楽天カードは全部で10種類。

このページでは楽天カード10種類それぞれの特徴やデザインを徹底比較しました。(ETCカードは別記事)
- ほとんどの人
→楽天カード:5,000P - 女性の方
→楽天PINKカード:5,000P - 海外によく行くor法人カードも必要
→楽天プレミアムカード:8,000P
もらったポイントは楽天市場で欲しい商品に交換するもよし、楽天ペイでコンビニ決済に使うのもよし。
とくに難しい条件はないので、確実に5,000ポイントもらえるはずですよ!
楽天カード全10種類のデザインやポイントなど特徴を紹介
一枚一枚の楽天カードについて、もう少しくわしく見ていきましょう。
1.楽天カード(ダントツ人気)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
楽天カードの中で最もスタンダードで人気があるのが「楽天カード」。
一般的に「楽天カード」という言葉ははこのカードを指し、他のカードと比較するときにも大きな基準になります。
国内でダントツの人気を誇るクレジットカード
楽天カードは、クレマイが独自に行ったアンケート調査で「人気ランキング(総合)」でダントツ1位に。
年会費無料×高還元率、そしてポイントや電子マネーの使い勝手も良いという万能なクレジットカードで、年代を問わず「持っていて便利」なクレジットカードであると認識されています。
仮に「一番おすすめの楽天カードを教えて!」と聞かれたら、ひとまずはこの「楽天カード(一般)」を挙げますね。

圧倒的人気の楽天カード。一体化されたEdy、あるいはApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済でキャッシュレスデビューも◎。ざくざく貯まったポイントで買う商品を楽天市場で探すのはなんとも優雅な体験です。ステータス性はないものの実用性抜群なので、一枚持っておいて損はないカードと言えるでしょう。
2.楽天PINK(ピンク)カード(女性に人気)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天カードの発行を検討している女性
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 月額料金を払って女性向けオプションを追加可能(優待/割引/保険など)
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- 評判の良いおしゃれな券面デザイン
- 楽天カードと異なりアメックスブランドは選べない
- 優待や割引は使いこなせる人向け(使えればかなりお得)
- 楽天カードとの同時持ちはできず切り替えが必要
- ステータス性はない
通常の楽天カードに、女性向けの保険や割引特典がプラスされたのが、楽天PINK(ピンク)カード。
その他のサービスやメリットは据え置きされているので、デザインさえ気にいるなら女性に強くおすすめしたいカードです。
3つの女性向け特典が追加される
楽天ピンクカードで追加されるのは以下の3つのカスタマイズサービス。
- 楽天グループ優待サービス
- ライフスタイル応援サービス(RAKUTEN PINKY LIFE)
- 女性向けの保険オプション(楽天PINKサポート)
とくに保険オプションは魅力的で、女性特有の病気(乳がんや子宮筋腫など)の治療費を補償してくれる保険に、月額40円~(年齢によって変わる)と格安で入れます。
3.楽天ゴールドカード(楽天市場ユーザーに人気)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
2,000円 | 2,000円 | 1.00~5.00% |
- 年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい
- 楽天市場をよく利用する
- 旅行や出張の機会が多い
- メリット
- デメリット
- 楽天市場などで5.0%という驚異的なポイント還元率になる
- 国内の主要空港、ハワイ&韓国の空港ラウンジを無料で利用できる
- ETCカードの年会費が無料になる
- 年会費の割に海外旅行保険の補償額が大きい
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- 年会費が税別2,000円かかる
- ゴールドカードの中では比較的ステータスは低め
- 券面がややピンクゴールド寄りなので人を選ぶデザイン
- 家族カードの年会費が楽天プレミアムカードと同じ
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
楽天カードのワンランク上に位置するのが、楽天ゴールドカード。
