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2014.10.24

カード決済導入での加盟店の利点




飲食店やアパレル店等の加盟店様は国内クレジットカード会社と加盟店契約を結んでクレジットカードを受け入れている状況ですが、役務関連業様は、我々の様なカード決済代行業者と加盟店契約を結んでカード決済を導入します。理由としては、国内のクレジットカード会社では、エステ・美容業界の加盟店登録に
極めて消極的です。 中でも、エステサロンなど、政令で定める「特定継続的役務提供」に該当する業種におけるサービス提供には事実上門戸を閉ざしています。

特に、役務提供期間の長い「回数券」を販売されている店舗や、高額メニューを中心にサービス提供をされているサロン様の加盟審査には厳しいのが現状です。カード決済導入の利点としては、店の販売促進機能やカードの金融機能が期待できます。販売促進機能とはどういうものかというと、カード所持者は一般的に現金で買い物をするお客様よりも消費単価が高いと言われています。これは、カード所持者がクレジットカードを持てないお客様よりも経済的に余裕があるから高額な買い物をするということと、店側の販売努力によってお客様の消費単価を上げることができるという2通りの理由からきているようです。また、衝動買いをしやすいのもカード所持者に多いという統計も出ているそうで、店の人に商品をすすめられてついついその気になり欲しくなっても、現金買いのお客様では手元に現金がなければ買い物はできませんが、カード所持者であれば、財布に現金が入っていなくても、すすめられて欲しくなった商品を買うことができるし、一度に全額を支払わなくても済むため気軽に買い物が出来るという点があります。

 カード加盟店としてはこうした理由のほかにも、カード会社の加盟店になるべき大きな理由があります。それは、最近ではクレジットカードを持っていないお客のほうが持っているお客よりも少ない状況にあるということ。こうなってくると、カードで買い物をしたいと思っているお客様が自分の店に訪れても加盟店になっていなければ、そのお客様は加盟店になっている別の店で買い物をするかも知れないことになり、売上を落としていく可能性が出てくるということになります。こうした状況は店側としては絶対に避けたいから加盟店になることをお勧めします。

金融機能とは、店側の運転資金に係わる話で、カード会社の加盟店になると、販売した商品の代金をカード会社がまとめて支払いをしてくれるという、販売者側におけるメリットがあります。つまり、代金の回収不能というリスクから逃れられるということです。加盟店になれば、商品をクレジットカードで販売するとその金額に応じて一定割合の手数料をカード会社に支払わなくてはならないが、さまざまなリスクを考慮すると、そのリスク回避以上のプラス効果があるために、手数料を支払っても加盟店になる事をお勧めします。