カードローンは、消費者金融や銀行とさまざまな金融機関が提供しています。
しかし、実際借りるならなるべく、金利の低い場所で借りたいですよね。
本記事では、金利が低いカードローン会社を10選まとめました。
消費者金融と銀行カードローンでは、メリット・デメリットが異なってきます。
2つの特徴を把握して、ぜひ金利の低いカードローンを選んでみてください。
目次
カードローン金利が低い金融機関10選を比較
まずは、金利の低い消費者金融、銀行カードローンを10選集めました。
上限金利、下限金利が一番低い金融機関にそれぞれチェックをつけています。
金融名 | 金利 |
プロミス | 4.5~17.8% |
アコム | 3~18% |
SMBCモビット | 3~18% |
レイクALSA | 4.5~18.0% |
三井住友銀行 | 1.5~14.5% |
三菱UFJ銀行 | 1.8~14.6% |
みずほ銀行 | 2.0~14.0% |
楽天銀行 | 1.9~14.5% |
オリックス銀行 | 1.7~17.8% |
イオン銀行 | 3.8~13.8% |
セブン銀行 | 12.0~15.0% |
カードローンには上限金利、下限金利がある
表を見てみるとわかるのですが、どの銀行・消費者金融も金利が〇%~〇%という表示になっています。
これは、金利の最低金利と最高金利になります。
融資を受ける際、金額によってこの金利が異なってくるのです。
この金利は、審査により適正金利が決定されます。
したがって、同じ借入額でも利用者ごとに金利が異なる可能性もあります。
金利は常に一律ではありません。情勢などの影響をうけると金利が見直される場合もあります。
一律でみんなが同じ金利となるわけではないんです。もし仮にそうなら、100万円借りている人が年間15%もの金利が付いたら、15万円になってしまいます。
金利って何?
カードローンには、金利、利息、実質金利といったさまざまな費用がかかります。
具体的にそれぞれどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
金利と利息の違い
金利とは、借入金額に対して、どのくらいの利息が付いたかを表す数値となります。
つまり、100万円を借りて、10万円の利息が増えたとします。そのときの利子は10%という風な計算方法になります。
また、実質年率というのは手数料や、保証料といった金利以外にかかるお金のことです。
実際は銀行により手数料が無料といった場合もあるので、安易に金利が低いからと飛び乗るのではなく、実質的に総合していくらかかるだろうというのを考慮できるといいですね。
しかし、現在は多くの銀行、消費者金融でも実質金利というものはかからないように配慮されているものが殆どです。
そのため、あまり実質年率を考慮しなくてもいい可能性もあります。
金利の計算シュミレーション
多くの消費者金融、銀行カードローンは日割りで金利が付く場合がほとんどです。
金利の計算の仕方は
利息=元金×金利÷365×借入日数
で計算をします。
例えば、100万円を15%の借りて半年で返済するとします。
計算式は
利息=100×15÷365×182
となり、利息は74,795円となります。
金利が10%以上あるとかなりの利息が取られますね。
また、多くの銀行、消費者金融では申し込みの前に返済シュミレーションを行うことができます。
返済シュミレーションでは、月々いくらはらえばいいのか、どのくらいの利息が付くのかがすぐにわかるので、必ず事前に行うようにしましょう。
金利が安いのは銀行カードローン
消費者金融と銀行カードローンを比べると、銀行カードローンの方が金利が低く設定されています。
その理由は、2つの業務形態の違いです。
消費者金融は、主に貸金業のみを行っています。カードローンや住宅ローンなどでお金を貸し、利子として利益を得ているわけです。
また、貸すためのお金は消費者金融が用意しなくてはなりません。そのためできるだけ利子を高くつけた方が儲かりますね。
一方、銀行はカードローンだけではなく、私達の預金を預かる仕事をしています。
カードローンで融資をしてくれる際には、預かったお金から融資金を調達しているため、低い金利でお金を貸すことができるのです。
銀行は、金利が低い代わりに審査に通りにくいといったデメリットもあります。
だれでも低い金利で借りれるというわけではないので注意しましょう!