年会費が2,200円(税込)と格安な分、特典やサービスは一般的なゴールドカードに劣りますが、楽天カードの強みがさらに充実したカードになっています。
楽天市場での還元率がアップし、空港ラウンジが使えるように
楽天ゴールドカードでは、通常の楽天カードに加えて以下の特典が付帯。
- トラベルデスク(旅行のサポートサービス)が無料で利用可能
- 国内28の主要空港、韓国、ハワイの空港ラウンジを無料で利用可能(年2回まで)
- ETCカードの年会費無料
空港ラウンジも無料なので、旅行が好きな方や、ラウンジを使う人によっては楽天カードよりもお得になりますよ。
4.楽天プレミアムカード(海外旅行好きに人気)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
11,000円 | 11,000円 | 1.00~5.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- コスパの良いゴールドカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- 楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
- プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
- 国内の主要空港ラウンジももちろん無料
- 家族カードの年会費が格安で非常にオトク
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- 国際ブランドを4種類から選べる
- 楽天ブラックカードのインビテーションが届く
- 年会費が税別10,000円かかる
- 特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
- 楽天ブラックカードはかなりハードルが高い
楽天プレミアムカードは楽天ゴールドのさらにワンランク上のカード。
一般的なゴールドカードのイメージに近いのはむしろこのカードで、プレミアムカードらしい保険やサービスが備わっています。
海外旅行保険と空港ラウンジサービスが充実
楽天プレミアムカードは、最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯。
さらに高級空港ラウンジが使い放題の、「プライオリティーパス」も無料で付いてきます。

年会費1万円前後でここまで特典やサービスが充実しているのは珍しく、楽天プレミアムカードよりもコスパがいいカードはなかなか見当たらないです。
5.楽天ビジネスカード(法人経営者に人気)
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
2,200円 | 2,200円 | 1.00~5.00% | - |
- 経費決済でポイントを貯めたい
- 楽天プレミアムカードを所有している
- 事業で複数枚のETCカードを使う
- メリット
- デメリット
- 法人カードとしては抜群のポイント還元率
- 経費決済でもポイントは代表者個人に
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、使い道は実質無限大
- ETCカードを何枚も発行でき、社用車の運用にも◎
- 「VISAビジネスオファー」接待や出張をサポート利用可
- 楽天プレミアムカードを同時所有する必要あり
- キャッシング機能はない
- 支払い方法が一回払いのみ
- 社員カードは発行不可
- 手元に届くまでそれなりに時間がかかる
楽天カード内唯一の法人カード、それが「楽天ビジネスカード」。
「楽天プレミアムカードの追加カード」として、個人事業主や法人代表者が発行できるカードです。
二枚のカードで管理はラクラク、ポイントざくざく
楽天プレミアムカードと使い分けることで、法人用の経費と個人用の出費を「口座」の段階からうまく切り離すことができ、カード明細などによって利用項目が一目瞭然。
- 楽天プレミアムカード:個人口座&私的利用
- 楽天ビジネスカード:法人口座&経費利用
骨が折れる経費管理も楽になり、バックオフィス業務の負担が減ることになります。
法人カードの中ではトップレベルのポイント還元率で、年会費も2,200円(税込)と格安。起業したての方にもおすすめのカードです。
6.楽天ブラックカード
楽天カードシリーズの最上位に君臨するのが「楽天ブラックカード」。
ただし直接申し込み不可で、インビテーションが届かないと発行できず、それがまたかなりの難易度です。
獲得するには「インビテーション=招待」が必要
楽天カードの利用額がいくら多くても、インビテーションはなかなか届かないみたいです。
クレマイ編集部で調査したところ、招待を受けるコツはざっとこんな感じですね。
