 ・エバー航空 ・オーストリア航空 ・シンガポール航空 ・スイス インターナショナル エアラインズ ・スカンジナビア航空 ・タイ国際航空 ・ルフトハンザ ドイツ航空 |
---|---|
スカイチーム | ・アリタリア・イタリア航空 ・エールフランス航空 ・ガルーダ・インドネシア航空 ・KLMオランダ航空 ・大韓航空 ・チャイナエアライン ・デルタ航空 |
ワンワールド | ・JAL(日本航空) ・カンタス航空 ・キャセイパシフィック航空 ・フィンランド航空 ・ブリティッシュ・エアウェイズ |
無所属 | ・エア・タヒチ・ヌイ ・エティハド航空 ・エミレーツ航空 ・ヴァージンアトランティック航空 ・スターフライヤー ・チャイナエアライン ・バニラエア ・フィリピン航空 |
ANA・JALはもちろん、2017年にバニラエア(2019年にピーチと統合予定)も対応と、日本に離着陸している航空会社はほどんどOK。
ANAカードではANA航空券でしかマイルが貯まらないように、特定の航空会社のクレジットカードではあり得ないことが、スカイトラベラーでは実現されているんですね。アメックスさまさまです。
バニラエア、しれっとスカイトラベラー のボーナス対象だからポイントが美味しい
— azuki (@Azukiidx) January 8, 2019
シンガポール航空に60万切ったけど今思えばスカイトラベラー持ってりゃ美味しかったよなーと…
— 焼き鳥@青組 (@firebird_SFC18) May 24, 2018
ポイント3倍=100円につき3マイル
スカイトラベラーの基本還元率は1% (100円につき1「メンバーシップリワード」ポイント)。
航空券の購入ではその3倍、つまり100円につき3ポイント=3マイル貯まります。(くわしくは次項)
これはANAカードなんかと比較しても、かなり多い方で、ましてや27社対応なので、貯まりやすいことは言わずもがな。
海外旅行や出張が多い人は、年間で3〜5万マイル貯めるのもお手のもんでしょう。
スカイトラベラー 一年ちょいで5万マイル達成〜 pic.twitter.com/rPmUM16hw3
— azuki (@Azukiidx) May 22, 2019
2.ANAを含む15社のマイルに交換できる(JALは不可)
スカイトラベラーで貯まった「メンバーシップリワード」はANAを含む15社のマイルに交換できます。
スターアライアンス | ・ANA(全日空)「ANAマイレージクラブ」 ・シンガポール航空「クリスフライヤー」 ・スカンジナビア航空「SAS ユーロボーナス」 ・タイ国際航空「ロイヤルオーキッドプラス」 |
---|---|
スカイチーム | ・アリタリア・イタリア航空「クラブ・ミッレリア」 ・エールフランス航空「フライングブルー」 ・KLMオランダ航空「フライングブルー」 ・チャイナエアライン「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」 ・デルタ航空「スカイマイル」 |
ワンワールド | ・カタール航空「プリビレッジクラブ」 ・キャセイパシフィック航空「アジア・マイル」 ・ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブ・クラブ」 |
無所属 | ・エティハド航空「エティハド ゲスト」 ・エミレーツ航空「エミレーツ・スカイワーズ」 ・ヴァージンアトランティック航空「フライングクラブ」 |
マイルは同じアライアンス(航空連合)内でしか、マイル交換できないんですが、スカイトラベラーなら関係なし。
ポイントが貯まる航空会社に対して、マイル交換できる会社数は少なくなってしまいますが、大体の旅行・出張で使えるはずです。
日本の航空会社も加盟しており、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドといった感じです。
マイル交換レートは1:1
先ほどもチラッと触れましたが、「メンバーシップリワード」のマイル交換レートは基本的に1:1。
1,000ポイントから、1,000ポイント=1,000マイルで交換でき、移行手数料なども一切かかりません。

ただしANAマイルの交換だけは「メンバーシップ・リワードANAコース」への参加費、年会費5,500円(税込)が別途必要なことには注意しましょう。
ただしANAマイルへの交換にはいくつかデメリットがあることには注意が必要。(くわしくは「デメリット2」で後述。)
それを鑑みると、ブリティッシュエアウェイズのマイルに交換して、JAL便を購入するのが良さそうです。(くわしくは「デメリット4」で後述。)
3.ポイントの有効期限がなく、マイルを無期限で貯められる
他のアメックス発行のクレジットカードでは、ポイント「メンバーシップリワード」の有効期限は3年間です。
しかし、スカイトラベラーで貯めたメンバーシップリワードは無期限で貯められます。
失効を恐れて、なあなあでポイント交換しなくていいので、これはマイルを貯める上でかなり有利に働きますね。
使うときにマイルに交換すればOK
マイルごとに独自で有効期限が定められており、例えばANAマイルの有効期限は3年間。
3年経つと自動で失効してしまいますが、スカイトラベラーカードなら、使うときにマイルを交換すればOK。