消費者金融は無利息期間ありが多め
消費者金融は、銀行よりも金利が平均して3%程高いです。
しかし、プロミスやアコムといった大手消費者金融では、30日から60日まで無利息期間を設けていることが多いです。
一方銀行は、契約日もしくは借入翌日から日割りで利息がついてしまいます。
そのため、短期間での借入や、返済の目途が建っている場合には、消費者金融の方が銀行カードローンよりお得になる可能性もあります。
安易に金利が安いからといって銀行カードローンにすると、損をしてしまう恐れがありますね。
金利をなるべく安くする方法
利子をなるべく少なくする方法はあるのでしょうか。
おまとめローン
おまとめローンとは、複数の借入先を一つの借り入れに変更することです。
この場合は、消費者金融から金利の低い銀行カードローンに借り入れを変更する場合が多いです。
消費者金融による乗り換えも可能ですが、その場合その後の追加の融資は難しくなる場合が多いです。
また、おまとめローンでも審査は必要なため、銀行カードローンでは審査落ちてします恐れもあるので注意しましょう。
返済が滞ったら賠償金の発生も
カードローンでは、返済が滞った場合には損害遅延金という賠償金が発生してしまいます。
金融名 | 損害遅延金 |
プロミス | 年20.0% |
アコム | 年20.0% |
SMBCモビット | |
レイクALSA | |
三井住友銀行 | 年19.94% |
三菱UFJ銀行 | 契約時と同じ金利を上乗せ |
みずほ銀行 | 年19.9% |
楽天銀行 | 年19.9% |
オリックス銀行 | 借入残高に対して借入利率+2.1% |
イオン銀行 | 年14.5% |
セブン銀行 | 不要 |
セブン銀行を除き、すべての消費者金融・銀行カードローンで損害遅延金が発生してしまいます。
返済が滞ってしまった場合、その後の追加融資が難しくなったり、信用情報に傷がついてしまいます。
また、損害遅延金は、減額するといった方法は取れないので、もし仮に返済に間に合わないようであれば早めにカードローン会社に連絡するようにしましょう。
セブン銀行は、めずらしく損害遅延金がかからない銀行となっています。
下記はセブンイレブンの公式HPの一文になります。
遅延損害金はかかりませんが、お早めにセブン銀行口座(普通預金)へ月々の返済額以上の資金をご入金ください。
普通預金残高が月々の返済額を超えた時点で、自動的に引落しいたします。
万が一、月々の返済日に遅れた場合は、元加によって組入れられた借入残高全体に対し利息が発生しますのでご注意ください。
引用:セブン銀行公式HP
銀行カードローンのおすすめ徹底比較

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23384548
銀行カードローンは、消費者金融よりも金利が低く設定されており、その後の返済も考えると経済的ですよね。
銀行ごとの金利の利率についても一緒に掲載しているため、ぜひ参考にしてみてください。
三井住友銀行
三井住友銀行は、金利が1.9%~14.5%と業界1の低さにに設定されています。
以下が金利の表になります。
融資額 | 金利 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超800万円以下 | 年1.5%~4.5% |
他にも、三井住友銀行は50万円以下の借り入れであれば最短即日に融資が可能です。
期間限定で無利息キャンペーンを実施している場合もあるので、銀行カードローンであればかなりオススメの銀行となります。
また、三井住友銀行の提携ATMであれば手数料も無料になっているため返済後も経済的ですね。
- 【三井住友銀行カードローンの特徴】
- 金利1.9%~14.5%
- 50万円以下は即日融資可
- 期間限定で無利息期間あり
三菱UFJ
三菱UFJ銀行も年1.8~14.6%とかなり低い金利と言えます。
融資額 | 金利 |
---|---|
500万円以下 400万円超 | 年1.8% ~ 年6.1% |
400万円以下 300万円超 | 年6.1% ~ 年7.6% |
300万円以下 200万円超 | 年7.6% ~ 年10.6% |
200万円以下 100万円超 | 年10.6% ~ 年13.6% |
100万円以下 10万円以上 | 年13.6% ~ 年14.6% |
また、三菱UFJ銀行は融資が最短翌日と銀行カードローンの中ではかなり早いことが特徴です。
他にも返済額が1,000円という小額から可能になっており、家計を圧迫せずに無理なく返済していくことができます。
24時間WEB上で申し込みも可能なため急いでいる人はオススメのカードローンです。
- 【三菱UFJ銀行カードローンの特徴】
- 金利は1.8~14.6と低め
- 返済額1,000円から対応可能
- 最短翌日融資が可能
みずほ銀行
みずほ銀行は、大手メガバンクの1つですね。
みずほ銀行の金利は上限金利が2~14.0%とかなり低く設定されていることが魅力の1つです。