- 楽天ポイントクラブはダイヤモンドをキープ
- 楽天市場、楽天トラベル、楽天銀行、楽天証券などを継続利用
- 楽天カードを継続して年間数百万円以上利用する
複数の楽天系サービスを利用して、優良顧客であることをアピールする必要があります。
7.楽天ANAマイレージクラブカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 550円 | 1.00~3.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 楽天カードの発行を検討している
- 年会費を抑えてANAマイルを貯めたい
- メリット
- デメリット
- ANAマイレージクラブカードの機能が付帯
- ANAマイルコースでマイルが直接貯まる
- 年会費実質無料でマイル還元率が高め
- フライトでもマイルが貯まる
- スキップサービスでチェックインいらず
- 海外旅行保険が付帯(最高2,000万円)
- 年に一度も使わないと年会費がかかる
- 直接ANAマイルが貯まるので有効期限が3年
- もっとマイルが貯まりやすいカードは他にもある
- マイル還元率は通常の楽天カードと同じ
楽天ANAマイレージクラブカードは、通常の楽天カードにANAマイレージクラブ(AMC)の機能が付随したカードで、楽天ポイントの他にANAマイルも貯められます。
フライトでも買い物でもマイルが貯まる
マイルはフライトでも、買い物でも貯まります。
- ANA便の搭乗でフライトマイルが貯まる
- 200円につき1ANAマイル貯まる(ANAマイルコース選択時)
“複数のカードを一つにまとめられる”が売りで、支持者も一定層はいるんですが、個人的にはどっちつかずな印象が強いですね...。
AMCカードはスマホアプリで代用できますし、年に1回も使わないと500円の年会費が発生することを鑑みると、通常の楽天カードで十分な気がします。
マイルが直接貯まるだけで、ANAマイルが“貯まりやすい”カードではないので、敢えて楽天AMCカードを発行する必要はないのかな、と。
ANAマイラーからの支持がアツイのも、通常の楽天カードです。
8.楽天カードアカデミー
楽天カードアカデミーは学生(28歳以下)だけが発行できる、学生カードです。
学生向けの特典が付帯
楽天カードアカデミーは、通常の楽天カードに加えて以下の特典が付帯。
- 送料無料クーポン(1回分)がつく
- 楽天ブックスでポイント4倍
- 楽天トラベルで高速バスを予約するとポイント3倍
- 楽天ブックス(ダウンロード)でポイント3倍
いまいちピンとくる特典ではないですが、一般カードと比較すると劣る点はとくにないので、学生は楽天カードアカデミーでいいと思います。
ただ、国際ブランドはVISAとJCBのみで、デザインも1種類しかないので、それが嫌なら通常の楽天カードにするといいですよ。
しかし、2013年の夏頃に改定され、楽天アカデミーでも最大30万円の限度額に。
卒業時に切り替え時の手続きも必要ないので、学生の方にはおすすめできるカードになりましたよ。
9.楽天銀行カード
楽天銀行のキャッシュカードとしても使えるのが「楽天銀行カード」。
楽天カードの中ではかなり特殊な位置付けで、利用できないサービスが多く、あまりおすすめできません。
キャッシュカード一体化でお金を引き出せる
「通常の楽天カードと楽天銀行キャッシュカードが一体になったカード」と考えていいでしょう。
カードの挿入方向によってクレジットとキャッシュカードを使い分けられ、クレジットカードでありながらATM等でお金を引き出すこともできます。
銀行系のクレカを使ったことがある人は、イメージしやすいかと思います。
- 楽天ポイントカードの機能がない
- 電子マネー(楽天Edy)の機能がない
- 家族カードがない
- 引き落とし口座が楽天銀行のみ
- デザインは通常券面のみ
- 国際ブランドはJCBのみ
- ゴールドカードに切り替えできない
デメリット的にはある意味デビットカードに近いので、楽天銀行デビットカード+楽天カードという持ち方もおすすめです。
10.楽天銀行デビットカード
クレジットカードではないのですが、手軽に持つことができる便利な楽天のカードが「楽天銀行デビットカード」です。
数あるデビットカードの中でも一際使い勝手が良いので、最後におまけとしてご紹介します。
審査がなく、ポイント還元率No.1(他のデビットと比較して)
楽天デビットカードは、クレジット機能がないため16歳以上であれば審査なしで作成可能。
ラインナップも豊富で、ゴールドカードには海外旅行保険が付帯しています。(デビットではかなり珍しい)
年会費 | 還元率 | |
---|---|---|
楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA) | 無料 | 1.0% |
