キラリと金色の券面が光るゴールドカード。
ステータス性の発揮だけでなく、社会的信用の証明にも役立ちますよね。
しかも、一般カードと比較すると旅行保険やその他のサービスも充実します。
ただ、ゴールドカードといってもその種類は膨大。正直どれを選んだらいいかわかりませんよね。
この記事では以下の内容をまとめました。
- クレマイ編集部おすすめのゴールドカード
- 年代・年会費・特典別のおすすめゴールドカード
- 人気のゴールドカードランキングトップ10
- ゴールドカードに関するよくある質問
この記事を読めば、あなたにぴったりのゴールドカードがきっと見つかりますよ!
目次
おすすめのゴールドカードを8枚ピックアップ【2022年版】
クレジットカードを知り尽くすクレマイ編集部が「2022年におすすめのゴールドカード」を厳選して8枚ピックアップしました。
以下の二つに分類して紹介していきます。
- 特典重視
- コスパ重視
初めてゴールドカードを持つ人は、まずはこれから紹介する8枚の中から選べば間違いないですよ。
特典が◎!おすすめゴールドカード4枚を比較
旅行、さらには日常の体験をワンランク上げたい!社会的信用も欲しい!
そんなときに一枚持っておきたいのがステータス系クレジットカード。上にはプラチナカードやブラックカードもありますが、まずはゴールドカードから。
ここでは強力な特典を持つおすすめのゴールドカードをいくつかピックアップしてみました。
1.アメックスゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
31,900円 | 31,900円 | 0.33~1.00% |
- ステータスが高いカードが欲しい
- anaマイルを貯めたい
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- 高級レストランをお得に使いたい
- メリット
- デメリット
- 格式高いステータスカード
- メンバーシップリワードプラス加入でANAマイル還元率が1.0%の高還元率に
- プライオリティパス付帯(制限あり)
- 海外でも24時間日本語サポート
- 最大1億円の旅行保険(国内5,000万)
- 高級レストランでの優待(1名分が無料になる等も)
- 家族カードが一枚目無料で超お得
- Apple Payも利用可
- 年会費が高め(使いこなせば安い)
- 届くまでそれなりに時間がかかる
- 通常ポイント還元率は0.33~0.50%と高くない
- 有名なので良くも悪くも目立つ
- 番号が15桁なので慣れないと通販等で少し使いにくい
バブル期にはセレブの象徴的な共通認識もあり、現在でも代表的なステータスゴールドの一角、アメックスゴールドカード。
- 外資系なので一般的なクレジットカードと審査基準が異なる
- 昔と比べるとだいぶハードルが下がってきている
上記の要因から、意外と一般的なサラリーマンでも手が届く鉄板ステータスカードですね。
プライオリティ・パスをはじめラグジュアリー系の特典がとにかく充実しているので、持っているだけでも生活の質が一段上がるかもしれませんね。
ちなみに「女性にモテるクレジットカードランキング」では、ゴールドカードの中で一位でした。
アメックスゴールド公式サイト2.楽天プレミアムカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
11,000円 | 11,000円 | 1.00~5.00% |
- 楽天市場をよく利用する
- 世界中の空港ラウンジを使いたい
- コスパの良いゴールドカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- 楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
- プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
- 国内の主要空港ラウンジももちろん無料
- 家族カードの年会費が格安で非常にオトク
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- ANAマイルを貯めるのにも適している
- 国際ブランドを4種類から選べる
- 楽天ブラックカードのインビテーションが届く
- 年会費が税別10,000円かかる
- 特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
- Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