実質無期限でマイルを貯められるので、ビジネスクラスやファーストクラスも無理せず目指せますよ。
4.入会・継続でポイント(マイル)がもらえる
アメックススカイトラベラーや入会時や継続で大量のボーナスポイントをもらえるのも魅力的。
- 入会ボーナスポイント:3,000ポイント
- ファーストトラベル・ボーナスポイント:5,000ポイント
- 継続ボーナスポイント:1,000ポイント
さらに、入会後初めての航空券購入時には5,000ポイントもらえる(ファーストトラベル・ボーナスポイント)ので、1年目に飛行機に乗れば、8,000ポイント=8,000マイル相当をゲットできちゃいます。
札幌⇆沖縄の片道分の必要マイル数が8,500なので、8,000マイルあれば国内であればどこでも行けそうですね。
どこのマイルを貯めるか決めてない人におすすめ
「JALマイルを貯めたい!」という人や、「ANAマイル」を貯めたい!」と貯めたいマイルが決まっている人には、JALカードやANAカードのほうがいいかもしれません。
ただ、マイルってどれを貯めたらよくわからないですし、毎回この航空会社を使いたい、みたいなこだわりってあまりないですよね。
そんな人には、27会社の航空券でポイントが3倍たまり、15のマイルに交換できるスカイトラベラーがおすすめできます。
上級会員修行におすすめ
スカイトラベラーは航空会社の上級会員になるための修行におすすめ。(ANAはSFC修行、JALで言えばJGC修行など)
上級会員資格を得れば、上級会員のみが申し込めるクレジットカードを入手できたり、空港で優先的なサービスを受けられます。
ただそのためには、飛行機にたくさん乗らないといけないので、その時にスカイトラベラーで航空券を購入するとマイルを効率よく貯められますよ。
アメックス・スカイ・トラベラーの4つのメリット・特典
マイルを貯める以外にもスカイトラベラーにはメリットがあります。
- 空港ラウンジ同伴者1名無料
- 航空便遅延保険(ロストバゲージ・遅延・欠航)が付帯
- ETCカードを年会費無料で発行できる
- 国内旅行保険が最高2,000万円で付帯
やはりカードの方向性上トラベラー向けのサービスが充実しているので、一つ一つ確認しておきましょう。
1.空港ラウンジ同伴者1名無料
スカイトラベラーでは、国内主要28空港とホノルルの空港ラウンジをを無料で利用できます。
空港 | ラウンジ | |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | ・スーパーラウンジ |
函館空港 | ・国内線ビジネスラウンジ「A Spring」 | |
東北 | 青森空港 | ・エアポートラウンジ |
秋田空港 | ・ラウンジロイヤルスカイ | |
仙台国際空港 | ・ビジネスラウンジ | |
北陸 | 新潟空港 | ・エアリウムラウンジ |
富山空港 | ・らいちょう | |
小松空港 | ・スカイラウンジ白山 | |
中部 | 中部国際空港セントレア | ・プレミアムラウンジセントレア |
富士山静岡空港 | ・YOUR LOUNGE | |
関東 | 成田空港 | 第1旅客ターミナル ・IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 」 第2旅客ターミナル ・IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
羽田空港 (国内線ターミナル) |
第1旅客ターミナル ・エアポートラウンジ(中央) ・POWER LOUNGE NORTH ・POWER LOUNGE SOUTH 第2旅客ターミナル ・エアポートラウンジ(南) ・エアポートラウンジ(北) ・POWER LOUNGE NORTH |
|
近畿 | 関西国際空港 | ・比叡(ひえい) ・六甲 ・アネックス六甲 ・金剛</a |
伊丹空港 | ・ラウンジオーサカ | |
神戸空港 | ・ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ・ラウンジ マスカット |
広島空港 | ・ビジネスラウンジ「もみじ」 | |
米子鬼太郎空港 | ・ラウンジDAISEN | |
山口宇部空港 | ・ ラウンジきらら | |
四国 | 高松空港 | ・ラウンジ讃岐(さぬき) |
松山空港 | ・ビジネスラウンジ ・スカイラウンジ |
|
徳島阿波おどり空港 | ・ヴォルティス | |
九州 | 福岡空港 | ・くつろぎのラウンジTIME ・ラウンジTIMEインターナショナル |
北九州空港 | ・ラウンジひまわり | |
大分空港 | ・ラウンジくにさき | |
長崎空港 | ・ビジネスラウンジ「アザレア」 | |
阿蘇くまもと空港 | ・ラウンジ・ASO | |
鹿児島空港 | ・スカイラウンジ菜の花 | |
沖縄 | 那覇空港 | ・ラウンジ華(hana) |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 | 国際線ターミナル ・IASS HAWAII LOUNGE |
使えるのはいわゆる“カードラウンジ”で、内装はかなり質素で、利用者数も多く混雑しており、“超快適”ということはないです。
場所も保安検査場の外なので、フライトギリギリまでゆっくりできるわけでもないですが、空港に早く着きすぎた時には便利ですよ!