楽天銀行シルバーデビットカード(VISA) | 2,200円(税込) | 1.0% |
楽天ゴールドデビットカード(VISA) | 5,500円(税込) | 1.0% |
楽天銀行デビットカード(JCB) | 無料 | 1.0% |
楽天銀行デビットカードならクレジットカードを持てない人でも、それに準ずるサービスを受けられますよ。
とくにクレヒスが悪いと、再度申し込みをしても審査通過の望みは薄いので、審査がない楽天銀行デビットカードを発行するといいですよ。
どうしてもクレジットカードを持ちたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
楽天カード全種類を徹底比較
楽天カード全10種類を以下の項目で比較します。
- 年会費
- 国際ブランド
- デザイン
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 限度額
比較表+ひとこと、で解説したので、気になるところだけさらっと目を通してください。
年会費で比較
各楽天カードの年会費を表にまとめてみました。
種類 | 年会費 |
---|---|
楽天カード | 無料 |
楽天ピンクカード | 無料 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 (税込) |
楽天プレミアムカード | 11,000円 (税込) |
楽天ビジネスカード | 2,200円 (税込) |
楽天ブラックカード | 33,000円 (税込) |
楽天ANAマイレージクラブカード | ※550円 (税込) |
楽天カードアカデミー | 無料 |
楽天銀行カード | 無料 |
楽天銀行デビットカード | 無料 |
※年1回の利用で無料
維持費ゼロがいいなら、通常の楽天カードがおすすめですね。
年会費以上に特典やサービスを受けられると感じた場合は、楽天ゴールドやプレミアムも検討してみると良いでしょう。
入会キャンペーンで比較
次に楽天カード各種類の入会キャンペーンでもらえるポイント数を比較してみましょう。
種類 | 入会キャンペーン |
---|---|
楽天カード | 最大5,000ポイント |
楽天ピンクカード | 最大5,000ポイント |
楽天ゴールドカード | 最大5,000ポイント |
楽天プレミアムカード | 最大11,000ポイント |
楽天ビジネスカード | 最大2,000ポイント |
楽天ブラックカード | - |
楽天ANAマイレージクラブカード | 最大9,000ポイント |
※デビットなど一部省略しています。なるべく常に最新情報に更新していますが、キャンペーンやタイミングによっては正しくない場合があります。くわしくは公式サイトをご覧ください。
楽天カード公式サイト国際ブランドで比較
各楽天カードで選べる国際ブランドを表にまとめてみました。
VISA | Mastercard | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
楽天カード | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天PINKカード | ○ | ○ | ○ | × |
楽天ANAマイレージクラブカード | ○ | ○ | ○ | × |
楽天銀行カード | × | × | ○ | × |
楽天カードアカデミー | ○ | × | ○ | × |
楽天ゴールドカード | ○ | ○ | ○ | × |
楽天プレミアムカード | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天ビジネスカード | ○ | × | × | × |
楽天ブラックカード | × | ○ | ○ | × |
楽天銀行デビットカード | ○ | × | ○ | × |
- アメックスブランドは楽天カード・楽天プレミアムカードのみ選択可能
- 楽天銀行カードはJCBのみ
- 楽天ビジネスカードはVISAのみ
デザインで比較
カードのフェイスデザインの種類が豊富にあることも楽天カードの大きな特徴のひとつ。
ただ、複数のデザインがあるのは、通常の楽天カードと楽天PINKカードのみ。
そしてその中でも、MastercardとJCBブランドのみです。
楽天カード(楽天ピンクカード)のデザイン一覧。
通常のデザインのほかに、2022年5月現在では以下の種類から選ぶこともできます。(一部デザインの楽天PINKカード版は省いています)
お買いものパンダ
(VISA / MasterCard / JCB)- MasterCardかJCBブランドのみで選べる、可愛いお買いものパンダのデザイン。こちらは楽天カード版。
お買いものパンダ(ピンク)