- 楽天ブラックカードはかなりハードルが高い
楽天カードのラインナップでは、「楽天ゴールドカード」はゴールド感があまりありません。
さらに上位の楽天プレミアムカードが、実質的にゴールドと言っていいでしょう。このカードになると、特典が豊富です。
楽天カード自体の知名度が高すぎるのでステータス性には疑問が残りますが、コスパの良さで言えば最強クラスのゴールドカードと言っていいでしょう。
プライオリティ・パスが付帯するカードの中では最も年会費が安く、楽天市場で常時5.0%のポイント還元率も異常ですね。
ポイント的と旅行特典を両立させたい人にはかなりおすすめです。
楽天プレミアム公式3.JCBゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 11,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- 海外に行く機会が多い
- 急ぎでカードが欲しい
- メリット
- デメリット
- JCBプロパーゴールドのステータスと信頼性
- 自動付帯の手厚い国内&海外旅行保険
- 国内の主要空港ラウンジを利用可
- 海外利用はポイント2倍に(1.0%)
- 飛行機の遅延などの補償もあり
- ETCカードは無料、家族カードも一枚目は年会費無料で発行可
- QUICPay一体型カードも選べる
- 年100万円以上の利用でプライオリティパス等がつく「JCBゴールドザプレミア」にランクアップ可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない(特約店は多いが還元率を重視するならJCBカードWが◎)
- ゴールドカードらしい年会費(初年度は無料)
- 海外では使えない地域もある
国内では代表的なゴールドカードの一枚、JCBゴールド。JCBプロパーの信頼感もあります。
アメックスゴールドと比べても遜色ない手厚い旅行保険や、健康関連の特典がとても充実しています。
2年連続で年間100万以上使うとJCBゴールドザ・プレミアにランクアップできますが、そうなるとプライオリティ・パスが付帯したりとさらに高コスパに。
ポイント還元率が数倍になる(店舗によって異なる)JCB ORIGINAL SERIESパートナーも豊富なので、ポイントも意外と貯まりやすく日常使いにもおすすめの一枚です。
4.三井住友カード ゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 11,000円 | 0.50~2.50% |
- ステータスカードが欲しい30歳以上
- キャッシュレス決済もよく使う
- 大手の信頼あるステータスカードを持ちたい
- なるべく早くゴールドカードを発行したい
- メリット
- デメリット
- ゴールドカードの中でも社会的信用、ステータスが高い
- 国内の主要空港ラウンジを利用可(同伴者も1名まで無料)
- 海外、国内の旅行保険が自動付帯
- Reluxでのホテル予約が初回 7%OFF、2回目以降 5%OFF
- 医師にいつでも無料で健康相談ができる
- ネット申込なら初年度の年会費が無料になる
- ANAマイルや各種共通ポイントなどポイント交換先も豊富
- iDやWAON、Apple Pay、VISA タッチ決済などキャッシュレス決済も充実
- 30歳以上限定で申し込める(20代はプライムゴールド)
- 審査はそれなりに厳しめと言われている
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- ETCカード、家族カードは年会費がかかる(初年度は無料)
おそらく日本人の誰が見ても「一定以上の社会的地位にいる人だな」と思うであろう、ステータス系ゴールドの代表格、三井住友カード ゴールド。
三井住友カードは国内で最も長い歴史がありながら、技術革新にも前向きでテクノロジー導入や対応スピードも非常に早いです。
三井住友ブランドの安心感と信頼性、充実したサポートを手にしたい人におすすめのゴールドカードですね。
コスパが◎!おすすめゴールドカード4枚を比較
多くのゴールドカードは年会費がかかりますが(5,000~10,000円前後が相場)、一部例外も。
コストパフォーマンスの高いゴールドカードは以下の3種類に分類できます。
- 特定の条件で年会費が無料
- 年会費が比較的安い
- 特典で年会費をペイできる
ここでは上記いずれかの条件を満たす、高コスパのおすすめゴールドカードをピックアップしてみましょう。
1.dカードゴールド
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、dポイント特約店で2倍以上の高還元率