アメックス発行なので、同伴者も1名まで無料
空港ラウンジの利用料金が無料になるのは、基本的にカード所有者本人のみで、同伴者は友達や家族、子供でさえも有料なことがほとんどです。
しかしアメックス発行のスカイトラベラーでは同伴者も1名まで無料に。
奥さん(旦那さん)が家族カードを所有していれば、家族4人分無料にでき、利用回数に制限もないので家族旅行で重宝しそうです。
- 夫:本カードで本人と同伴者1名無料
- 妻:家族カードで本人と同伴者1名無料
今日から家族旅行。BA→JAL特典なのでANAラウンジ使えず、夫と私のスカイトラベラーで家族4人でカードラウンジ。
千歳のスーパーラウンジって、いつも混んでる保安検査場を抜けてないから、いまいち寛げない…。あ、JGCも持てるようになればいいのか(笑)
— なないろ (@7iro_move) July 12, 2019

上位カードのスカイトラベラー・プレミアも年会費が3万円以上しますが、プライオリティ・パスは未付帯。
海外の高級空港ラウンジも使いたい人は、楽天プレミアムカードやアメックスゴールドあたりも併せて持ちたいですね。
スカイトラベラー君は上位カードだけでいいからプライオリティパスつけてくれへんかな
— TND (@ondr_is_great_p) September 1, 2018
手荷物無料宅配サービスもあり
スカイトラベラーには「手荷物無料宅配サービス」も付帯しています。
使えるのは海外旅行からの帰宅時のみですが、空港から自宅までスーツケースを1個を無料で宅配してくれます。(成田・中部・関西の3つの国際空港対応)
自分で配送しようとすると3,000円はかかるので、これは地味に嬉しい特典ですね。
2.航空便遅延保険(ロストバゲージ・遅延・欠航)が付帯
スカイトラベラーには飛行機関連の保険、「航空便遅延保険」が付帯しており、遅延や欠航時の宿泊代や食事代、手荷物紛失時に保証を受けられます。
補償額 | 保証内容 | |
---|---|---|
乗継遅延費用 | 最高2万円 | 航空機の遅延によりトランジットできなかった場合、宿泊料金や食事代が負担される |
出航遅延/欠航 /搭乗不能費用 |
最高2万円 | 出航予定時刻から4時間以上の遅延やした場合、食事代が負担される |
手荷物遅延費用 (ディレイバゲージ) |
最高2万円 | 到着後6時間以内に荷物が届かなかった場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される |
手荷物紛失費用 (ロストバゲージ) |
最高4万円 | 手荷物を紛失された(48時間以内に届かなかった)場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される |
海外旅行保険付きのカードでも、航空遅延保険が付いていないことがほとんどなので、さすがはトラベラー向けのカード、といったところでしょうか。
対象が国際便のみというのが少しデメリットですが、海外旅行や出張が多い人にはとってもありがたいですね。
スカイトラベラー、航空機遅延保障あるのがLCC利用者にはかなりありがたい
— azuki (@Azukiidx) July 9, 2019
ロストバゲージは生活必需品しか保証の対象にならず、4万円程度の衣料費分しかもらえません。
スカイトラベラーの保険どうこうより、まずは貴重品や高価なものをトランクに入れない”ことが最優先です。
3.ETCカードを年会費無料で発行できる
スカイトラベラーのETCカードは年会費が無料。最大5枚まで発行できます。
- ETCカード年会費:無料
- ETCカード発行手数料:935円(税込)
- ETCカード解約金:無料
ただし、発行手数料が918円かかることには注意。
とはいえ、ETCカードの利用でも1%のポイントが貯まるので、発行手数料分くらいはかんたんに元を取れるはずです。
以下の記事では、手数料・年会費など諸々の費用が全くかからないカードのみを紹介しているので、参考にしてみてください。
- ETCカード発行手数料:無料
- ETCカード年会費:無料
- ETCカード解約金:無料
- クレジットカード本体:無料
4.国内旅行保険が最高2,000万円で付帯
スカイトラベラーには最高2,000万円の国内旅行保険が付帯。
死亡後遺障害 | 2,000万円 |
---|---|
入院保険金日額 | - |
通院保険金日額 | - |
手術保険金 | - |
しかし注意したいのが、保証対象は死亡時or後遺症が残った場合のみで、怪我の治療費は負担されません。
ただ国内なら健康保険で対応できますし、全く保険なしよりはマシですね。
アメックス・スカイ・トラベラーの7つのデメリット
スカイトラベラーのデメリットは大別すると以下の7つ。
- 年会費が1万円とゴールドカード相当
- ANAマイルへの移行が手数料有料で、年間移行上限に改悪アリ
- フライトでマイルが貯まらない
- JALマイルに交換できない(ハイレートで交換する裏技アリ)
- 海外旅行保険が付帯しているが補償額は少なめ
- 家族カードの年会費が5,500円(税込)と高め
- アメックスブランドは加盟店数が少なく使い勝手△
ブランド力が武器のカードでもあるので、やはり少しクレジットカードとしての機能・サービス面ではデメリットが多いですね。
発行前に一つひとつ確認しておきましょう。
1.年会費が1万円とゴールドカード相当