(MasterCard / JCB)- 同じくMasterCardかJCBブランドのみで選べる、お買いものパンダデザイン。楽天ピンクカード版。
ディズニー
(JCB)- JCBブランド限定で選べるディズニーデザイン。券面の中央にはミッキーマウス。(しかも1930年代頃のクラシックなミッキーマウスに似ている)通常の楽天カード版。
ディズニー(PINK)
(JCB)- 同じくJCBブランド限定で選べるディズニーデザイン。楽天ピンクカードの場合は背景がピンクに。
ミニーマウス
(JCB)- 同じくJCBブランドのみで選べる、2020年4月新登場のミニーマウスデザイン。
ミニーマウス(PINK)
(JCB)- JCB限定、2020年4月新登場のミニーマウスデザインの楽天ピンクカードバージョン。
FCバルセロナエンブレム
(MasterCard / JCB)- MasterCardかJCBブランドのみで選べる、楽天が公式スポンサーを務める世界トップレベルのサッカークラブ「FCバルセロナ」のエンブレム+ユニフォームカラーのデザイン。通常の楽天カードのみ。
FCバルセロナプレイヤー
(MasterCard / JCB)- MasterCardかJCBブランドのみで選べる、同じく「FCバルセロナ」のプレイヤーが写ったデザイン。メッシ、ラキティッチ、イニエスタ、スアレスなどサッカー好きにはたまらないスタープレイヤー達が並ぶ。通常の楽天カードのみ。
楽天イーグルス
(MasterCard / JCB)- MasterCardかJCBブランドのみで選べる、東北楽天イーグルスデザイン。躍動感のあるチームカラーのレッドと、真ん中にはチームロゴ。選べるのは通常の楽天カードのみ。
ヴィッセル神戸
(Mastercard)- MasterCard限定で選べる、楽天がスポンサーを務めるJ1チーム「ヴィッセル神戸」のデザイン。中央にチームエンブレム+ユニフォームカラーの濃い臙脂(えんじ)色とサポーターからすると堪らないデザイン。選べるのは通常の楽天カードのみ。
イニエスタ
(Mastercard)- MasterCard限定で選べる、2018年にバルセロナからヴィッセル神戸に移籍した「イニエスタ」のデザイン。本人が券面にプリントされているなかなか斬新なカード。選べるのは通常の楽天カードのみ。
YOSHIKI
(MasterCard)- MasterCard限定で選べる、伝説のロックバンド・X-JAPANのドラマー「YOSHIKI」のデザイン。バリエーション豊富な楽天カードのデザインの中でも最も新しい。通常の楽天カードのみ。
海外旅行保険で比較
各楽天カードの海外旅行保険は以下の表の通り。
楽天カード・楽天ゴールドカード 楽天PINKカード・楽天AMCカード 楽天カードアカデミー・楽天銀行カード |
楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
利用条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円 (内1,000万円は利用付帯) |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 3000万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 (内20万円は利用付帯) |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
楽天ブラックカードは省略。楽天ビジネスは楽天プレミアムの保険が適用。
自動付帯は楽天プレミアムカードだけ
このうち、海外旅行保険が自動付帯するのは、楽天プレミアムカードのみ。

その他の楽天カードでは飛行機のチケット代やパックツアーなど、旅費を事前にカード払いしないと保険が効かないです。
ただ、通常の楽天カードも年会費無料のわりには、かなり充実した補償額ですよ。
ETCカードで比較
ETCカード事情を表にまとめました。
発行不可 | 年会費550円(税込) | 年会費無料 |
---|---|---|
・楽天カードアカデミー | ・楽天カード ・楽天PINKカード ・楽天ANAマイレージクラブカード ・楽天銀行カード |
・楽天ゴールドカード ・楽天プレミアムカード ・楽天ビジネスカード※ |
※楽天ビジネスカードのETCカードは1枚目は無料、2枚目以降は550円(税込)となっています。
ETCカードの年会費が無料なのは以下の3種類のみ。
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ビジネスカード(1枚目のみ無料。2枚目以降年550円)
楽天カード(一般)をはじめそれ以外では年会費が550円(税込)かかります。