- dポイントが貯まるので交換先に困らない
- ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
- 年間利用額に応じてクーポン獲得
- 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
- 年会費は一般的なゴールドカード水準
- ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
- 人気が高いためステータス性は低め
- ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
- 家族カードは年会費あり(初年度無料)
dカードゴールドは一般的なゴールドカードらしい年会費ですが、注目したいのが「ドコモのケータイ・ネット回線料金の10%還元」の特典。
ただし以下のような落とし穴もあるので注意が必要です。
- 持っているだけで適用(ドコモ携帯電話料金を引き落とすことは条件ではない)
- 引き落とし額はdポイント対象外
- 携帯電話料金全体に対して10%還元ではない(割引後の額)
- ahamoの場合、ポイント還元上限が月300まで
「家族みんなでドコモ携帯電話を利用している」「ドコモ光を契約している」等の条件であれば、10%還元の特典だけで年会費をペイできる可能性があります。
ポイント還元率も高い上にゴールドカードらしい特典も豊富なので、年会費で大きく損をしないのであれば高コスパでおすすめの一枚ですね。
dカードGOLD公式サイト2.三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カードに、ゴールドがまた1枚加わりました。
カード券面に番号等の情報が書かれていないナンバーレスのゴールドカードです。
三井住友ゴールドと比べると次の通り、パフォーマンスを重視したスペックになっています。
- 入会後1年以内に100万円を利用すると、通常5,500円の年会費永年無料
- 年間100万円のボーナスポイントとして、1万ポイント(1万円相当)
- 3大コンビニとマクドナルドでのタッチ決済で5%以上還元(家族ポイントによりさらに最大5%増える)
- ahamoの場合、ポイント還元上限が月300まで
無料で使えて、年間100万円利用なら還元率も悪くない(実質1.5%)の優秀なカードですね。
通常の三井住友カード ゴールドと比べて劣るのは、次の部分です。
- 海外旅行傷害保険の現地治療費が3分の1の100万円
- 海外旅行傷害保険の救援者費用、賠償責任、携行品損害もそれぞれ2分の1から3分の1
ゴールド(NL)は、従来のゴールドと空港ラウンジ利用条件は同一で、コンビニ・マックの特典や還元率では勝っています。
ゴールドも、パフォーマンス重視の時代になったことを証明する1枚です。
3.MUFGカードゴールド
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 2,095円 | 0.47~0.50% |
- 年会費格安のゴールドカードが欲しい
- 急ぎでカードが欲しい
- 三菱東京UFJ銀行を使っている
- メリット
- デメリット
- 年会費が安いゴールドカード(しかも初年度無料)
- 国内数カ所の空港ラウンジを無料で利用可
- 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
- 三菱UFJ銀行のATM手数料が優遇
- 年間利用額に応じてボーナスポイントも
- 中国ではマストな銀聯カード発行可
- 国際ブランドを3種類から選べる
- Apple Pay等も利用可
- 基本ポイント還元率は約0.5%と高くない
- ポイントの交換先は豊富だがレートは低め
- 家族カードは年会費あり(一枚目&初年度無料)
- ステータスはあまり高くない
ゴールドカードながら年会費が2,095円(税込)(しかも初年度無料)、いわゆる格安ゴールドカードの代表格がMUFGカードゴールドです。
ポイント還元率は低めですが、自動付帯の海外旅行保険もあり「お守り」の側面はハイコスパで優秀ですね。
三菱東京UFJ銀行のATM手数料だけでも、年会費をペイしてお得になる人も少なくないかもしれません。
最短翌日発行と早いので、海外旅行や出張を控えているタイミングで申し込むのもおすすめです。
4.エポスゴールドカード
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
5,000円 | 5,000円 | 0.50~1.50% |