スカイトラベラーの年会費は11,000円(税込)。
これは標準的なゴールドカード相当の年会費と同じで、一般カードにしては少し高いな、という印象。
年会費 | 特徴 | |
---|---|---|
年会費格安ゴールドカード | 無料〜2,000円 | 保険内容やサービスは一般カードよりも少しいいくらい |
ヤングゴールドカード | 3,000〜5,000円 | 20代だけが発行でき、年会費こそ安めだが、サービス内容は標準的なゴールドカードに遜色なし |
標準的なゴールドカード | 10,000円〜 | 空港ラウンジ・旅行傷害保険が充実 |
ハイステータスなゴールドカード | 20,000円〜 | ステータス性が高く、カード会社ごとにオリジナルのサービスも付帯 |
ただ、受けられるサービスの充実具合とアメックスブランドであることを鑑みると、ステータス性は十分ゴールドの基準に届いているので、仕方がないですね...。
アメックスの中ではかなり安めの年会費
10,800円と高めな印象ですが、アメックスが発行しているカードの中ではかなり安めのほう。
最もスタンダードなアメックス・グリーンカードよりも安く、スカイトラベラーより安く発行できるのはANAアメックスカードだけ。
年会費 | |
---|---|
![]() |
7,700円(税込) |
![]() |
13,200円(税込) |
![]() |
28,600円(税込) |
![]() |
31,900円(税込) |
![]() |
34,100円(税込) |
![]() |
34,100円(税込) |
カードを大量に使って、マイルを大量に貯める方式のパワー系カードなので、年会費分くらいはすぐ元を取れそうです。
2.ANAマイルへの移行が手数料有料で、年間移行上限に改悪アリ
ANAポイントへの移行には「メンバーシップリワードANAコース」に登録する必要があり、別途移行手数料5,500円(税込)の年会費が必要です。
さらに2019年1月より、ANAマイルへの移行上限が8万/年→4万/年と半減。
- ANAマイル移行手数料:5,400円/年(メンバーシップリワードANAコース)
- ANAマイル移行上限:8万マイル/年→4万マイル/年(2019年1月に改悪)
このようにANAマイルへの交換はデメリットがあるので、行き先によっては他のマイルへの交換も検討するべきでしょう。
ただし他のアメックスプロパーカードでは、ANAマイルに高還元率で交換するために、「メンバーシップリワードプラス」というサービスにも加入する必要があるので、スカイトラベラーがマイル向けのカードであることに変わりはありません。
メンバーシップリワードプラス | メンバーシップリワードANAコース | |
---|---|---|
アメックスプロパー | 3,000円 (プラチナ以上は無料) |
5,400円 |
スカイトラベラー | 必要なし | 5,400円 |
リワードプラス、リワードANAコースどちらに登録する必要がない、SPGアメックスやANAアメックスも検討するといいでしょう。
ANAマイルを貯めるならもっとオススメのカードがある
ANAマイルに限った話なら同じアメックスでもSPGアメックスやANAアメックスゴールドのほうがおすすめ。
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|
ANAマイル還元率 | 1% | 1〜1.25% | 1〜3% |
ANAマイル移行手数料 | 無料 | 無料 | 5,500円(税込) |
ANAマイル移行上限 | なし | なし | 4万マイル/年 |
ポイント有効期限 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
マイル移行手数料もかからず、年間の移行上限もなく、スカイトラベラーよりもANAマイルに特化しています。
またANAカード(ANAワイドゴールドカードなど)ではANAマイルが直接貯まるので、移行上限や移行手数料をきにする必要もなく、さらにANA便のフライトでもマイルが貯まりおすすめです。
ただ、スカイトラベラーならANAのみならず他のマイルも貯められ、おすすめできる層が厚いです。
さらに航空券購入時のマイル還元率(3.0%)はズバ抜けて高いことも大きな強みです。
3.フライトでマイルが貯まらない
クレジットカードでマイルを貯める方法は大きく分けて2つ。
- フライトで貯める
- ポイントをマイルに交換する
スカイトラベラーは2の特典が充実したカードですが、フライトではマイルが貯まりません。
もちろん別途でマイレージカードを用意すれば貯められますが、ANAやJALなど特定の航空会社のマイルを貯めたい場合は、フライトマイルも貯まる航空系のカードの方が便利です。
- JALマイルだけを貯めたい→JALカード
- ANAマイルだけを貯めたい→ANAカード
- デルタマイルだけを貯めたい→デルタスカイマイルアメックスカード
航空会社発行のクレジットカードはマイレージカードが一体型。
そのため、ANAカードやJALカードではマイレージカード機能があり、それ一枚でフライトでもマイルが貯まります。
航空系のカードと併用すればOK
個人的に最強だと思うのが、航空系のカードとスカイトラベラーの2枚持ちをして、シーンによって使い分ける方法。
例えばANAマイルの場合は、フライトで25%のボーナスマイルがもらえるANAワイドゴールドカードを同時に使うのがおすすめ。
