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2017.5.26

ミートグッバイ

「痛風ですね」

 

ある日から右足親指の付け根が痛くて歩くのもままならなくなったので、久しぶりに掛かった医者に言われた言葉。

それに私は「ですよねぇ」という感想しかわかなかった。

 

私は 10 人見れば 11 人がメタボと断定するような体型であり、自分自身も生活習慣病になるのは時間の問題だろうなと思いつつも、グダグダと生活習慣の改善を先延ばしにした結果である事は明白であったからだ。

 

正直なところもう 2,3 年は余裕があると思っていたが、想像以上に自分の体は限界だったようで止む無く投薬治療をする事となった。

 

治療を開始してまず始めたことは 「プリン体を多く含む食品を取らないこと」 である。有酸素運動?(∩゚Д゚)アーアーキコエナーイ

 

プリン体を多く含む食事はざっくり調べた感じだと 「内臓」「乾物」「甲殻類」の三つ。
次いで貝類、一般的なお肉や魚介類等に続く。
内臓、貝、エビ等が好きな私がこうなるのは、もはや時間の問題だったと思う。

 

良い機会なのでとしばらくの間、肉無し生活を過ごす事となった。

 

食事習慣の改善で困ったことに、食べられないとなると物凄く食べたくなる。
行きつけの定食屋のレバニラ定食、エビチリ定食、唐揚げ定食と、食べてはいけないと思えば思うほど、記憶の中のレバニラ定食が無慈悲に生唾を湧き立たせるのだ。

 

それでも何とか昼食を山盛りのサラダバーや普段ならまず頼むことのない五目野菜炒めでやり過ごすのだった。

 

ちなみに私、好き嫌いはほぼ全く無く、酒も常飲する程ではないのが幸いした。

さらに、プリン体を抑制する食事を考えるのは少しばかり新鮮で、楽しかった。
対プリン体食品の筆頭としては海藻類、納豆、牛乳、野菜、そして卵。
この卵の存在が無ければ食事制限などは夢の又夢と言える。
夕食は山盛りのサラダにもずく酢、納豆、巨大な卵焼き、お蕎麦などを織り交ぜていた。
そしてなんやかんやで1ヵ月ほど経過し再検査をしたところ、元々 9.9 もあった尿酸値がなんと 6.7 まで下がった。

 

脳内でガッツポーズを取りつつ医者に 「下がりましたね (笑) 」と勝ち誇ったように言うと、帰ってきた言葉は

 

「脂肪肝と脂質異常症(高コレステロール血症)ですね。運動して痩せまましょう」

 

アーアー (∩゚Д゚) キコエナーイ

 

と言う訳で

 

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