- 年会費無料でゴールドカードを持ちたい
- 旅行や出張の機会が多い
- マルイ・モディによく行く
- メリット
- デメリット
- ポイントの有効期限がなくなる(通常2年)
- 豊富な種類からポイント3倍の店舗を3つ決められる
- 年間利用額に応じてボーナスポイント(実質還元率は最大1.5%)
- 全国10,000店舗以上でポイントアップや割引
- 海外旅行保険が自動付帯
- 国内主要空港ラウンジが無料
- Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイも利用可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 年会費5,000円(年50万以上使えば以降ずっと無料/またはエポスカードからの招待なら無料)
- 家族カードは発行不可(家族に紹介して年会費無料でゴールド発行は可)
- 国内旅行保険は付帯されない
- ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め(約50%)
エポスカードを年間50万円以上使うことでインビテーションが届き、招待経由の発行なら年会費無料になるゴールドカード。
ポイントの無期限化、還元率1.5%の店舗を3つ選べる「選べるポイントアップショップ」、全国10,000店舗以上で優待、国内の主要空港ラウンジ、自動付帯の海外旅行保険などなど至れり尽くせりなクレジットカードですね。
年間50万円、100万円使うとボーナスポイントがそれぞれ2,500、10,000もらえるので還元率も低くありません。
モバイルSuicaや楽天Edy,au PAYへのチャージでもポイントが貯まり、キャッシュレス派には最適です。とりわけ選べるポイントアップショップにSuicaを登録すると無敵です。
年会費無料だと驚異的なコスパの高さなので、まずはエポスカードから育てるのがおすすめ。
おすすめのクレジットカードを探すなら
ゴールドカード以外のおすすめクレジットカードを探すなら、以下のページをご覧ください。
あなたにぴったりのカードがきっと見つかるはずです。
年代別!20代〜50代におすすめのゴールドカード
年相応に受けたいサービスは異なります。“おすすめのゴールドカード”と一律に紹介するのは妥当ではありませんです。
- 20代
- 30代
- 40・50代
年代別におすすめのゴールドカードを見ていきましょう。
20代におすすめのゴールドカード
20代×ゴールドカード
20代のゴールドカードの選び方
20代は若者向けに発行されている「ヤングゴールドカード」がおすすめ。
「ヤングゴールドカード」は年会費は3,000円〜5,000円ながら、受けられる補償やサービスは年会費1万円のゴールドカードとほぼ同等。
30代になる前に、ゴールドカードのサービスを格安で体験できる、コスパ抜群のカードなんです。
2022年4月の法改正で、成人年齢が18歳に替わりました。
これと関連し、エポスやセゾン、オリコ等、18歳から申し込めるゴールドカードも増えていますよ。
30代におすすめのゴールドカード
30代×ゴールドカード
30代のゴールドカードの選び方
部下や後輩ができる30代。
支払いをスマートに見せるために、ある程度はステータスの高いゴールドカードを持っておきたいところです。
詳しくは「ステータスを重視したい30代にオススメ!定番ゴールドカード4選」をご覧ください。
40・50代におすすめのゴールドカードを比較
40・50代×ゴールドカード
40代・50代のゴールドカードの選び方
40代・50代は子供も大きくなってくるころ。
見てくれを気にする30代のころとは違って、家族で利用するとお得になるクレジットカードを選ぶのが良いでしょう。
エムアイカードプラスゴールド | 三越伊勢丹で最大10%のポイント還元 |
---|---|
dカードゴールド | 携帯料金に対して10%のポイント還元 |
楽天プレミアムカード | 楽天市場で5%のポイント還元 |
これらのカードは家族カードのサービスや旅行保険もバッチリなので、子供に持たせておきたいところです。
年会費で選ぶ!おすすめゴールドカード
「年会費は高いけど、この特典を使えば元が取れる!」と言われても、実際に使いこなせるか不安ですよね。
そこでゴールドカードを年会費ごとに分類して見ました。
最悪特典を使いこなせなくても、このくらいの年会費なら払ってもいい、という金額に合わせて選ぶのも一つの手だと思いますよ。
年会費無料のゴールドカード3選
年会費無料のゴールドカード
年会費無料のゴールドカードはインビテーションが必要