- 航空券の購入→スカイトラベラー(ポイント3倍)
- フライト→ANAワイドゴールドカード(25%のボーナスマイル)
マイル積算率の高いカードを持っていれば、そのカードで航空券を決済しなくてもボーナスマイルが適用されるので、航空券はスカイトラベラーで購入すればOKです。
4.JALマイルに交換できない(ハイレートで交換する裏技アリ)
JALの航空券をスカイトラベラーで購入しても、ポイント3倍の対象です。
JAL航空券の決済はもっぱらJALカードではなく、AMEXスカイトラベラーで決済してる派です。溜まり方凄すぎてエグいです 笑
— トラノ (@toranomile) April 23, 2019
しかし、残念ながらそのポイントをJALマイルに交換することはできません。
- 航空券購入でポイント3倍→JALもOK
- 15社のマイルに交換できる→JAL不可
一見JALユーザーには向かないカードのような気もしますが、裏技を使えばお得にJAL便を購入することができ、むしろANAマイルに交換するよりもおすすめです。
ブリティッシュ・エアウェイズ
その裏技とは、ブリティッシュエアウェイズのマイル「Avios」に交換すること。
というのもブリティッシュエアウェイズはJALと同じく、「ワンワールド」に所属しているので、AviosをJAL便の特典航空券購入にあてられるんですね。
2019年5月に改悪がありお得感は薄れてしまいましたが、依然としてJAL便を購入できるので、スカイトラベラーはJALユーザーにもおすすめできますよ。
Avios | JAL | |
---|---|---|
羽田〜札幌 | 6,000マイル | 7,500マイル |
羽田那覇等 | 9,000マイル | 7,500マイル |
羽田石垣 | 11,000マイル | 10,000マイル |
5.海外旅行保険が付帯しているが補償額は少なめ
アメックス・スカイトラベラーには、最高2,000万円の旅行保険が付帯。
補償額 | 保険の対象 | |
---|---|---|
死亡後遺障害 | 2,000万円 | 死亡・後遺症が残った時 |
傷害治療 | 100万円 | ケガをした時 |
疾病治療 | 100万円 | 病気をした時 |
携行品損害 | 100万円 | ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき |
賠償責任 | 3,000万円 | 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時 |
救援者費用 | 200万円 | 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用 |
海外で怪我や病気になると100万円単位で治療費がかかることもあるので、旅行好きの人にはかなりのメリットです。
ただ、年会費が1万円するゴールドカード相当にも関わらず、補償額はかなり少なめです。
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 | 利用付帯 |
死亡後遺障害 | 2,000万円 | 4,000万円 (利用付帯:+1,000万円) |
2,000万円 |
傷害治療 | 200万円 | 300万円 | 100万円 |
疾病治療 | 200万円 | 300万円 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 3,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
年会費無料の楽天カードと同程度、年会費が同じく1万円の楽天プレミアムと比較するとかなり劣っていることがわかりますね。
利用付帯にも注意が必要
旅行保険の適用条件が「利用付帯」には注意が必要。

事前に旅費の一部をスカイトラベラーで決済しないと、保険が適用されません。
とはいえ、空港までのバス代やタクシー代の支払いでもOKなので、そこまでハードルが高くはないです。
「とにかくなんらかの旅費はスカイトラベラーで払う!」と覚えておけば大丈夫でしょう。
そこでおすすめなのが、エポスカード。
- 年会費無料
- 海外旅行保険が自動付帯
- 補償額が充実(傷害治療:200万円、疾病治療270万円)
年会費無料のカードでは“最強”と呼ばれており、ツーリスト・バックパッカーから熱烈な支持があるカードです。
6.家族カードの年会費が5,500円(税込)と高め
スカイトラベラーの家族カード年会費は5,500円(税込)。
アメックス発行ということを鑑みると普通な気もしますが、固定費をなるべく下げたい人にはデメリットですね。
ただ、マイル関連の特典はもちろん、海外旅行保険や空港ラウンジも家族カードで使えるので、もう一枚本カードを持つよりはお得と言えそうですね。
7.アメックスブランドは加盟店数が少なく使い勝手△
VISA/MasterCard/JCB/American Expressの4種類から選べる楽天カードのようなクレジットカードもありますが、アメックススカイトラベラーはその名の通りアメックスのみ。
高いステータス性で人気を誇るアメックスですが、富裕層向けなためか加盟店は都市や先進国に加盟店が集中。
VISAやMastercardと比較すると加盟店数やシェア率は圧倒的に少なく、アメックス一枚で海外に行くには不安が残ります。