融資額 | 金利 |
---|---|
10万円超100万円以下 | 14.0% |
100万円超200万円以下 | 12.0% |
200万円超300万円以下 | 9.0% |
300万円超400万円以下 | 7.0% |
400万円超500万円以下 | 6.0% |
500万円超600万円以下 | 5.0% |
600万円超800万円以下 | 4.5% |
800万円以上 | 2.0% |
他にも、みずほ銀行の提携ATMであれば手数料も無料なため経済的です。
みずほ銀行は不定期ですが無利息期間をキャンペーンでも受けている場合があります。
大手銀行カードローンで無利息期間を設けていることはほとんどないので、キャンペーン中に申し込むとお得に融資を受けられます。
- 【みずほ銀行カードローンの特徴】
- 最高金利が低い
- みずほ銀行提携ATMで無料
- 期間限定だが無利息期間あり
楽天銀行
融資額 | 金利 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.5% |
100万円以上200万円未満 | 年8.6%~14.5% |
200万円以上300万円未満 | 年5.9%~14.5% |
300万円以上350万円未満 | 年3.9%~12.5% |
350万円以上500万円未満 | 年3.9%~8.9% |
500万円以上600万円未満 | 年3.5%~7.8% |
600万円以上800万円未満 | 年2.0%~7.8% |
800万円 | 年1.9%~4.5% |
楽天銀行の金利は平均的な値です。
しかし、楽天銀行カードローンでは、最高31,500ポイントのポイント還元を受け取れます。
基本的に、審査に通りにくい銀行カードローンですが、楽天ユーザーだと審査が優遇され、通過率が上がります。
そのため、日頃から楽天カードを使用しているようであれば楽天でカードローンを申し込むのもおススメです。
- 【楽天銀行カードローンの特徴】
- 金利は平均的
- 入会で楽天ポイント最高31,500ポイント還元あり
- 楽天会員であれば審査優遇
オリックス銀行
融資額 | 金利 |
---|---|
100万円未満 | 12.0%~17.8% |
100万円超150万円以下 | 6.0%~14.8% |
150万円超300万円以下 | 5.0%~12.8% |
300万円以上500万円未満 | 4.5%~8.8% |
500万円以上700万円未満 | 3.5%~5.8% |
700万円以上800万円未満 | 1.7%~4.8% |
このがん保証特典プランというのは、保険料は0円で加入することができます。
しかし、オリックス銀行カードローンは、がん保証特典プランというオリックス銀行ならではの商品を提供しています。オリックス銀行は金利1.7~17.8%と、最高金利はやや高めですね。
加えて、もし自分ががんと宣告されたときには返済に保険料があてることができ、借入残高が0円になります。
自分の年齢や立場によってはとても便利なカードローンと言えますね。
他にも24時間WEBからの申し込み可能といった特典もあります。
- 【オリックス銀行カードローン】
- 金利自体は銀行カードローンではやや高め
- がん保証特典プランあり
- 24時間WEBからの申し込み不要
イオン銀行
融資額 | 金利 |
---|---|
10万円〜90万円 | 11.80%〜13.80% |
100万円〜190万円 | 8.80%〜13.80% |
200万円〜290万円 | 5.80%〜11.80% |
300万円〜390万円 | 4.80%〜8.80% |
400万円〜490万円 | 3.80%〜8.80% |
500万円〜590万円 | 3.80%〜7.80% |
600万円〜790万円 | 3.80%〜5.80% |
800万円 | 3.80% |
イオン銀行カードローンは金利3.8~13.8%と低金利となっています。
なかでも、100万円~190万円の適応金利が他社よりも低めなため、おまとめローンにもオススメです。
他にも、イオン銀行は提携ATMが豊富です。提携ATMでは振込手数料が無料なためオススメと言えます。
また、申し込み審査も24時間365日行っているため、最短翌日以降の融資が可能です。
また、イオン銀行は学生やアルバイトでも定期的な収入があれば申し込み可能となっているため、フリーターでも手を伸ばしやすいです。
- 【イオン銀行カードローンの特徴】
- 金利はカードローン中でも低め
- ATMが豊富で便利
- 申し込み・審査が365日年中無休なため融資が速い
セブン銀行
融資額 | 金利 |
---|---|
10万円・30万円・50万円 | 15% |
70万円・100万円 | 14% |
150万円・200万円 | 13% |
250万円・300万円 | 12% |
セブン銀行は、セブン&アイ・ホールディングスの傘下であるセブン銀行が提供するカードローンとなっています。
金利も12~15%とやや高めの設定です。