先にご紹介したエポスゴールドカードは機能満載、ポイント還元率も高く、別格です(直接申し込むルートもあります)。
三井住友カード ゴールド(NL)も、似たカードです。
あとの2枚、イオンとセブンはワンランク下の一般カードで利用実績を積み、インビテーション(招待)を受ける必要があります。
またやはり年会費無料のためか、ゴールドカードならではの恩恵が享受できません。
- 空港ラウンジが利用できない(イオンゴールドカードは一部可)
- 海外旅行保険が付帯していないor補償額はかなり少なめ
「一般カードよりも優れた特典のカードが、年会費無料で手に入れられる」と捉えておくのが良いでしょう。
初年度年会費無料のゴールドカード5選
初年度年会費無料のゴールドカード
年会費が高めのJCBゴールドや三井住友ゴールドまでも初年度年会費無料。
まずは1年間無料でお試しでゴールドカードを体験できます。
使ってみて自分に合わなそうだと感じたら、解約(無料)すればいいだけの話なので、とりあえず発行してみるのもアリだと思いますよ。
年会費が安いおすすめゴールドカード
年会費格安のゴールドカード
大きく2種類に分けられる
年会費が安めのゴールドカードは大きく分けて2種類。
- 一般カードに+αの特典がついたゴールドカード
- 若者向けのヤングゴールドカード
前者(MUFGカードゴールドや楽天ゴールド)は年会費が2,000円前後で、一般カードよりも“少しいい”くらい特典がついたもの。
券面こそゴールドですが、年会費無料ゴールドと同じく、ゴールドカードならではの特典(空港ラウンジや海外旅行保険)は弱めです。
一方後者のヤングゴールドカードは、年会費が3,000〜5,000円と安めながらゴールドカードならではの特典も受けられる非常にコスパがいいカードなので、若者にはかなりおすすめです。
年会費1万円程度のおすすめゴールドカード
年会費1万円程度のゴールドカード
標準的なゴールドカード
世間一般で認識される“THE ゴールドカード”といえるのが、年会費1万円前後のゴールドカード。
海外旅行保険、空港ラウンジサービスともに文句なしです。
標準的なゴールドカードが欲しい方は、まずはこの辺りから選べば間違いないでしょう。
年会費2〜3万円程度のおすすめゴールドカード
年会費2〜3万円程度のゴールドカード
特典やサービスはプラチナカード級
標準的なゴールドカードはなんかいまいちパッとしないな、と感じた場合は思い切って年会費2〜3万円のゴールドカードを検討してみるのも良いでしょう。
受けられる特典やサービスはプラチナカード級。より豪華なカードライフが期待できます。
アメックス・ダイナースのカードはブランド力も大きなものです。
“使うたびにテンションがあがる”そんなゴールドカードをお探しの方におすすめです。
重視する特典で選ぶ!おすすめゴールドカード
どの特典を重視するか、でおすすめのゴールドカードは異なってきます。
- ステータス性
- 付帯保険
- ポイントの貯まりやすさ
- 空港ラウンジ
- マイルの貯まりやすさ
それぞれの特典別におすすめのゴールドカードを紹介します。
ハイステータスなゴールドカード5選
ステータス×ゴールドカード
ステータス性のあるゴールドカードは貴重
プラチナカードやブラックカードが存在し、格安ゴールドやヤングゴールドが誕生し、取得難易度が下がった現在、ゴールドカードのステータス性はかなり低いです。
バブル期にはお金持ちの象徴とも言われたゴールドカードですが、今では見る影もありません。
しかし、アメックスやダイナース、三井住友、JCBなど、歴史あるカード会社が発行するゴールドカードのステータス性は今もなお健在。
ここで紹介した5枚のステータス性は折り紙つきなので、安心して選べるでしょう。
さらなるステータスを求めるならプラチナカード
ステータスが高い、と言ってもそれはあくまでゴールドカードの中での話。さらなるステータスを求めるならプラチナカードも検討して見ましょう。
最高ステータスのクレジットカードが欲しい人は以下のページも参考にしてみてください!
付帯保険(海外旅行保険)重視の人におすすめのゴールドカード
付帯保険◎のゴールドカード
年会費無料・格安ゴールドの海外旅行保険は不十分
クレジットカードの保険の中でも特に重要なのが海外旅行保険。
年会費無料・格安ゴールドの保険額は不十分なことが多く、それ一枚で海外に行くには正直不安すぎます。
30歳以上なら年会費1万円以上のゴールドカード、20代ならヤングゴールドカードを持っておきたいところです。
海外旅行保険のみならず、国内旅行保険やショッピング保険も年会費に比例して充実していきますし、付帯保険重視なら年会費は惜しまない方がいいです。
付帯保険の特徴で選ぶなら...