日本国内だけならアメックスでOK
JCBとアメックスは加盟店を相互開放しているので、アメックスでもJCB加盟店で使うことができます。
日本発の国際ブランドということもあり、国内のほとんどのカード決済可能店舗はJCBに対応。(15〜20年前まではJCBしか使えない店も多かったみたいです。)
海外では不安が残るアメックスでも、国内ではさほど不便に感じることはないでしょう。
そうでない人は、別途でどちらかのブランドを持っておけば、どこでも使えて便利ですよ。
VISA・MasterCard | 国内外どんなところでも利用できる |
---|---|
JCB・AMEX | 日本では問題ないが、海外では使えるところが少ない |
メイン→spg、航空券→スカイトラベラーで使って他にSFCやJALの金持ってると強い
— きりゅう (@Airflow07F) November 2, 2016
アメックス・スカイ・トラベラーの審査基準と審査時間
いざ申し込んでも、審査に通過できないと元も子もないですね。
そこで、審査基準や審査時間を解説します。
- 審査基準:年収300万円くらい(クレマイ内審査難易度B)
- 申し込み条件:20歳以上であれば主婦でもOK(学生やアルバイト、無職は不可)
- 審査時間:3〜5日程度
審査に通りそうか見極めた上で申し込みをしましょう。
審査基準:外資系独自の審査方法で年収300万円程度でOK
外資系企業アメックス発行のスカイトラベラーでは、日系企業とは異なる独自の審査基準を元にカードを発行。
過去の信用情報よりも現在の支払い能力を重視する傾向にあるので、現時点で安定した職業・年収であれば審査に通りやすい傾向があります。
求められる基準はそこまでハードではなく、年収が300万円くらいあれば、問題なく発行できるはずです。
アメックススカイトラベラーの審査難易度はBでした。
※実際の審査難易度とは異なる場合があります。あくまで傾向として参考にしてください。
申し込み条件:20歳以上(学生不可)
スカイトラベラーの申し込み条件は「20歳以上で安定した収入のある方」。
アメックスのスカイトラベラー作ろうとしたら20歳以上じゃないとダメだったんだよね
— もな (@berry03232142) November 21, 2018
ただ20代なら基準に達していなくとも、発行の可能性は十分にあるでしょう。
あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。
職業別の審査通過見込み | |
---|---|
公務員 | ◎ |
経営者・会社役員 | ◎ |
会社員 | ◎ |
個人事業主 | ○ |
自由業 | ○ |
専業主婦 | ○ |
学生 | ○ |
パート・アルバイト | ○ |
無職 | ○ |
そもそも職業選択欄にないので、万が一でも審査に通ることはありません。
ただし、パート主婦は職業欄に「主婦」があるので、申し込み自体はできます。(審査に通るかは世帯年収次第と推察)
審査時間:3〜7日間(長期休暇前は遅くなる傾向)
スカイトラベラーの審査日数は3〜7日。
審査終了から7〜10日ほどで届くみたいなので、全部で2週間ほどはみておいた方が良さそうです。
トラベラー向けのカードという特性上、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など長期休暇前は、申し込みが集中し発行が遅くなる傾向があるので、早め早めの申し込みを。
アメックス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
スカイトラベラーのワンランク上には、アメックス・スカイトラベラー・プレミア・カードがあります。

スカイトラベラー | スカイトラベラープレミアム | |
---|---|---|
年会費 | 11,000円(税込) | 35,500円(税込) |
航空券購入時のマイル還元率 | 3.0% | 5.0% |
国内旅行保険 | 1,000万円 | 5,000万円 |
海外旅行保険 | 2,000万円 | 5,000万円 |
手荷物宅配サービス | 成田・中部・関西 | 羽田・成田・中部・関西 |
ショッピングプロテクション | 最高200万 | 最高500万 |
リターン・キャンセル・オーバーシーズ | × | ○ |
継続ボーナス | 1,000マイル相当 | 5,000マイル相当 |
青を基調としたスカイトラベラーに対して、プレミアでは赤がメインカラーになっており、より一層高級感が増しています。(一説によるとパスポートの色を意味しているとか)
スカイトラベラーの青と赤はパスポートを意味してるのね
— taitotomonaga@マリオット兄さん (@tttTTTakidayo) March 8, 2017
年会費が高くなる分、海外旅行保険やその他のサービスが充実したカードになっており、人によってはスカイトラベラーよりもお得になるのでチェックしておきましょう。
航空券購入時の還元率が3.0→5.0%にアップ
スカイトラベラー・プレミアでは航空券購入時の還元率が5.0%にアップ。
通常のスカイトラベラーでもかなりの高還元率だったのが、プレミアではさらに貯まりやすくなっています。
- スカイトラベラー:航空券購入で3.0%
- スカイトラベラー・プレミア:航空券購入で5.0%
通常のスカイトラベラーとどっちがいいの?
