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2017.3.6
課金方式の種類「都度課金」と「継続課金」って?
お客様から支払いを受ける事業を展開する場合には、どのように集金を行うかを十分に検討する必要があります。その際に注目すべきなのが「課金方式」。商材やビジネスモデルに合わせた課金方式を選ぶのが大切です。課金方式にはさまざまな種類がありますが、大きく「都度課金」と「継続課金」に分けることができます。それぞれどういった課金方式なのか、またどのような商材に向いているのかなどについてお伝えします。
「都度課金」とは
「クレジットカード払い」といって一般的にイメージされるのは都度課金だと思います。都度課金とは、商品購入やサービスの利用などのたびに決済を行う方式です。
例えば、ネットショッピングで買い物をする場合、商品を購入した都度、料金を支払います。商品やサービスを購入・利用する際に支払うケースを都度課金と言います。
都度課金は、実店舗やECサイトでの支払い方式として広く導入されています。商品やサービス内容によって代金が異なる商材、利用や購入などの支払いが不定期で発生する商材に適した課金方式だと言えるでしょう。
「継続課金」とは
不定期で支払いが発生する商材に都度課金が向いているのに対して、定期的に支払いが発生する商材に向いているのが「継続課金」です。
継続課金とは、あらかじめ設定した課金サイクルおよび金額で、定期的に決済が行われる方式です。
例えば、インターネットのプロバイダに対する利用料金などです。基本的に金額が固定されており、サービス内容が月ごとに変更されないケースなどに用いられることが多いです。
他にも、スマートフォン向けのサービス(映像・音楽配信、ゲームなど)や、各種スクールの月謝、不動産の賃貸料などの集金に適しています。
1ヵ月に一度、決められた引き落とし日に決済が行われる方式です。
定期的に支払いが発生する商材には継続課金がおすすめ
都度課金、継続課金いずれの方式も、さまざまな商材に幅広く利用できることがわかります。どちらの課金方式を採用するかは商材に応じて選ぶのが良いでしょう。
ただし、リピート利用につながりやすく定期的に安定した収入が見込める継続課金は、事業者にとってのメリットが大きい課金方式であると言えます。物販などで都度課金しか行っていない場合は、定期コースや頒布会などの形で継続課金方式のビジネスモデルを取り入れることができないか検討してみることをおすすめします。