年会費1万円以上のゴールドなら、どれも最高5,000万円くらいの海外旅行保険が付帯します。
その中でも特におすすめなのが、三井住友カード ゴールドとJCBゴールドカード。
三井住友カード ゴールド | 家族カードを持たない家族にも保険が適用 |
---|---|
JCBゴールド | 航空機の遅延に対する保険アリ。最高1億円の補償額 |
クレジットカードでは家族にも保険が適用されますが、それは家族カードを発行している場合のみ。
家族カードを持てない子供(18歳未満)がいるなら、三井住友カード ゴールドがベターでしょう。
また、補償額を重要視するなら、最高1億円補償のJCBゴールドなんかもおすすめです。
高還元率でポイントが貯まりやすいおすすめゴールドカード4選
高還元率ゴールドカード
高還元率のゴールドカードは少ない
そもそもゴールドカードの魅力は海外旅行保険や空港ラウンジサービスなどのプラスαの特典で、高還元率なカードはあまり多くないです。
例え高還元率だったとしても、貯まったポイントで年会費分をペイできるかは少し微妙なところです。
しかし、何枚かは該当するカードがあります。(40・50代におすすめのゴールドカードと被ってしまいますが。)
エポスゴールドカード | 年間100万円利用で還元率1.5%(年会費は無料になる) |
---|---|
三井住友カードゴールド(NL) | 年間100万円利用で還元率1.5%(年会費は無料になる) |
エムアイカードプラスゴールド | 三越伊勢丹で最大10%のポイント還元 |
dカードゴールド | 携帯料金に対して10%のポイント還元 |
楽天ゴールドカード | 楽天市場で3%のポイント還元率 |
楽天プレミアムカード | 楽天市場で5%のポイント還元 |
とはいえ年会費は高いので、“いっぱい使っていっぱい貯める”、と豪快な心持ちでいた方がいいです。
高級空港ラウンジが使えるおすすめゴールドカード
ゴールドカードの特典で利用できる空港ラウンジは基本的に国内のみ。
しかし、海外の高級空港ラウンジを利用できるゴールドカードも何枚かあるので、ピックアップして紹介します。
プライオリティ・パス付きのゴールドカード
プライオリティ・パス×ゴールドカード
プライオリティ・パスは高級空港ラウンジを使える会員制の資格のこと。

基本的にはプラチナカードやブラックカードの特典ですが、ゴールドカードにもプライオリティ・パスが付帯しているものがあります。
年会費 | ラウンジ利用料金 | |
---|---|---|
楽天プレミアムカード | 無料 | 無料 |
アメックスゴールドカード | 無料 | 年2回まで無料 |
セゾンゴールドアメックス | 11,000円(税込) | 無料 |
個人で申し込むと数万円するプライオリティ・パスを優待年会費(無料or1万円)で利用できるのは、かなり豪華な特典ですね。
独自の空港ラウンジが使えるゴールドカード
独自のラウンジ×ゴールドカード
デルタとダイナースでは、独自の空港ラウンジを用意。
デルタスカイマイルアメックス | スカイチームラウンジ |
---|---|
ダイナースクラブカード | ダイナースクラブラウンジ |
プライオリティ・パスと同様に、世界中の高級空港ラウンジを利用可能です。
マイルが貯まりやすいおすすめゴールドカード
マイラーにとっては航空系プラチナカードもいいのですが、目的とパフォーマンスを考えると結果的にゴールドカードに落ち着くといった印象です。
JALマイルが貯まるゴールドカード
JALマイル×ゴールドカード
JALマイルを貯めるなら、JALカードはもちろん、JALマイル還元率が高いクレジットカードもおすすめ。
JALマイル還元率 | |
---|---|
JALカードゴールド | 0.5〜4.0% |
セゾンゴールドアメックス | 1.125% |
SPGアメックスカード | 1.00%〜1.25% |
JALマイルを貯めるのにおすすめのカードは以下の記事で詳しく解説しています。
ANAマイルが貯まるゴールドカード
ANAマイル×ゴールドカード
ANAマイルを貯めるなら、ANAカードのゴールドカードを選ぶのがベターでしょう。