しかし、セブン銀行は全国にあるセブンイレブンのATMから24時間振込手数料無料で借入ができます。
また、在籍確認もないため家族にもバレないといったメリットもあります。
- 【セブン銀行カードローンの特徴】
- 金利は12~15%とやや高め
- 在籍確認がないから家族バレなし
- 全国のセブンイレブンATMで借入・返済手数料無料
消費者金融のオススメ金融比較
次は消費者金融のオススメを紹介していきたいと思います。
消費者金融は、銀行カードローンと比べると金利は高いです。しかし、融資スピードがはやく、無利息期間を設けているため短期間の借入なら、消費者金融がオススメです。
アコム
融資額 | 金利 |
---|---|
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万円~300万円 | 7.7%~15.0% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
501万円~800万円 | 3.0%~4.7% |
アコムは、テレビのCMでも有名ですね。知名度も抜群に高いです。
アコムの金利は3.0~18%と消費者金融の中では平均的な金利価格と言えます。
また、申し込みから融資まで最短60分での融資が可能なため、すぐにお金が必要な人でも安心です。
無利息期間もあるため、大手の消費者金融で、すぐに借り入れが欲しいという方にはアコムがオススメです。
- 【アコムの特徴】
- 金利は消費者金融の中だと平均的
- 無利息期間30日あり
- 最短融資まで60分
プロミス
融資額 | 金利 |
---|---|
30万円以下 | 借入後残高 × 3.61% |
30万円超え~100万円以下 | 借入後残高 × 2.53% |
100万円超え | 借入後残高 × 1.99% |
プロミスの金利だけに注目すると4.5~18%とやや高めです。
しかし、プロミスはの魅力は融資スピードです。
申し込みから融資までが30分しかかからないため、すぐに融資が欲しい方にはとても便利です。
また、無利息期間も30日用意されているため短期間の借り入れはお得に融資が受けられます。
他にもプロミスは、審査が通るかどうかチェックする15秒診断も行っているため、マジは一度確認してみるのもありですね。
- 【プロミスの特徴】
- 金利は消費者金融の中では高め
- 融資スピードが圧倒的に早い
- 無利息期間あり
レイクALSA

引用:レイクALSA公式サイト(https://lakealsa.com/index.asp)
融資額 | 金利 |
---|---|
1~99万円 | 15.0%~18.0% |
100万円超200万以下 | 12.0%~15.0% |
201万円超300万以下 | 9.0%~15.0% |
301万円超400万以下 | 7.0% |
401万円超500万以下 | 4.5% |
レイクALSAは、金利は3.0~18%と消費者金融の中では一般的です。
中でも、レイクALSAは通常の30日間の無利息期間に加えて嬉しい特典が選べます。
1つ目は30日間の無利息期間にプラスして30日間追加でき、敬60日間の無利息期間が持てるプラン。
2つ目は、30日間の無利息期間に加え、その後180日間5万円分の利息は0になるお言うプランです。
融資額が小額かつ、2か月以内に返済できるようであれば断然レイクALSAがオススメです。
- 【レイクALSAの特徴】
- 金利は消費者金融の中では平均的
- 30日間の無利息期間あり
- 加えて最大60or180日間の無利息期間
SMBCモビット
融資額 | 金利 |
---|---|
10万円未満 | 20.0% |
10万円以上100万円未満 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
SMBCモビットは、金利3.0~18%と金利は平均的です。
しかし、SMBCは公式ホームページで在籍確認はなしと公言している唯一の消費者金融となります。
そのため、WEB上で融資までを完結することができ、家族・職場にバレるといった心配がありません。
したがって、誰にも知られずに借りたい人にはとてもオススメの消費者金融です。
しかし、無利息期間がないので注意してください。
- 【SMBCモビットの特徴】
- 金利は消費者金融の中では平均的
- WEB上で申し込みから融資まで完結できる
- 在籍確認なしで周囲にバレない
まとめ
いかがでしたか。
本記事では、カードローンの金利が低いオススメの消費者金融、銀行カードローンについて紹介してきました。
ポイントをおさらいしておきましょう。
- ポイント
- 銀行の方が消費者金融の方が金利が低い
- 消費者金融は無利息期間あり
- 金利を低くするなら、おまとめローンを利用してみる。
- 返済が滞ると賠償責任法がかかる。
本記事を参考にして、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。