ただ、この年会費を無料にする方法がいくつかあるのでETCカードも発行したい方は以下の記事を参考にしてみてください。
家族カードで比較
最後に家族カードを比較してみましょう。
発行不可 | 年会費無料 | 年会費有料 |
---|---|---|
・楽天銀行カード ・楽天カードアカデミー |
・楽天カード ・楽天PINKカード ・楽天ANAマイレージクラブカード |
・楽天ゴールドカード(500円+税) ・楽天プレミアムカード(500円+税) |
楽天プレミアムカードの年会費は5,500円(税込)→550円(税込)と格安になったので狙い目ですね。
家族カードを持たせたいなら、楽天銀行カードの発行は避けましょう。
楽天家族カードのメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説していますよ。
限度額で比較
各楽天カードの限度額を表にまとめてみました。
限度額 | |
---|---|
楽天カード | 5〜100万円 |
楽天ピンクカード | 5〜100万円 |
楽天ゴールドカード | 5〜200万円 |
楽天プレミアムカード | 10万〜300万円 |
楽天ビジネスカード | 楽天プレミアムと共通の枠内 |
楽天ブラックカード | 300万〜1,000万円 |
楽天ANAマイレージクラブカード | 5〜100万円 |
楽天カードアカデミー | 5〜30万円 |
楽天銀行カード | 5〜100万円 |
楽天銀行デビットカード | なし(口座の預金残高分) |
大体の楽天カードでは、5〜100万円の限度額に設定されていますね。
ゴールド、プレミアム、ブラックとランクが上がるにつれて最大限度額も増えていきます。
楽天カード公式サイト楽天カードと楽天ゴールドカードの限度額を比較
最低限度額はどちらも5万ですが、最高限度額は楽天ゴールドが200万円と通常カードの2倍に。
100万円以上の限度額が欲しい人は、楽天ゴールドを発行するべきでしょう。
ただし、楽天カード→楽天ゴールドに切り替えたとしても、急に限度額がアップすることは期待しないほうがいいです。(例えば10万円の限度額が、急に100万円になることはない)
楽天カードアカデミーの限度額は低いが...
楽天カードアカデミーだけは、最大限度額が30万円と低めに設定されています。
しかし、通常の楽天カードでも学生がもらえる限度額は最大で30万円。
両者の間に限度額の差はないので、他の観点で決めるのが良さそうです。
限度額が30万円以下のクレジットカードを発行する場合は、過剰な債務や延滞等を確認する簡易な審査で発行可能とします。
収入がない学生がクレジットカードを発行できるのは上記の特例のおかげ。そのためどんなクレジットカードでも学生は限度額30万円以上が与えられることはありません。
楽天カードの種類変更や切替、2枚持ちについて
楽天カードにはさまざまな種類があり、さらに国際ブランドやデザインも…となると相当なバリエーションがあります。
既に楽天カードを持っていて「違う種類に変更したい」と思ったとき、状況によって方法が異なるのでまとめてみました。
券種の変更は切替か解約→新規発行
楽天カードや楽天ゴールドカードなど、券種を変える方法は「切替」か「解約→新規発行」の二通りです。
ランクアップなら切り替え発行可
前者の切り替え発行ができるのは基本的にランクアップのみ。
- 楽天カード→楽天ゴールドカード
- 楽天カード→楽天プレミアムカード
- 楽天ゴールドカード→楽天プレミアムカード
手続きが簡単なだけでなく、切り替えによるポイント特典がもらえるキャンペーンもあります。
上位カードへの種類変更を検討する場合はチェックしてみてください。
それ以外は解約→新規発行
ランクアップ以外、たとえば次のようなケースでは解約→新規発行という流れになります。
- 楽天カードのデザインを変更する場合
- 楽天カード→楽天ピンクカードなど同ランクに変更する場合
2枚目も発行が可能
デザイン、あるいは国際ブランドが別の種類の楽天カードも持ちたいな…という場合。
楽天カードの国際ブランドはVISA/Mastercard/JCB/American Expressの4種類から選べますが、楽天カードは2枚持ちすることが可能です。
別カードも◎
2枚目は無理に楽天カードではなく別のカードを選ぶのもありでしょう。
たとえば楽天カードはAmazonでのポイント還元率が1.0%のままなので、次のようなカードもおすすめです。(いずれもAmazon還元率2.0%以上)
- 楽天カード(JCB/AMEX)の場合→Orico Card THE POINT
- 楽天カード(MasterCard)の場合→JCB CARD W
特にJCB CARD Wは楽天ペイが使えないセブンイレブンでも2.0%なので、相互補完という意味で楽天カードと相性がいいですよ。
楽天カード公式サイトまとめ:結局どれがいいの?