ANAワイドゴールドカード | 年会費とマイルの貯めやすさのバランスが抜群。ANAマイラーから圧倒的な支持を受けるゴールドカード |
---|---|
ANAアメックスゴールドカード | 年会費こそ高いが、フライトボーナスマイル積算率は驚異の40%。アメックス特典も使えるラグジュアリーな一枚。 |
ANAマイレージクラブカードと一体型なので、フライトマイルを貯めるのにもこれ一枚。
さらにボーナスマイルの積算率も高いので、ANA便ユーザーは持っておきたいところです。
航空系ゴールドカードは高率でマイルが貯まりますが、年会費が欠点。
エポスゴールドカードでANAのマイルを貯めるのも意外とおすすめです。
年会費無料で使えて、ポイントは無期限で貯められる、そしてポイントをANAマイルに移行する際の交換率が「1ポイント=0.6マイル」です。
年間100万円利用すると還元率1.5%になるカードのため、マイル還元率0.9%という高率です。
その他のマイルが貯まるゴールドカード
他のマイル×ゴールドカード
デルタスカイマイルアメックスゴールドはその名の通りデルタ航空のマイルが貯まるクレジットカード。
一方マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードとスカイトラベラープレミアムカードは貯めたポイントを複数のマイルに交換可能。
どのマイルを貯めるか決めかねている人や、複数の航空会社を使う人には、こういったゴールドカードがおすすめです。
ゴールドカードの人気ランキングトップ10【2022年版】
クレマイ編集部では独自にアンケート調査を行い、さまざまな角度から集計してランキングを作成しました。
ゴールドカードの人気ランキングトップ10は以下の通りです。
平均満足度が高いゴールドカード
カードの満足度を「0〜10で評価」してもらい、平均満足度を割り出しました。

10位以内にランクインしたのは以下の5つのゴールドカード。
- dカードゴールド
- イオンゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ゴールドカード
- JCBゴールドカード
平均満足度が高いゴールドカード
ゴールドカードに関するよくある質問
ゴールドカードに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q.学生でもゴールドカードは持てるの?
年会費が無料or格安のゴールドカードなら、学生でももてるものが何枚かあります。
学生×ゴールドカード
ただやはり特典としては不十分なので、あくまで「どうしてもゴールドカードが欲しい」と、少し背伸びをしたい方にしかおすすめできません。
将来的にゴールドカードに育つカードがおすすめ
学生のうちは無理にゴールドカードは作らなくていいと思います。
その代わり、将来的にゴールドカードにランクアップする学生向けのカードを発行するのがいいのかなと。
ゴールドに育つ一般カード
例えば、三井住友VISAデビュープラスは以下のようにランクアップが明確。
- 26歳を迎えてデビュープラスを持てなくなると、三井住友VISAプライムゴールドカードに自動的に更新される
- プライムゴールドカードは満30歳のカード更新時に自動で三井住友VISAゴールドカードに更新される
学生とゴールドカードの話は以下の記事にかなり詳しく書いています。
まとめ
いかがでしたか?このページではゴールドカードの基礎知識的なところと、おすすめのカードを徹底的に整理して解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- ゴールドカードは一般カードのワンランク上のカード
- プラチナカード・ブラックカードの台頭により、ゴールドカードのステータス性は昔ほどない
- 空港ラウンジサービスや海外旅行保険が充実している
- 年会費と特典のバランスがカード選びの重要なポイント
ゴールドカード選びで何よりも重要なのが、年会費をペイできる特典があるかどうか。
自分のライフスタイルを見つめ直して、宝の持ち腐れにならないように、慎重にカードを選びましょう。
あなたにぴったりのゴールドカードを見つけられれば、快適なカードライフが待っていることでしょう!