「スカイトラベラー」と「スカイトラベラープレミアム」で貯められるANAマイル数の差の要因となるのは以下の二つです。
- 航空券購入時のマイル還元率
- 継続ボーナス
年会費の差(25,000円)をこれらで貯まるマイルで埋め合わせできれば、「スカイトラベラープレミアム」の方がお得になるわけです。
損益分岐点は475,000円
1マイル=2円の価値として計算すると、損益分岐点は475,000円。
つまり、毎年50万円以上航空券を購入する人はプレミアムカードの方がお得になります。
ただ表を見てわかる通り、各種保険を重視したい人は、損益分岐点に惑わされずプレミアムカードを発行するのがよいでしょう。
プレミアにしてもプライオリティパスもらえないからだったら楽天プレミアムカードとスカイトラベラーの二枚持ちでよくねとは思う
— azuki (@Azukiidx) March 12, 2018
アメックス・スカイ・トラベラーとその他のアメックスカードやANAカードとの比較
スカイトラベラーカードとどっちを発行するか悩む人が多い4枚のカードを、比較していきます。
- SPGアメックスカード
- ANAアメックスカード
- アメックスグリーンカード
- ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
人それぞれで向き不向きがあるので、一概にこっちがおすすめとは言えないですが、
SPGアメックスとの比較
スカイトラベラーとよく比較されるのが、同じアメックス発行のSPGアメックスカード。
スカイトラベラーかSPGは迷いました
— ザキ (@einherjar12) September 25, 2018
スカイトラベラーとの違いをかんたんに表にまとめてみました。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
年会費 | 34,100円 | 11,000円 |
マイル還元率 | 1% (60,000ポイントの移行で1.25%) |
1.0〜3.0% |
マイル移行手数料 | 無料 | 無料 (ANAは5,400円) |
ANAマイル移行上限 | なし | 年間4万マイル |
ポイント有効期限 | なし | なし |
SPGアメックスはマイル移行手数料や移行上限なし、とマイルを貯める上で重要な要素を抑えています。
また、ANAマイルのみならず、JALマイルにも交換できるのが魅力的ですね。
飛行機以外で貯めるならSPGアメックスがおすすめ
マイル還元率は1.0%ですが、60,000ポイントまとめて移行すれば、マイル還元率は1.25%に。
スカイトラベラーのようにな航空券購入で還元率がアップする特典こそないですが、普段使い(航空券以外)の出費が多い人はSPGアメックスの方がおすすめ。
母のスカイトラベラーを解約してSPGアメックスにしようか悩む…ポイント無期限だけどANAマイルに移行するには移行費用かかるからな。私がVISAワイドゴールド持ってるから、航空券の支払いはそっちにすればいいわけだし。年会費は高くなるけどホテルの無料宿泊は魅力だな。
— なっちゃん⁂DD (@thxjp_bun1) September 19, 2017
マイルガチ勢なら、両方所有し、シーンによって使い分けるのもアリだと思いますよ。
それだけ出張が多ければ、飛行機代はスカイトラベラー、他はspg支払いの、2枚プラスαが良いのでは?