最後に、どの楽天カードを発行するべきかまとめます。
当然ですが人によって、どれがおすすめかは違ってきます。
ただ、大まかな基準はこんな感じでいいでしょう。
- ほとんどの人
→楽天カード - 限度額を101万以上にしたい人、トラベルデスクを利用したい人
→楽天ゴールドカード - 女性向けの特典・保険が必要な人
→楽天ピンクカード - 海外に行く機会が多い人
→楽天プレミアムカード - 将来的に楽天ブラックカードを持ちたい人
→楽天プレミアムカード - 法人カードが欲しい人
→楽天プレミアムカード
こんな人には楽天カードはおすすめしない
ポイントの貯まりやすさは業界トップクラス、それでいて保険などの特典や電子マネー連携も強く、数あるカードの中でもかなり「万能に近い」楽天カード。
それでも前提として、次のような人にはあまりおすすめしません。
- 楽天市場など「楽天経済圏」のサービスを使わない
- クレジットカードはお得さよりもステータスを追求したい
楽天市場ではなくAmazonユーザーなら…
楽天市場は全然使わない、ネット通販はほとんどAmazonだ!という人は楽天カードの強みを最大化できません。
それでも便利なカードではありますが、楽天市場を使わないAmazonのユーザーならAmazonに強いクレジットカードを持つのがおすすめです。
年会費 | Amazonでの還元率 | プライム会員権 | その他店舗の優待 | ポイントの使い道 | |
---|---|---|---|---|---|
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無料 | 2.0%~ | なし | ◎ | ◎ |
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無料 | 2.0%~ | なし | ○ | ◎ |
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1,375円(税込) (年一回使えば翌年無料) |
1.5%~2.0% | なし | × | × Amazonのみ |
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11,000円(税込) | 2.5% | あり | × | × Amazonのみ |
くわしくは下記記事をご覧ください。
楽天カード公式サイト楽天カードはステータス性は高くない
コスパが高く非常に便利な楽天カードは、その分所有者も多くいます。それは楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードであっても同様で、比較的ハードルが高くないカードに分類できるでしょう。
クレジットカードのステータスは「希少性の高さ」と比例しますが、楽天カードの中でハイステータスと言い切れるのは楽天ブラックカードのみです。(ただし取得難易度が高すぎる)
楽天カードはステータスを追求したい方にはあまりおすすめしないカードと言えますね。
ほとんどの人は楽天カードがおすすめ
全種類紹介してきましたが、結局は通常の楽天カードが一番おすすめ。
クレジットカードを初めて利用する方や、とにかく維持費がかからない年会費無料のクレジットカードが欲しい人は通常の楽天カードを選ぶのが良いでしょう。
女性は楽天ピンクカードがおすすめ
女性は、女性向けの保険や割引特典が充実している楽天ピンクカードがおすすめ。
カスタマイズサービスは月額制で途中でもすぐに解約できるので、楽天PINKカードも完全に無料で使えますよ!
「普通の楽天カードはなんだか無骨だから嫌だな...」という人は、デザインが可愛いからという理由で、楽天PINKカードにするのもアリですね。

ダントツ人気のクレジットカード「楽天カード」の長所をそのままに、さらに女性向けのオプションサービスが加わった一枚。MasterCardならお買いものパンダデザイン、JCBならさらにディズニーデザインの券面も。ステータスはありません。しかし、だからこそ高いポイント還元率を活かしてラフに使いこなせるカードと言えるでしょう。
限度額を101万円以上にしたいなら楽天ゴールドカードがおすすめ
限度額を101万円以上にしたいなら楽天ゴールドカードがおすすめ。
※2021年4月の改正でゴールドカードにおける楽天ポイントの還元率アップは誕生月以外なくなりました。
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|
---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,200円 (税込) |
楽天市場でのポイント還元率 | 3% | 3%(誕生月のみ4%) |
空港ラウンジ | 利用不可 | 国内28ヶ所 海外ハワイ・韓国の2ヶ所 |
利用限度額 | 100万円 | 200万 |
紙の利用明細 | 82円 | 無料 |
ETCカード年会費 | 550円 (税込) |
無料 |
券面 | シルバー | ゴールド |
ETCや明細書など細かなサービスも完全に無料です。

使い勝手の良い楽天カードがパワーアップしたゴールドカード。空港ラウンジが使えるほか、楽天市場で3.0%→5.0%になるので、単純計算で毎月9,000円以上を楽天市場で買い物するならこちらの方がお得ですね。コスパが非常に高いので、ステータスよりも実益重視の方におすすめの一枚です。
海外旅行や出張が多い人は楽天プレミアムカードがおすすめ
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|
---|---|---|
年会費 | 無料 | 11,000円(税込) |
楽天市場でのポイント還元率 | 3% | 5% |
空港ラウンジ | 利用不可 | プライオリティパス 国内28ヶ所 海外ハワイ・韓国の2ヶ所 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) |
ビジネスカード | × | 楽天ビジネスカード |
利用限度額 | 100万円 | 300万 |
紙の利用明細 | 82円 | 無料 |
ETCカード年会費 | 550円 (税込) |
無料 |
券面 | シルバー | ゴールド |
還元率の差で年会費のもとを取るのは難しいので、海外旅行保険とプライオリティーパス特典を使いそうかどうかで判断するといいでしょう。

楽天カードの長所をさらに伸ばした強烈なゴールドカード。プライオリティ・パスが付くクレジットカードの中では最も年会費が安く、海外旅行保険も自動付帯で完備。ポイントも欲しい、ラグジュアリ―系のオプションも欲しい、そんな欲張りなあなたにオススメの一枚です。ワンランク上の毎日が待っているでしょう。
法人経営者は楽天プレミアム一択
また、法人経営者も楽天プレミアムカード一択です。
楽天ビジネスカードは他のビジネスカードと比較しても、還元率が高く、メリットが多いカード。
楽天プレミアムカードと使い分けると、経費管理もラクラクですよ。

楽天プレミアムカードを所有することで発行できるビジネスカード。経費管理を効率化したい法人代表者や個人事業主の方におすすめの一枚です。法人カードとしては相当高いポイント還元率で、ビジネス関連のお得な特典も豊富なので、使いこなせば文句なしの高コスパになるでしょう。社用車が複数台ある場合にも重宝します。
他のカードは特に必要ない
他のカードはとくに必要ないのかな、という印象。
- 楽天ブラックカード→直接申し込み不可。まずは楽天プレミアムカードから
- 楽天ANAマイレージクラブカード→メリットが弱く、楽天カードで代用可能
- 楽天カードアカデミー→メリットが弱く、楽天カードで代用可能
- 楽天銀行カード→デメリットが多すぎるので、楽天カードのほうがおすすめ
唯一楽天銀行デビットカードは、審査がないので、クレヒスが悪くクレジットカードを作れない人におすすめできますよ。
楽天カード公式サイト