スカイトラベラーからBAのAvios。spgは、毎年の無料宿泊とその時点でのポイントで、遊びの宿泊に使えば、どちらも元は取れます。
僕もそうしてます ╰(*´︶`*)╯♡— 空飛ぶ✈︎陸マイラー (@zin92718736) September 25, 2017

7,000以上のホテルを持つ、世界最大級の高級ホテルグループとアメリカン・エキスプレスが提携したラグジュアリーなクレジットカード、通称SPGアメックス。このカードを持つだけでMarriott Bonvoyのゴールド会員資格も得られ、継続の度に無料宿泊特典なども。マイルを貯めたい方、旅行好きな方に自信をもってオススメできる一枚です。
ANAアメックスカードとの比較
アメックスカードの中でもANAマイルに特化したのが、ANAアメックスカード。
スカイトラベラーと比較すると、ANAマイル移行手数料が若干高いですが、フライトボーナスマイルももらえます。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
年会費 | 7,700円(税込) | 11,000円(税込) |
フライトボーナスマイル | 25% | なし |
ANAマイル還元率 | 1.0% | 1.0〜3.0% |
ANAマイル移行手数料 | 6,000円 | 5,400円 |
ANAマイル移行上限 | 年間4万マイル | 年間4万マイル |
ポイント有効期限 | 実質なし | なし |
“ANAマイルだけを貯めたい!”という人はスカイトラベラーよりもANAアメックスの方がおすすめですよ。

アメックスブランドの中でダントツで年会費が安いのがANAアメックスカード。“年会費を抑えて国際線の特典航空券を獲得したい”人にイチオシなカードです。外資系なので審査に独自のスキームがあり、金融事故情報が消えた直後でも発行できた事例が多いのも特徴的。クレヒス面で審査に自信がない人で申し込んでみる価値アリ のカードですよ。
アメックスグリーンとの比較
最もスタンダードなアメックスカード、アメリカン・エキスプレス・カード。(通称アメックスグリーンカード)
スカイトラベラーとの違いをかんたんにまとめてみました。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
年会費 | 13,200円(税込) | 11,000円(税込) |
通常時 マイル還元率 |
0.33% | 1.0% |
航空券購入時 マイル還元率 |
0.33% | 3.0% |
海外旅行保険 | 5,000万円 | 2,000万円 |
国内旅行保険 | 5,000万円 | 1,000万円 |
旅行保険などではアメックスグリーンカードに利がありますが、やはり基本マイル還元率が低く、航空券購入でも還元率は変わりません。
「メンバーシップリワードプラス」でマイル還元率をあげられるが...
アメックスグリーンでは、「メンバーシップリワードプラス」に登録することで1ポイント=1マイルにできます。
- 未登録:2,000ポイント→1,000マイル(マイル還元率0.5%)
- 登録済み:1,000ポイント→1,000マイル(マイル還元率1.0%)
しかしプラスで年会費が3,000円かかるので、やはりマイルを貯めるには適していないですね。
カード年会費を鑑みても、マイルを貯めるならスカイトラベラーの方がおすすめです。

人生にはこれがいる。のキャッチコピーでお馴染みのアメリカン・エキスプレスの一般プロパーカード。単純なステータスというよりも、世界中で安定した信頼感のある一枚です。挑戦する人生を選びたいあなたにとって、頼もしいパートナーになるでしょう。
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)との比較
ANA陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める)から大人気のソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)。
スカイトラベラーとはそもそもマイルの貯め方が違うので、両方持つのは多いにあり。
入会キャンペーンでかなりのボーナスポイント(マイル)がもらえるので、年会費安めでデビューしたいマイラー初心者におすすめできるカードですよ。

飛行機に乗らずに大量のマイルを貯める「陸マイラー」御用達のクレジットカード。日頃からポイントサイトで貯めたポイントをマイルに移行したい人に定評がある一枚です。PASMO一体型でオートチャージができるので、通勤や通学でPASMOを使う人はソラチカカードがあれば利便性が格段に向上するでしょう。ANAカードとしての機能も持つので、旅好きにも◎。
総評:航空券購入に特化しており、どのマイルを貯めるにしてもおすすめできるカード
このページではアメックス・スカイトラベラー・カードについてメリット&デメリット、審査基準についてくわしく解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 航空券購入の利用でポイント3倍(日本旅行・アップルワールドも対象)
- ANAを含む15社のマイルに交換できる(JALは不可)
- ポイントの有効期限がなく、マイルを無期限で貯められる
- 入会・継続でポイント(マイル)がもらえる
- 空港ラウンジや航空便遅延保険、手荷物無料宅配サービスなどのトラベラー向けサービスが充実
- 海外旅行保険が付帯しているが補償額は△
- 年会費が高め(家族カードも)
- フライトでマイルが貯まらない
- アメックスカードの中では審査基準が優しめな方
- 毎年50万円以上航空券を購入する人はプレミアムカードの方がお得
- SPGアメックスや航空会社発行のクレジットカードと併用するのもおすすめ
スカイトラベラーカードの魅力はやはり、使うであろうだいたいの航空会社のチケット購入でポイントが貯まり、それを15社ものマイルに交換できること。
マイラー初心者でどのマイルを貯めるか決めきれない人はもちろん、上級会員資格を目指して修行中の人にもおすすめできるカードですよ。